原題:The War of the Worlds
1953年(米) 上映:1h25
監督:バイロン・ハスキン
脚本:バー・リンドン/H・G・ウェルズ(原作)
出演:ジーン・バリー/アン・ロビンソン/レス・トレメイン/ルイス・マーティン/フォバート・コーンスウェイト/ポール・バーチ/他

★アカデミー賞 1部門受賞★
特撮効果賞

火星が地球に大接近する1953年のある日、カルフォルニアの山中に真っ赤に焼けただれた隕石が落下。それは、高度な科学力を持つ火星人達の侵略の第一歩であった。隕石の中から飛び立つ円盤「ウォー・マシン」の熱光線の前に、人類は為す術もない。あわや地球壊滅かと思われた時、マシーンはなぜか次々と墜落する・・・。

シールドに守られて原爆にびくともしないし、最後は地球の細菌(=ウィルス)に侵されて自然消滅するところといい、『インデペンデンス・デイ(ID4)』('96) はこの作品のリメイクに違いありません。しかし、本作品が『ID4』と違うのは、『ID4』が「アメリカ万歳!」的作品だったのに対してこちらの方が全体的に宗教(キリスト教)色が強いということです。時代でしょうか。

45年以上も前の作品なのに、映像はキレイですし、充分に楽しめる作品です。続編として、35年も経ってTVミニ・シリーズ『新・宇宙戦争』('88)が制作されましたが、こちらの出来はイマイチ。

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■DVD■
宇宙戦争