昨、日曜日は早朝小雨が残って居たため、遅い散歩スタートでした。
玄関先にセミがお腹を出してひっくり返っています。
死んでいるのか?と思って手に取って表に返すと・・ジジジ・・
今の時期、散歩に出るとしばしば、見掛けます。
そのまま放置しておくと、やがて干上がって絶命してしまうでしょう。
セミは樹木に卵を産み付けると、約1年かけて地中に潜り、
それから、約6年地中で、根から樹液を摂取する?などして、
長い幼虫段階を経て、7年目くらいの夏の夜、地表に這い出して
周囲の植物の葉裏、などで脱皮、羽根が乾くと、やっと成虫になる
のですね。
桜の木の周り、セミの這い出てきた穴の数を調べたら80以上ありました。
この桜に止まっていたアブラゼミが3匹。
昨年は、1本の桜の木に30~50は止っていたので、
さて、冒頭の、ひっくり返ったセミなんですが、民家の庭先、
公園の外縁部などから、飛び出して、電柱や、壁などの人口物に、
止まろうとして、足の爪が引っかからず、落ちてしまったのでは・・
羽根を下にして倒れたら、もがいても起き上がれないのですね。
樹間であれば、着地し易い、足の構造になっているのですが・・
コチドリのように、天敵が近付いた時、自分に注目させて、
巣の卵や、巣立ち雛を守る、偽傷行為とは違って、死んだ振りして、
天敵に目立たないようにして、自分を守るのでしょうか?
それとも、この姿勢では気絶状態なんでしょうか?
起こしてやると、大半は飛び去って行きます。
昨日は5回蝉命救助をしました。
公園内では、毎朝一つのエリアで、30~50羽のムクドリの群れが、
桜の木の周りを中心に、セミ探しをやっていて、1羽がセミを咥えると、
数羽がそれを奪おうと寄って来て、あちこちで小競り合いになっています。
人が近付くと、一斉に飛び立って、桜の枝に止まり、今度は枝や幹に
止まっている、セミを捉えたり、飛び立って行くセミをフライングキャッチ
したりします。
今年のマイフィールド、セミは穴から出る前後、羽化前後・・
鳴く間もなくムクドリに捕食されてしまっている模様です。
帰路道路にひっくり返って、もがいているカブトムシを発見。
カブトムシもセミと同じで、こうなると自力では、中々返れませんね。
あくる日孫娘が遊びに来ることになっていたので、捕獲して
100円ショップで虫かごを買ってきて、キュウリ、バナナの輪切りを、