こんばんにゃ紅潮まみ

明日から妊娠5ヶ月目、安定期に入りますママ

高橋ナナですドキドキ


土曜日の出版記念イベントに来て下さった皆さま、

日曜日のアップデート講座を受講されたSS生の皆さま、

ありがとうございましたスマイリー

そして、お疲れさまでした!!虹


皆さまとお話ができて、

とても嬉しかったです!!


そして沢山の、「本を読みました!」というコメントやメッセージ、

心から感謝しています!!!

本当にありがとうございますスマイリー


さて、

僭越ながらサインをさせていただいた方々には、

サインと共に、


Revolution
  ×
One love♥



というメッセージを書かせて頂きました。


今日はその意味を書きたいと思います。

長くなるのでお時間があるときにどうぞ。


これらは、

キューバとジャマイカを表すような言葉でもありますね!


まず、Revolutionとは、革命という意味です。

そして、革命と言えば、

この方。





革命家 チェ・ゲバラ。


俳優さんもびっくりのグッドルッキングですが、

激しい戦闘を戦い抜いた戦士であり、革命家です。

そして、25歳で医者になったエリートでもあります。





革命に1番必要なのはなんですか?

という質問に一言、


「愛だ。」


と答えた彼。





バカらしいと思うかもしれないが、

真の革命家は偉大な愛によって導かれる。

人間への愛、

正義への愛、

真実への愛。

愛の無い真の革命家を想像することは、不可能だ。



という言葉を残しています。


いや、この人、本当に凄いんです。

時代、国境、人種超えて今もなおリスペクトされているけど、

そんなの当たり前と感じます。


ジョン・レノンが世界一かっこいい男と呼んだ、

男も惚れる男です。


彼はキューバ革命を成功させた後も、

キューバのナンバー2という地位をポイッと捨て、

コンゴやボリビアに革命を起こしに行っちゃうんです。


しかも、

彼とキューバ革命で一緒に戦った主要な兵士達は革命後、

みんな国の大臣の地位に就いていたけれど、

そんな安定を簡単に捨て、

みんなチェ・ゲバラの革命についていって死んでしまうのです。


そしてすごいのが、

ゲリラ線をやっているとき、

その日の戦闘が終わると、医者である彼は、

自分の軍の兵士だけではなく、

なんと敵兵まで必ず治療したし、

捕虜として捕らえた敵兵のことも、

ものすごく丁寧に扱っていました。


革命後、チェ・ゲバラがキューバの大臣であったときは、

「労働奉仕」という名の今で言うボランティアに精を出していて、

毎週日曜日になるといつも、

サトウキビの刈り入れや、工場でのライン作業の労働、

道路を作るための土運び、建物のレンガ積みをやっていました。


実際に、

上半身裸でトラクターに乗って、さとうきび収穫してる姿や、

はた織り工場で一生懸命、糸を紡いでる映像が残っています。


あの物凄いカリスマ性と人気は、

ものすごい人格者であることと、

尋常じゃない愛がそうさせているのでしょう。


ドキュメンタリーで彼についてコメントしてる人達が、

男も女も、

見事にみーんな彼にメロメロでおもしろかった! 笑


そして、

One Love。


これはレゲエの神様、

ボブ・マーリーの言葉。

そのまんま、「一つの愛」という意味です。

(ジャマイカのラスタマンたちがよく使う言葉でもあります)





黒人、白人、黄色人種、

いろいろいるけど、

愛は一つだ。



という言葉を残しています。


image



この2人に共通するのは、

革命家であるということと、

とてつもない愛があること。


ボブはアーティストだけど、

ジャマイカでは政治にまで影響を与えていたし、

ギャングのトップ達も彼を頼っていた。


そして、遠くアフリカの国々の人々まで、

彼の思想が伝わっています。


あるアフリカの国で内戦があったとき、

ボブの歌は兵士達の聖歌となっていたようです。


その国にボブが訪れライブをした時、

聖歌としていたその歌が始まると、

会場の外にいた12万人の兵士達がいてもたってもいられなくなり、

柵を乗り越えて、ライブ会場に入ってきました。


そこで護衛のためか、催涙弾が撒かれたのですが、

バンドメンバー、観客、みんなが咳き込んで逃げ惑う中、

ボブ1人、何事もないように、催涙弾の中でずっと歌ってるのです。


ボブは全く状況に気付くこともなく、

全身全霊で、神がかったまま歌ってる。


しばらくして、ハッ!と騒動に気付いたボブの一言。


「これで誰が本当の革命家かわかったぞ!」


マジ、かっこ良すぎ 笑

これもしっかり映像が残っています。


ボブがある独裁国家に訪れた時、

国のトップの側近が、

「彼は革命家だから気をつけろ」と言っていたのも頷けます。


ボブの歌はスピリチュアル・ソング!

といっても、

日本人が思っているようなスピリチュアルでは全然ない。


本当に「スピリット(魂)」の歌を歌ってる!


ボブの歌を聴けば、

「スピリチュアル」の意味が、本当は、

オーラが見えるとか、前世がわかるとか、悟ったとか悟ってないとか、

そんなしょーもないことではない!

ということがわかるはず! 笑


最近、キューバ、ジャマイカ帰りだったこともあり、

ヒロルが2人のドキュメンタリー映画などを借りてきて観ていたの。


ヒロルが、あの2人、ナナとおんなじこと言ってるから、

ナナは絶対観るべきだ!と、熱心に言うので、

わたしもちゃんと時間を取ってじっくり観たんだけれど、

いや、わたしと同じとかいう以前に(それももちろん驚いたけど)、

時代も職業も国籍も人種も違うあの2人がまず、

同じことを言ってるのにたまげた!笑


やっぱり誰もがみんな、

結局同じところに繋がってるんだなぁとあらためて実感して、

すっごく嬉しくなった。


まさしく

ONE LOVEだね。


わたしがリスペクトする全ての人に共通することがあります。


それは、

愛が大きいのは当たり前なんだけれど、

気合いの入り方が尋常じゃないということ。


まず、絶対に、

「自分がどうなる」とか、

「自分が〇〇になるために」みたいな次元で生きていない。


自分が何者になるか?みたいな、

そんなちっさいことのために生きていない。


彼らは自分の未来なんて全然見てない。

世界の幸せしか見てない。

そしてそのために命をかけてる。


でも自分を犠牲にしたり、何かを我慢してるわけではなく、

ものすごい好き勝手やってる 笑


わたしはよく、講座でもブログでも、

「まず自分のために好き勝手生きてください!」

と言いつつ、

「自分のことだけ考えてるようじゃ、どうにもならん!」

と言いますが、

聞く人によっては、

矛盾して聞こえているんだろうな~、

混乱しているだろうな~と思うことがあります。


これは、

まず、

自分が何者かになりたい!とか、

年収1000万になりたい!とか、

夢を叶えたい!とか、

そういう次元、レベルのことを思いっきり、

悔いが残らないくらいまで、本当に思いっきりやり切ると、

いつしかそれに飽きてきて、

そのうち、

「自分のため」の、この「自分」の部分が、

「全体」と同じ意味になる時が来るんです。


好きなことを思いきりやらせて頂いたという、

この世界の全てに対する「有り難さ」と「感謝」で。


だからまずは、エゴ満たしが必要なんです。


ここを思いっきりやらないと、

次のゲームに移れないの。


人って、エゴ満たしが完全完了して、

そのキリのなさとつまんなさに心底気付くと、

「もう自分のことは充分やらせてもらった。

だからもう、わたし自身のことはお腹いっぱい。

ここから先は、

みんなの為にこの命を好きなように使ってくれ!」

ってなるんです。


何も願っていないし、

何も欲しがっていない状態です。


ただただ、

「わたしを好きなようにして!」

っていう、サレンダー状態 笑


そうすると、

天職みたいなものが勝手に割り振られ、

大きな流れによって、自然にそれをやらされるようになる。

そして、フロー状態に入る。


自我が邪魔しないから、

本当の役目が入って来れるスペースが、やっとできるんだね。


エゴ満載のときは、そういうものが入るスペースがどこにもないし、

例え運良く入ってきたとしても、

体の周波数が合わないから、

結局気付くことも、その仕事を実行することもできない。


ちなみにフロー状態というのは心理学の言葉で、

ゾーンとか、ピークエクスペリエンスと呼ばれることもあるけど、

忘我の状態、我を忘れた没頭状態のことを言います。


それまでは、

「自分」という言葉を、

「自分だけが」という意味で使っていたのに対し、

その段階に行くといつの間にか「自分」という言葉を、

「わたしたち全体」という意味で使ってることに気付く。


自分=全体であり、

全体=自分になる。


自分と全体の境界線みたいなものが消える。

分離が消える。

「自分」と「全体」が同義語になる。

「自分」と「相手」が同じになる。


そうなると、

自分のためにやることがそのまま、

全体のためになる。


その段階に来ると「好き勝手やる」ことが、

何故か勝手に全体への貢献となる。


そのとき、

神の意識が肉体を乗っ取ってる。


神の意識とは、

常に「全体で無限に豊かに栄え続けよう」とする宇宙の意識のこと。


だから、

「好き勝手自由に生きろ」

と、

「自分のことだけ考えてたらどうにもならん」

は、

一見矛盾して聞こえるけれど、

矛盾していないんです。


ただ、段階が違うと言うか、ゲームが違う。


あなたが好き勝手やるのは、

あなたのためでもあるけど、

全体のためでもある。


なぜなら、

エゴ満たしをさっさとやり終えれば、

違うゲーム、

すなわち、「全体貢献のゲーム」に入ることができるから。


やりたいことがあるのに、

いつまでも中途半端で、我慢したり、まだ自信がないとかいって、

そのエゴを満たさないでいることこそ、

一見謙虚に見えるけど、

超エゴ。

自分のことしか考えていないってことなんです。


あ、こんなこというとエゴが悪いみたいだけど、

全然悪くない!

エゴがないと体験ができないから。


わたしがいうところの

「好き勝手やれ!」は、

最初の段階の人には、

「さっさとやって終わらせろ」という意味で 笑、

次の段階の人には、

「それが全部、全体のためになるから」

という意味で使っています。



最後に、

「革命」とは、

古いものを一度全部崩壊させて、

新しいものを作ることです。


人間のエゴがいつしか消滅して、

自分自身がやっていることがそのまま神の仕事(全体を豊かに栄えさせる)になること、

その段階に入っていくことは、

全ての人にとって大きな「革命」だとわたしは思います。


そして革命には、

桁外れの愛と、

尋常じゃない気合いが必要。


この「気合い」という言葉を、

「とんでもない命の喜び」

「命の輝き」

と翻訳してもいいのかもしれない。


そして喜びとは、

この命そのもの。


気合を入れる!とは、

命燃やしまっせ!という意味。


そして、


革命





じゃ全然足りないの。


革命

×



なんだ!!!!


足すんじゃなくて、かけるの!!!笑


そんな願いを込めて、


Revolution
  ×
One love♥




と書かせて頂きました。


というわけで、超長くなってしまったけれど、

今まで言語化するのが難しかったことを、

2人のレジェンドのおかげでやっと言葉にできたような気がします。


あースッキリした!!虹


それでは、今日はこの辺でキスマーク