ひとりごと-モモ


幾度となく雑誌で紹介され、数年前から気になってたミヒャエル・エンデの「モモ」


何年か前に購入しようとした時、「児童書」の文字を見て、買うのためらってしまいました。
小学校高学年向けの本、いわゆる童話?、ファンタジー?・・・、だったら、まだいいかなって。



あれから何年くらい経ったでしょうか・・・
古本を購入する際に、一緒に買ってみました。

で、先日、ようやく読了!∠( ̄◇ ̄)



読み終えてみれば、なるほど高学年向けってのも頷ける。
しかし、最初から中盤にかけては、大人の方が考えさせられる所も・・・

人と個性
今の生活・仕事・家庭
時間とお金
過去・現在・未来
情報の真偽
満足・不満足
・・・なかなか深い。


現在の日本、自分に置き換えながら読むと、何か気付く事が出てくるなぁ。
だから、幾度となく大人向けの雑誌上で紹介されてたのでしょうね。
 ・・・しかしこの本、小学生ではどう感じるんだろう???



話の中で「無駄な時間」と思われる時間を取られてしまい、ギスギスした生活に陥ってしまう人々が出てきます。

無駄と思ってた時間を意識してみたくなりました。

無駄な時間って、ほんとにムダなのでしょうか?
無駄な時間があるからこそ、無駄な時間を過ごしたからこそ、
分かった事、出来るようになった事もあるはずです。

無駄な時間やクダラナイ事は、生活に余裕・ゆとりを作ってくれる大切な時間でもあります。

ひとりごと-無題




少し時間が空くと、携帯・スマホ・パソコン・テレビなどに手が出てしまいがちな現代・・・
この時間をちょっと減らして、何もしないでいたり、周りを見渡したり、ボ~と空を見上げたり、
意識して「暇」を作ってみるのもいいかもしれません。

特に、歩きながらの携帯・スマホ!
その時の姿勢は、下を向きながら歩く「うつむく」カタチ=「鬱向く」のカタチ。
あまり、身体や脳に記憶させたくないネガティブな姿勢ですから・・・




    


 (^O^)/~~ see you ! ぺこ
$ひとりごと-バナー