原題:Charlie and the Chocolate Factory
2005年(米) 上映:1h45
監督:ティム・バートン
脚本:ジョン・オーガスト/ロアルド・ダ-ル(原作) 
出演:ジョニー・デップ/フレディ・ハイモア/デビッド・ケリー/ヘレナ・ボナム=カーター/ノア・テイラー/他

失業中の父、母、そして2組の寝たきり祖父母に囲まれ貧しいながらも幸せに暮らしている少年チャーリー・バケット。彼の家のそばには、ここ15年間誰一人出入りしたことがないにもかかわらず、世界一のチョコレートをつくり続ける謎に包まれた不思議なチョコレート工場があった。ある日、工場の経営者ウィリー・ウォンカ氏は、全商品のうち5枚だけに入っている「ゴールデン・チケット」を引き当てた者にだけ、特別に工場の見学を許可する、と驚くべき声明を発表した。そして一年に一枚しかチョコを買えないチャーリーも、奇跡的に幸運のチケットを手にし、晴れて工場へと招かれるのだが・・・。

ロアルド・ダールのロング・ベストセラー「チョコレート工場の秘密」の2度目の映画化作品。T・バートン・ワールドやJ・デップが好きという方はかなり楽しめると思います。

ビジュアルを始め、作品全体がT・バートン・ワールド全開です。そのため、監督の独特な世界観が少々苦手な私としてはイマイチ作品に入り込めませんでした。作品の作り自体が基本的に子供向け(作品全体がディズニー・ランドのアトラクションっぽい)というのもあります。

とは言え、良かった部分もいくつかあり、特にウンパ・ルンパ族のミュージカル・ナンバーのシーンは、当初は「変」過ぎて眉をひそめたものの、後半は次のが楽しみになっていました。また、J・デップのウォンカはかなりハマっていて、彼が楽しみながら演じているのが伝わってきました。

●関連作品● 
『夢のチョコレート工場』('71)

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