無登録で海外ビジネスへの出資金を集めたとされる金融商品取引法違反事件で、カレーチェーン店運営会社が月刊ビジネス誌を通じて投資を募っていたことが5日、警視庁生活経済課への取材で分かった。
 生経課は同日、同社や同誌出版元の関係先を家宅捜索し、運営実態を調べている。
 同課によると、捜索を受けたのはカレーチェーン店「バルチックカレー」を運営していた東京都港区の「バルチック・システム」(解散、吉野幸則社長)と同区の出版社「あいであ・らいふ」(破産手続き中、嘉藤慎哉社長)の関係先。
 同社は月刊ビジネス誌「頭で儲(もう)ける時代」を出版。2008年5月発売の臨時増刊号でバルチック社による重油輸入ビジネスに関する記事を特集した。
 嘉藤社長が記事を執筆し、「年間配当78%が可能。もうけの方程式に乗らないか」と宣伝。1口50万円、限定180口の募集で、配当は年1回、5年後には元本も償還するとしていた。 

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