入力革命同士をオルぐってみるテスト | 飛鳥カナ配列 ☆未来の子供たちへの贈り物☆

入力革命同士をオルぐってみるテスト

尚、「オルグ」は死語になっているので、若い人のために
広辞苑の「オルガナイザ」の項を少し変えて解説します。

オルぐる(または、オルぐ・オルグする)
未組織の労働者・農民など大衆の間に入って組合や政党などを組織すること

オルグ オルグする人
    両者とも、一般に赤軍とかオウムとかアブなくて
    マイナーな組織について、より多く使われた

また記事の最後の部分を読まないと、このタイトルは意味がピーマン
(死語ついでに使ってみました!)なので、今は気にしないでください。

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ここで、リアルタイムのローマ字打ちで一つ挿入します。
ここまで、自転車を漕ぎつつ考えていたのですが、速さと楽さについて
前回600行とかで書いたのを一行で済ます手を思いつきました♪~

それは、少なくとも親指シフトでは
「速さと楽さは同義である」

ということでした!他の入力法でも同じ臭いです。

でも、前回のあの努力は何だったんだろう。。。W
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この記事は、yfiさんの■飛鳥カナ配列について、感じたこと。(リンク
という記事へのレスとして書き始めたものです。


>>
 毎回思うのだけれど、「Rayさんが飛鳥をよいと思う理由」と「私が飛鳥を良い
 と思う理由」には、だいぶ違いがあるような印象を受けるんですよね……。

 Rayさんの印象としては、今までの開発手法を拝見する限りでは
 「速く入力できることを意識して」設計していて、あとから(後年になって?)
 「指さん」が「楽じゃない運指が来たときに悲鳴を上げる」ことで補正して
 きたのではないかな……というふうに感じました。

 配列が収束に向かうにつれ、「アタマ」と「指さん」両者のギャップが
 埋まってきて今の形になった……とすれば、Rayさんが特に「試行錯誤と
 工夫の成果として得られた速さ」について優先して言及される姿勢という
 のは、こういう過程だと想定するととても自然なことだと思います。
>>


作者とユーザーという立ち位置の違いを除外して「よいと思う理由」
と同列に論じるのもおかしいのですが、それは置いておきます。

でも、あのyfiさんにしてこの誤解は何なんだろう?と、考えてみました。

それは、私が初めのうちは「速度」を最優先にしていて、最近
になって打鍵の楽さのことも考え始めているという「誤解」です。

だって私が一番沢山書いてきたのは、「指の負担・大量打鍵時の腱鞘炎の防止」
の筈です。「筈」というのは、自分の書いた文章から何が一番多いのかを確認
するには、自分でもうんざりする量の長文を全部読み直して、何を一番多く書い
ているかを抜き出して、文字数を数えないと本当には分からないからです。
そんなこと、何日掛かるか分かったんもんじゃありません。

でも、感覚的な実感では、どう考えても指の負担の問題(=楽でない打鍵の撲滅)
に対する言及が一番多いと思うんですよ。運指も多いですね。速さは、前回長い
のを書きましたが、そんなに沢山書いていませんよ!

以前も書きましたが、飛鳥でややこしいのは私が「Cが大切」と一万字とかで書くと、
分量のせいか、私が「Cが『一番大切』」と言っていると思われることです。

しかし、それよりずっと頻繁にAやBが大切という文章を沢山書いているんですね。
でも、人は最新の印象を優先し勝ちなので、この種の誤解が生まれるんです。

昔のHPでも分かると思いますが、飛鳥のメリットを「速い」ことだとは、それほど
前に押し出していると捕らえられるような書き方はしてないはずなんですがね。

HPでは「指さん」は登場こそしませんが、「飛鳥は指が頭に考えさ
せてできた配列です」のように、指さんは開発開始当時からいました。
「指さん」と擬人化した文章を書き始めたのが「最近」なだけです。

確かに、前の記事で「私が飛鳥を作り始めたのはJISカナが
遅くて思考速度に追いつかなかった」と書きました。

しかし、それ「だけ」がきっかけなんじゃありません。
前の記事の題材が「速度」だったから、それについて書いただけです。

「ただちつっゃゅょを」を初めとする弱い左小指の負担のため
に、指が痛くなるのに辟易したいたことも大きな理由です。

ただ、yfiさんがあの誤解をするのには理由があります。

それは、指の負担の問題に対する言及が最も頻繁に登場するのは
配列変更したときの「言い訳記事」の中だからです。

しかし、290で満足しているyfiさんは、そういう記事は斜め読み
程度しか、きっとしてないんですね。

何しろ、yfiさんは「自分には頻繁な覚え直しは無理」と
最初から決め込んでいるので、新しい配列で打って配列
変更の理由の文章を理解しようとはしないんです。

「理解しようとしない」と言うより、変更部分を打ちながら
読まないから、書いてあることが頭に入ってこないのです。

本当は、yfiさんはあれだけの記事を書く人ですから、
覚え直しなんて慣れれば何でもないはずなんです。
でも、きっと覚え方が悪いんです。

私が得意な対面授業をさせて貰えれば、十個程度の変更は
一日も練習すれば慣れる術を伝授できるのですが。。


まあそれはともかく、yfiさんは私の配列を変えた時の
言い訳の記事をまともに読んでないし、自分は最初から
290を続ける積もりなので、どうしても更新の言い訳
なんかに興味が沸かないのです。

ですから、そういう記事に沢山書いてある指の負担の
問題のことは、印象に残らないのです。

で、「速度以上に指の負担の問題を沢山書いていると」と上で
私が書いたからと言って、速度・指の不適当な負担「だけ」が
私が飛鳥を作り始めた理由でもないんです。

あと、打鍵範囲が広すぎて打鍵に気を取られて内容に集中できない
とか、そもそも小指のシフトが遅くて辛すぎるとか、打鍵と発声が
全然一致しないとか、メジャーな単語や言い回しごとに運指を設計
すべきとか、重要な問題はもっともっとあります。

つまり、私は飛鳥を作り始めた当初から、15年のJISカナ
体験と、その二倍くらいある英文タイプの体験から、日本語
入力で問題になる様々な問題を「一挙解決」しようと思って
いたんだと思います。
何たって、開発当初から敵は鬼畜米英。。じゃなくって、英文タイプなんですから!

141Fさんの言うように志が高いというか、分不相応な
目標を置いて、ドツボにはまってきたと言うか。。。(^^;;

しかし、その時々によって指の負担の問題が出てきたり
ある文字列で速度が出ない問題(=運指が悪い)が出てくる
ので、そういうときはそれに関係したことを書いてるんです。

で、上で私は今回の誤解の原因は「yfiさんが私の配列更新記事
をまともに読んでいない」からだと、yfiさんが悪いような書き
方をしました。

でも、これ、フェアじゃないんですよね。

だって私が普通の人だったら、ブログにこうして長文で書
き殴るんじゃなくて、それだけの手間を掛けるんだったら、
HPに項目を分けて、見やすいように書いてそういう誤解が
生じないようにするでしょうから。

じゃあ、分かりやすく整理しないで書いている私が悪いんでしょうか?

ネットができないという私の事情がなかったとしても、
それもまたフェアじゃありません。

だって、その種の自分には何の発見もない仕事、私は大嫌いなんです。

大体、「見やすく整理する」ような仕事は本や雑誌だったら編集者の
仕事です。
誰かが言ってましたが、「きゅうぎょうびょう」?とか間違えている
のを見つけて直すのは、編集者の仕事でさえなくて校正者の仕事です。

皆んな、給料の出る仕事でさえ何人もで手分けしてしていること
を、一人でタダでやっている私に何でも期待されても困ります。

まあ、確かに普通の人だったら長文書きは半分に押さえて、
残りの時間でHPにしたり画像を作ったりするんでしょう。

しかし、飛鳥が今あるのは、私が「普通の人ではない」からです。
片寄りに片寄った人間だからです。

大体、私が長文を書かなかったら、大量打鍵字の指の負担の問題
は出てきませんし、思考と打鍵の一致の確認もできません。

勉強だったら、私は平均点が80点の優等生じゃなくて、
英語と国語だけは100点というか先生以上、他の科目
はボロボロで平均点40点の生徒のようなものです。

私、創造的じゃないものに丸切り興味ないんですね。

対面なら分からせるのは得意なんですが、ネットだと項目に
分けたり、データの画像を作ったりせずに言葉だけではなか
なか分かって貰えないのが辛いところです。

普通、仕事でやっている企業などの開発者は、説明下手とか
データ作り下手とかは問題じゃありません。
作ったものが良ければ、後は広告関係者やマニュアル制作者が
口下手な開発者から色々聞き出して、普及に必要なものを作れ
ばいいんです。

でも、飛鳥は解説どころか、宣伝まで自分でしないといけないんですから。。

ですから、飛鳥をネットで本格的に普及させようとしたら
数人のプロジェクトにしないと無理です。

理論派のyfiさん、141Fさんのようにデータやその画像
作りが得意な人、川豚さんのような宣伝の文章が得意な
人とか、色々な人が束になってやらないと、前回書いた
飛鳥の「十万人のパイオニア」なんか、夢のまた夢です。

確かに、141Fさんが書いておられたように「検索に引っか
かるよう」なタイトルにすることも大切なのかも知れません。

でも、飛鳥にはここだけではなく飛鳥スレもあります。大体、入力法
関連では、yfiさんのお陰もあって、飛鳥を見つけるのは簡単です。

後は私の長文記事を順番に読んでいくような人が、
今のところ私が想定する飛鳥の新規ユーザーです。

それに私は落語ファンなのと、その笑いの伝統を尊重したい
という考えもあって、記事では「落ち」を重視しています。
タイトルは全部書き終え推敲も終わった後に、ボーっと
して、いいのが思い浮かぶのを待つのが好きです。

検索で引っかかるなんてことより、そういうものの方が
私には百倍大切なんです。

タイトルを付けるのは、アーチストが曲と詞が仕上がった後に
そのイメージを表す題名を付けるのに似ている感じでしょう。

例えば、中島みゆきが「プロジェクトXのテーマ」ではなく、
詞の中では使われていない二つの言葉で「地上の星」と
いうタイトルにしたというようなことです。

そういう説明的ではなく、詩のような象徴的なのをタイトル
にした曲に、名曲が多い気がしますしね。。


思い浮かぶって言えば、大体この記事だって、最初はyfiさん
の誤解を解く目的だったのに「こっちの方がもっと大切」だと、
書いてる途中に浮かんできた、「普及プロジェクト発足の呼び
かけ」になってるんですから。。(^^;;

ということで、一文にもならないけど日本語入力革命
って面白そうだと、今思ったそこのあなた!!

「飛鳥普及プロジェクト」に一肌脱いでみませんか?

私には欠落しているあなたのその能力を有効利用しませんか?

そんな物好きなあなたは、この記事にコメントでもして下さい。。。
っと、ダメ元で言ってみるテスト。。。

まあ、将来的には十文くらいにはなるかも知れませんしね。。

しかし、こんな風に事前に考えもしていないことが起こるのも、飛鳥が
「事前に予定していたこと」を文章化する以上のものだからでしょう。

話すときと同じように、打ちながらどんどん思考が発展するのが、速度とか
楽とかいう現世的なもの以上の、飛鳥の本当のメリットなのかも知れません。

だから、飛鳥は「思考プロセッサ」なんです。

まあ、これみたいな展開になるのがメリットなのかディメリットなの
かは、議論が大きく分かれそうなところではありますが。。(^^;;

で、実は今回はyfiさんの誤解を解くことと、あともう一つ書く予定でした。

それは私の打鍵速度測定法自体に「打ち間違いを起こしやすい配列では
成績が伸びない仕掛け」があるのに今更ながら気付いたので、それを
画像付きで解説することでした。

でも、普及プロジェクトの方が大切なので、そっちは後に回すことに
なった模様です。画像作ったり置いたり、超面倒っちいし。。。(^^;;