オートトレーディングルフトジャパン㈱ AT-1旭川神居店 社長のブログ
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トヨタ、欧州でHV車生産へ 小型車オーリス


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トヨタ自動車は17日、10年の年央から英国工場で、小型車オーリスのハイブリッド車(HV)を生産すると発表した。トヨタにとって欧州初のHV生産となる。電気自動車との間で環境対応車の主流争いが予想されるなか、トヨタはいち早くHVの世界的な生産態勢を整えることで、主導権を握りたい考えだ。



 英国工場では、オーリスと中型車アベンシスを生産している。両車種とも欧州をメーンターゲットに据えた車種だ。しかし、欧州市場では有力メーカーがひしめき、販売が低迷。08年9月以降、オーリスの生産ラインを昼夜2交代から昼だけの勤務に変更して減産。1~5月の英国工場の生産台数は、前年同期より6割近く減った。


 欧州の環境対応車の主流はディーゼル車だが、トヨタは強みがあるHVを中核に据える方針で、第1弾としてオーリスのHVを投入する。それによって英国工場の稼働率も高まり、雇用を維持する。



 欧州以外の地域では、05年から中国の長春工場でプリウス、06年から米ケンタッキー工場でカムリのHVを生産。今月末にはタイのゲートウェイ工場、10年初めには豪州工場で、それぞれカムリのHVを生産する予定。これに欧州を加え、10年代の早い時期にHVの年間販売を100万台とする目標の達成を目指す。



 一方、HVを生産する海外の工場は、基幹装置である電池を含むハイブリッドシステムを日本から持ち込み、現地で車体に組み込んでいる。技術の流出を防ぐ観点に加え、関連する部品メーカーが海外展開していないという事情があるためだ。



 ただ、こうした持ち込み方式は、為替変動の影響を受け、基幹装置の輸送に時間がかかる分、需要動向の変化に即応しにくい欠点がある。トヨタは当面、持ち込み方式を続ける方針だが、社内には異論もある。欧州でのHV生産開始を機に、基幹装置の現地生産化へ向かう可能性が高まりそうだhttp://www.asahi.com/business/update/0717/NGY200907170021.html

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