以前の「ございます」に見る瞬間疲労と瞬間休息etc... | 飛鳥カナ配列 ☆未来の子供たちへの贈り物☆

以前の「ございます」に見る瞬間疲労と瞬間休息etc...


もう少し時間があるので、言い切れていないことを追加します。

時間が限られているので、似た内容の繰り返しがあったりと読みにくいと思いますが、
興味のある人は読んで下さい。

項目作ったり字を大きくしたりも時間が掛かるのでできませんが。。


でまず、「ざ」をQ裏からV逆に移動したことで、経済とか財政とか星座とか斬新
左中下段のカナと右の「ん・い」との交互打鍵がスムーズに速くなることは書きました。

でも、問題の「ございます。」がとてもスムーズに速くなったことは余り詳しく書いていませんでした。

でも、これ、スムーズなんですよね。やはり、「ござ」の右シフトの連続が利いています。

大体、「しません。でしょう。ください。」などの頻出する文末がタタタタタっと素早く打てるのは
速さというより、打鍵の心地よさを増すことで思いのままに文章を書くことでは重要なんですね。
「しません。」は「ませ」でシフトの連続なのがスムーズな原因になっています。後は、アンシフトが
殆どだったり、交互打鍵が中心だったりして打ち易いのです。

でも、以前は「ございます。」が速く打てませんでした。

どうも、「ござい・ます。」と「ます。」の直前で一旦打鍵が途切れるんです。

これ、おかしな話です。だって、358だって「います。」の運指は変わらないからです。
それに「ござい」までが交互打鍵なのも変わっていません。

なのに途切れるのです。「下さい。」ほどではなくても、やはり「ございます。」は
スムーズに打ちたいのに運指が大袈裟で休みが必要みたい何です。

そもそもQ裏の「ざ」というのは、左手ということもあって、ちょっと打つのが大変なんです。

でも、「ござ」までで大袈裟な打鍵は終わっているので、超頻出なこともあって
素早く打てる筈の「います。」が「い・ます。」と打鍵が途中で途切れることの
説明にはなっていません。

と、ここで新しい概念が出てきました。。。それは。。。。

「無理な打鍵がその後の打ち易い打鍵の連続を妨げる」ということです。

つまり、「ござ」までで疲れ果てると、「ござい」で一旦休みたくなるのです。

これは、指または神経が疲れているからということしか、原因が見た当たりません。
Q裏の「ざ」自体は打ち難くても「ござい」までは交互打鍵だから速くは打てるのです。

つまり、打鍵では「10分打ったから疲れた」というような、普通の意味での疲労とは
異なる「瞬間の疲労」があるようなんですね。

数打鍵で疲れるのですから、皆さんが普通にやっているように、百字程度の文章を
三十秒とかで打って、「です。」で終わって数秒休むような疲労とも違うものです。

コンマ何秒で指や神経が瞬間疲れてしまって、一区切りが付く前にコンマ何秒か
休みたくなるという、細かい単位の疲労と休息です。

この現象を、私は今こう名付けてみます。

「指の瞬間疲労と瞬間休息」

つまり、以前の「ございます。」だと、本当は発声と同じで連続して打ちたいのに「ござい」
までで瞬間疲労が生じ、「ます。」の前で「瞬間休息」が必要になってしまうのです。

これが今では、「ございます。」は「ください。/でしょう。」と同様に
途中の一休みは不要で打ち切れるようになれたのが実感できます。

でも、いくら「ございます。」が頻出だと言っても、それは一文書一つか二つ
あったりなかったりするだけなので、時間当たりコンマ何秒の節約に過ぎません。

(大河ドラマの脚本家なんかは「~だったのでございます。」とか多用しようですが。。)


問題なのは厭な、発声とは異なる打鍵がなくなることがもたらす打鍵の快感なんですね。

また、「ございます」とは別に、数分で一回くらいは出てくる「ざ」自体を
打つのが楽になるのが本当は大きいのです。

で、前世紀何故私は「ござ」の位置をあのようにして、また八年近くそれを変えなかったのでしょうか?

@Qの裏同士という手の形がm(_ _)m に似ているからと前に書きました。

で、これは「ござ」の位置の「覚えやすさ」を意識したとも言えます。
また、「さ」を;裏に持ってきたことも、「さざ」の小指裏同士という
対象関係を意識したもので、これも覚えやすさを意識したものと言えます。

でも、覚えやすくしたら「ございます」とか経済財産とかが打ち難くなってしまったんです。

今の「さざ」はシフトの連続は利くとは言え、;裏とV逆と清濁の組としては
位置の関係が薄いものになってしまいました。

以前は「ございます」の「ござ」の指対象で覚えた「ざ」の位置は、
こんどは右シフトの連続の「さざ」の組で覚えるといいかもしれません。

でも、「サザンって何?」って言う世代が出てくるだろうし。。(^^;;

あと、上に出した連接以外にも今、福田さんと党首会談中の小沢さんや、
公明党の元トップの神崎さん、宮崎県や金沢市なんかの「ざわ・ざき」
連濁の異シフトの小指連打が解消されたことも繰り返しておきます。


で、ここでyfiさんがよく書かれている「カナの清濁の組の位置を関連づけて覚えやすくする」
ということについて、触れざるを得ません。

まず、2~3音の漢音的に考えると、清濁音が同じ側にあるのはいいことです。

「さざ」を例にすると、両方とも左に置くとして「さん・ざん・さい・ざい・さつ・ざつ・さく」
のように「んいつく」とは交互打鍵になります。複数音の最後に来て左にある「うちき」とは
漢音を「さざ」は作らないので、複数漢音の立場では都合がいいのです。。

ですから、理想的には清音と濁音は同じ側にあるべきだし、また「ひび」で言うと
「ひびく・ひとびと」のように連続したり繰り返したりするので、段も同じことが
好ましいのです。シフトも同じ方が好ましいのです。

飛鳥では、これに当てはまる清濁音の組は「きぎ・こご・すず・せぜ・そぞ」となります。
これがあるので「企業・今後・涼しい・精々/戦前前線・鈴木・想像・今後」なんかの
運指がいいのです。覚えやすさにも貢献できます。


でも、これが実現できているのは、20組の清濁音のうちのたった五組です。

カナの位置には、それ以外にカナの頻度が求める位置、頻出する単語や表現の
運指を良くする都合、それにそもそも漢音中心で配列しようとしても、「んい」が
右にある以上、左に来てしまうカナが多くなって右が空いてしまいますから、
元々「漢音の交互打鍵中心」の清濁近置は不可能なんです。

それに、大体日本語は漢語だけでできていないので、それ以外の部分での
色々な言葉や言い回しの方を打ち易くすることが重要です。
それから、特に右ではアルペジオが速いとか色々ありますしね。

ですから清濁音の組を全て同じ側に置こうとしたら、打鍵が遅くなるし指にも
辛い配列になってしまうのです。

それに確かに作る立場としては「ひびせぜただきぎ」のような特徴的な清濁音の
組の位置は覚えやすさに貢献すると考えることはできます。

でも、本当でしょうか?

それは、清濁音が似た位置にあるべきだしあるはずだと考えている人なら
そうかも知れません。しかし、元々そんなことを期待していない人なら
一個一個別々に覚えようと思うので、関係ないのです。

つまり、清濁音が似た位置にあることは配列表でカナを探すという
ごく初期で、「配列表を目で見て」探しやすくなるだけです。
タッチタイプとは無関係の世界です。

そんな初期の練習中に「目で探しやすい」というメリットのためだけに、一生打ち
難くなったり指を痛めたりするというのはまずいんじゃないでしょうか?50音の
ナラコードと対極の位置にある飛鳥には、とても適用できるものではありません。

飛鳥はQWERTY配列と同様「バラバラ配列」と最初から考えて
覚えて貰った方が、失望がないのでいいでしょう。

覚えやすい組は最初からゴチャゴチャ例外だらけなのを私が言うより、
それを自分で見つけて面白がって貰う方が、安全だと思うのです。

以前にも書きましたが、私は15年JISカナで打ってきて、あれが
横に「あうおやよゆ」が並んでいること、縦に「たちつてと」と並んで
いることに気付きませんでした。

英文のQWERTY配列の体験で、配列はアルファベットや50音とは無関係が当たり前
と思いこんでいました。カナの位置を一個一個バラバラに指に覚えさせていった
ので、JISカナに50音の規則性が半分くらい?あるなんて全く気付きませんでした。

最初から、配列表の紙を目の前に貼って求めるカナを探しましたからね。

眺めるためではなくカナの位置を探すための配列表なので
規則性を探そうとか夢にも思わなかったのです。

QWERTY配列と同様「バラバラ配列」だと思っていれば、清濁音にだけ
苦労して規則性を与えても、学習者は気付かないのです。

まあ、飛鳥の規則性は何万字とか使わないと説明できません。
しかし、そんな規則性の理屈は無視して実際に96個の字の位置を
指に覚えさせて打っていくと、「何だか分からないけど打ち易い」と
なるので、それでいいんだと思います。

そもそもタッチタイプでは、どうせキーボードを見ていないので
打ちたいカナと指の運動が一対一で対応するまで覚えたら、後は
文章を打つだけです。カナの規則性なんか観察したって、速く
打てたり間違えず打てるようになったりしませんから。

結局、タッチタイプでは配列は「無連想」しかないんだと思いますよ。

連想しやすいように並べたら、却ってそれに頼って指にしっかり
覚えさせる気合いがなくなってしまいます。

連想で思い出しやすい配列にしたところで、それは打ち難くなるし
肝心の覚えやすくなるかも疑問なんです。

だって連想で数秒掛けて思い出す癖を付けると、キーボードでカナ
や英字を探す人と同じで、いつまで経ってもカナの位置をしっかりと
確実に覚えられないようになってしまいます。

ですから、やはりナラコードのように完全な規則性を持たして運指なんてなんの
その、キーボードの「刻印を目で探して」指一本で打つことを前提としない飛鳥
では、50音的な規則性は「ない」とユーザーは思って練習するのがいいのです。

飛鳥理論的には別の意味で50音的規則性はあるのですが、ややこし
すぎて誰も分からない。。(^^;;

つまり、飛鳥に規則性があっても、それはとても複雑な飛鳥文書になるので、
飛鳥は「バラバラだからこそ打ち易い配列なのです」と言い切って、カナ
の位置を推測しない習慣を付けた方が、結局速く覚えられると思うのです。

まとめると、タッチタイプでは字の位置とそこを叩くという
指の運動が一対一に対応すればいいだけなので、表面的規則性
は期待しないで練習すべし。」でいいんではないでしょうか?

多分、普通の人に飛鳥とかえであすかの配列表を並べて見せても
飛鳥の方がバラバラだと気付く人は少ないはずです。
両方ともバラバラと思うでしょう。

濁音に関連性があると気付いても、実際の打鍵では清音が九割ですから
多数派の部分に50音的規則性がないと、逆に不満が募りそうですし。。。
「アウエオが左なのに何でイだけ左なのか?覚えにくい!」とか 文句
言われそうです。

つまり、規則的にしようとしたらナラコード的に徹底的に
50音順にする。タッチタイプはしないことを前提にする。
カナの数が多くなると探しにくいので、濁点半濁点は
別打ちにする、とどんどん非効率な配列になってしまいます。

それでも年寄りはいいのですが、若い人がそんな悪い打ち方を
身につけたら、タッチタイプへの移行の壁が不当に高く思えて
しまい、チャレンジする気にならないでしょう。


ということで、効率的で楽しい打鍵を目的にするのなら徹底的に
バラバラでいい。目で探さないタッチタイプが前提。
とういうことでいいでしょう。

勿論、上は英字の位置をしっかり指が覚えている、ローマ字(あるいは英文)は一切
キーボードを見ずにタッチタイプで完璧に打てるレベルが前提になっています。

誰でもがタッチタイプの独学は無理ということはあるので、それなりの教育が
将来的には必要になってくるんですが、それはタイプライタ教本を丸写しして、
数年前飛鳥スレに載せました。

興味のある人は、探して読んで下さい。。W

繰り返しますが、タッチタイプでは一旦指がカナの位置を運動として
覚えたら一切キーボードを見ません。
目の見える人は最初は配列表でカナを探しますが、それだって盲目だったら
目で見ることはできません。でも、「ん」はJ表とか一つ一つテープの声で
覚えることができます。英単語なんかと違ってたった96個しかないんですから。

目が見えなかったら配列表も見えないので「さざ」の組は全く独立させて
別に覚えるのに何の不満もないでしょう。
健常者の中には「視覚」があるために、ついつい目に頼ってしまい配列表や
刻印に頼って、いつまで経ってもタッチタイプに進めなくなる人がいるのです。

でも、盲目の「サイトメソッド使い」なんているはずないですから。。

要するに、清濁同置とか似た位置とかの覚え易さは視覚的なもので、
実際の打鍵で使う「指の感覚」とは関係ないのです。


あと、yfiさんがすぐマイナーな濁音をすぐ忘れるのは、端から「覚える気がない」
からだと塾教歴が長い私は、今確信しました。

学校の暗記物なんか、テストの成績悪くありませんでした?

私は、そういうのは結構得意でさっさと覚えてさっさと忘れたものです。
あれ、「うだうだ理屈言う前に口で覚える」だけでいいんですよ。

忘れたら困る英単語とかは口で繰り返し言ったり、例文を頭で作って
口に出して言ったものです。

語源とか理屈で覚えようとすると、数が多いからそれ自体を覚えるのが
大変になってしまうので、子供と同じに繰り返し聞いたり口に出したりして
覚えました。要するに英単語も「日本語英語の一対一のクソ暗記」に徹する方が
身につくんです。一万以上の単語でそれをやる英語に比べて96個の飛鳥なんて。。。。

暗記がそういうものだと納得させれば、大体の生徒は成績上がりましたしね。

暗記物なら口を動かして覚える、カナの位置なら指で覚えると、この
二つは両方とも運動にして覚えるのですから、似てるんですね。

yfiさん、どうも「間違った覚え方をしててそれを変えようとしない」
という、たまにいる頑固な生徒を思い出させます。

英語とか歴史とか、ノートに沢山書いて覚えようとしたり、理屈を
考えて納得しないと覚える気にならない生徒ですね。

でも、それって字が上手く速く書ける練習にしかならないんです。

と、口でしか暗記物を勉強したことのない私の字は下手過ぎて
遅すぎるんですがね。。(^^;;

あと、配列表を見なくても規則性を持たせれば探せるのは「ザはサの濁音だから
大体サの付近」と色々打ってみて、シフトも変えて「出た!」ということを
探せる=覚えやすい ということなのかも知れません。

でも、そんな「打っては消して探し当てられること」なんか
配列では全くメリットじゃないと思うんですよ。

滅多に出ない小文字でも記号でもたった96個しかないのです。

ここは一丁気合いを入れて小学生並みの努力をして最初の一週間とかで完璧
に覚えてしまった方が方が結局手っ取り早いと思うのですが、如何でしょう?

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で、ここからは飛鳥スレを見てリアルタイムのローマ字で打つこととします。

あと、飛鳥スレでバージョンアップが多いのをいまだにゴチャゴチャ言っている人がいます。

まるで、お金でも払って旧版の飛鳥を買ったような勢いです。

車なら、百万以上出してそれでもモデルチェンジしたら自分のは旧式になってしまいます。
それでも文句を言う人はいません。
もし、言ったらそれは「地球は自分を中心に回っている」と信じている天動説人なので
誰も相手にしません。

でも、飛鳥に新盤(アホなMS-IMEには旧版も新版もないから、今後はないものは修正しない)が
出たことに文句をいっている人のレスは、結構同意のレスが付いているから不思議。。。
自作自演?

車と違って配列なんて古いのを使い続けたって、古い車と違って誰も分からない。
効率も1%も変わらないって、繰り返し言っているのは分かっているらしいのに、
まだそれを書くアホ。。。

飛鳥に文字通り命を掛けたのは、最終的には数百万とかに使ってもらうためで、今飛鳥人になっている
人がいる事は大切だけど、ターゲットの0.01%とかの割合。要するにただ乗りのテスター。

それに、吸盤の試作品でもタダだしレポートを書く義務もないんだからラッキーと思って、
新盤に変えるなりそのまま使い続ければいいのに。。

タダで使って、それで文句とか偉そうに書いてる椰子なんかに飛鳥を使って
貰いたくないよ、ったく。。
高い金でも払って使っている客にでもなったつもりで「使ってやってる・ユーザーに
なってやってる」みたいな神経って信じられない。。。ギザうざい。。

(って、初めて使いました。。。W 濁音の連接はギザ珍しいから逆にインパクトあるんですよね)

自分中心の、「自分はもう覚えたんだから変えるな」というのは99.99%の将来の
飛鳥人が少し打ちやすくなることを無視する天動説的意見だから、普通の神経を持って
いたら恥ずかしくて書けっこない。

それが書けるようになった今の日本って、「恥の文化」が絶滅している証拠で嘆かわしい。

向こうみたいに「神の存在」があって、神にどう思われるかで行動の規範にするって文化でもないし。。。。

と、最後にローマ字でぼやいてみた。。