poster_l_s.jpg
原題:Assault on Precinct 13
2005年(米=仏) 上映:1h49
監督:ジャン=フランソワ・リシェ
脚本:ジェームズ・デモナコ
出演:イーサン・ホーク/ローレンス・フィッシュバーン/ドレア・ド・マッテオ/ブライアン・デネヒー/ジョン・レグイザモ/ジェフリー・“ジャ・ルール”・アトキンス/ガブリエル・バーン/他 

近々閉鎖されることになっている13分署での大晦日の夜。ローニック巡査部長と引退間近の老警官、警察には場違いにセクシーな装いの秘書アイリスの3人は、職場でささやかに新年を祝おうとしています。しかし、外が大吹雪になり、行く手を阻まれた囚人護送車が13分署で悪天候をやり過ごすことに。囚人は4人。そのうちのひとりはギャングの大ボス、ビショップ。そして深夜、彼らが収監されている留置場が何者かに襲撃され、やがて警官も囚人も、暴力には無縁の女性も、団結して戦わざるを得ない状況になっていく・・・。

ジョン・カーペンターのデビュー作『要塞警察』(’76) のリメイク作品。オリジナルが低予算のB級作品というだけあってすごく面白い訳ではありませんが、娯楽作品としてはまぁ合格。

本作はオーソドックスな警察サスペンスドラマでした。ストーリー展開は変化球がほとんどなしでずっと直球勝負。今時ホラー映画でもこれだけあっさり登場人物が次々と姿を消していくのは珍しいです。

キャラ設定はB級作品にありがちなステレオタイプのオンパレードですが、キャストは結構渋い面々が揃っています。B級作品ではお約束の意味ないお色気キャラのアイリス演じるドレア・ド・マッテオも、実はTVドラマ「ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア」でエミー賞を受賞している実力派です。

●関連作品●
『要塞警察』('76) オリジナル

"@ the Movies"
http://www.asahi-net.or.jp/~rn6d-hnd/
--------------------
■DVD■