原題:Star Wars Episode III - Revenge of the Sith
2005年(米) 上映:2h21
監督:ジョージ・ルーカス
脚本:ジョージ・ルーカス
出演:ユアン・マクレガー/ナタリー・ポートマン/ヘイデン・クリステンセン/イアン・マクディアミッド/サミュエル・L・ジャクソン/ジミー・スミッツ/クリストファー・リー/他

クローン大戦の勃発から3年、戦争自体は終結に向かっていたものの、依然としてジェダイの騎士団と分離主義者たちとの戦闘は各地で繰り広げられていた。そんな中、パルパティーン最高議長がドゥークー伯爵によって誘拐される事件が発生。しかしオビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカーの活躍によってパルパティーンは無事救出される。心の弱さを克服できないアナキンは、パルパティーンの真の狙いに気づかないまま、次第にオビ=ワンよりもパルパティーンに心を許すようになっていく。一方、そんなアナキンに不安を抱くパドメのお腹には彼の子の命が宿っていた・・・。

リアルタイムで体験した者として、28年前に始まったシリーズも遂に完結と思うと感慨深いものがあります。新三部作は本作に到達するために製作されたといっても過言ではありません。第1作『エピソード4/新たなる希望』('77) 公開後のインタビューでG・ルーカスがダース・ヴェイダー誕生の話を読んで以来、個人的にもずっと待ち続けていた作品でもあります。

ネタバレは避けますが、本作は『新たなる希望』へとつながる上で何が起こるかの「What」は大体予想はついていたので、どのようにしてそれが起こるかの「How」が見所です。

結果はと言うと・・・面白くないわけがありません。あっという間の約2時間半でした。新三部作の中ではダントツでNo.1、全6作の中でも上位に喰いこむ出来でした(最終的なランクは、まだ本作を消化しきれてないので保留)。

ただ、とにかく1画面の情報量が多いので、少々疲れてしまったのと、ラストがかなり駆け足だったのが気になりましたったけど。他にも、後に反乱軍の元となる組織の話がカットされたなど、「自分だったらこうしたのに」「もっとこうして欲しかった」と思うところは色々ありますが、とにかくサーガを上手くつなげたことは確かです。

●関連作品●
『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』('99)
『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』('02)
『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』('77)
『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』('80)
『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』('83)
『スター・ウォーズ/ホリデー・スペシャル』('78)
『勇気のキャラバン』('84)
『決戦!エンドアの森』('85)

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