『秘密のたからばこ』に一也とさゆみがおみくじをひく場面がある。
あたしもさ、忘れもしない事があったのを思いだしたの。
おみくじってさ、どぅ?
神社とかに行ったら必ず買うんだけど…。
二十歳すぎに四国のとある神社にておみくじをひいたんだよね。
気になる相手…彼も当時はいたんだけどさ。
恋愛の所の文章が忘れもしない内容だった。
あたしは気になって、気になってドキドキしながらわくわくしながら見たの。
分かる?この気持ち。
『あきらめなさい』
この一言。 本当にこの一言。
えっ? えぇぇ~~!!!?
かなり直球喰らいました。
オブラートにさ、何かさ…包んでほしかった。
ヒドーイ! って思ったよ。隣に兄がちょうどいたんだけど……固まってるあたしが気になったらしくそのおみくじをチラミしたの。
当然 爆笑! Σ( ̄□ ̄;)
それ以来恋愛の所はある意味ドキドキしながら見てる。
当時はそれでもお付き合いしたんだ。。。でもね、長くは続かなかった。かなり泣いた恋愛だった。
あのおみくじ、当たってたんだね。神様の忠告を無視したもん。
あんな直球な内容のおみくじ見たことないんですけど…。あたしの周りに聞いたけど、どうやらあたしだけらしい。
まぁ、今となっては笑い話なんだけどね。
この『秘密のたからばこ』は、本当に不思議。自分の過去の事を思い出させてくれてまた考えさせられるんだよねぇ。良いことも嫌なことも。普通、本を読んでも、ここまでならないんだよねぇ。