ゴメン<(_ _)>。。。飛鳥343公開! | 飛鳥カナ配列 ☆未来の子供たちへの贈り物☆

ゴメン<(_ _)>。。。飛鳥343公開!

飛鳥スレの842さんから、とても力強い励ましのお言葉を頂きました。↓です。


842 :名無しさん :2007/02/15(木) 11:14:15 0
遅ればせながら飛鳥完成オメ。
すごくいい出来だと思う。今まで Ray はよく頑張った。
でも、ここからが男の見せ所だ。

いま「飛鳥 親指シフト」辺りで検索しても、飛鳥-21世紀341 にはたどり着けない。
また、やまぶきや360による Tesla mod の情報もほとんどない。
つまり、飛鳥は死んだままだ。
だから Ray は、まずドキュメントを整えないといけない。
HP の更新ができないのなら、「こうこうこういう旨でできません。」とパスワードの再発行を頼んでみるといい。
受け付けて貰えなかったのなら、新しいサイトを作る。
そこで、飛鳥の最新版とその使い方の説明を載せる。
俺自身、絵描きや物書きだから、作品を作る作業より作品の周りを整える作業の方が面倒なのは体で知っている。
だが、その作業は飛鳥に対する義務だ。
飛鳥を大切に思うなら、絶対にやらないといけない。
面倒だが頑張って欲しい。

そして、一番大切なのは、飛鳥をいじらないこと。
Ray のことだ、これから先、必ずここをこうすればどうだろう、と言う思いがよぎるだろう。
それを食いしばれ。我慢しろ。配列に頂点はない。
それを直せばまた別のところに綻びが生じる。
分かっているはずだ。

本当に飛鳥に必要なのは時間だ。
油絵が百年かけて乾き初めて完成するように、飛鳥は時間を経て固定され、初めて完成する。
だから、Ray が男なら、飛鳥をよりよくしたいなら決して触るな。
それが飛鳥のためだ。

それでも飛鳥を触りたくなるやも知れない。
そのときは、全く別の新しい配列を作るといい。
そして飛鳥とは全く別の名前──たとえば難波や大津──をつけるといい。
さいごにもういちど、飛鳥完成おめでとう。
これからも頑張って欲しい。


はい、激励のお言葉、有り難うございます。

でも、どうしても触りたくなりました。というか、やはり触らないとまずいのです。
改良になると分かっていながら、改良の余地があるのに気付かず、完成版と
したものを、そのまま最終版とするのはやはり心苦しい。。

>配列に頂点はない。 それを直せばまた別のところに綻びが生じる。
>分かっているはずだ。

と言われても、飛鳥はその少しずつの更新の連続で、ここまで来たものです。
10の悪手を直して、7の悪手という綻びが生じても、それを繰り返せば悪手は
減り、良手がずっと増えていくのです。その繰り返しこそ飛鳥の本領なんですね。

「男の見せ所」と言われても、大体「女々しさ」こそ飛鳥の信条です。
「これで完了」と何度も宣言したことは、飛鳥スレで散々指摘されている通りです。

でも、狼少年もここまでやったら、前回の完了宣言もあんまり、
真に受けている人はいないでしょうし。。(^^;;

「歯を食いしばれ」といわれても、その歯もここ数年のコーヒーと煙草の飲みすぎでボロボロですしね。。。

それに飛鳥は、改良をしてはいけない時点、つまりpoint of no return(以下PNR)
の段階にはまだ到達していないのです。

では、そのPNRは配列の場合どこで訪れるのでしょうか?

それは決して配列の完成度の問題ではないのです。

つまり、PC板などの狭い領域では飛鳥はその存在を知られていても、一般の
PCユーザーには存在を知られない時点では、PNRは訪れていないのです。

ニコラ(というか、富士通親指シフト配列)は未完成だったにも係わらず
大宣伝をして、親指シフトの専用ワープロを何十万台と売ってしまったし、
またそのつもりで発売したので、発売を決めた段階で、もうPNRは訪れて
いました。

これは他の商品分野を考えると極めて特殊なことです。

車も家電も「当社の最高の技術を結集した新製品」とか謳っていながら
数年後には同じ謳い文句で新たに新製品を発売します。

「最高の技術」も数年後には陳腐化するからです。平然と「当社比」という
自社の以前の製品より優れているデータを発表できるのも、ユーザーは時代
と共に、より性能が良かったり省エネが進んでいるのを受け入れるからです。

「『最高、技術の粋』とか言っていて数年経ったら、それが最高ではなかった
ことを認めるのか?」とか文句を言うユーザーはいません。

しかし、お金ではなく覚え直しという時間的なコストを支払う配列の変更は
どうも家電や車のようにはいかないみたいです。

こうなると、配列は徹底的に鍛えられた最終形をもって初めて一般に公開
すべきものでしょう。車と違って開発コストは人件費だけで、グループ
での開発にも向いていないので、開発者は一人だけで済むのですから。

ただ、親指シフトの配列となると複雑ですし、一人で大量の評価打鍵をする
必要もあるので、開発期間に数年を要するのは仕方ありません。

しかし、例えば富士通の親指シフト配列にそんな開発のための時間的余裕が
なかったのは、当時の状況を考えれば当然です。

幸か不幸か飛鳥は(TVのCMのようには)一般に公開したことがないので、
まだまだPNRには達していません。

ですから、何回完了と作者が言おうと、その存在が超マイナーな限りは何回も
完了宣言しても問題はありませんし、今飛鳥を知らない99.99%のPCユーザー
には、「より洗練された完成版が手にはいる」というメリットしかありません。

確かに、私の完成宣言を読んで積極的に飛鳥の宣伝活動を始めた人でもいたら、
そういう人の努力を無にするので申し訳ないと私も思います。

しかし、飛鳥の完了宣言以降、そんな兆候も認められません。ただ、配列表を
作っておられる方を何人か見かけたので、それらの方には申し訳なく思います。

では、飛鳥はどういう状況でPNRに達するのでしょうか。

飛鳥スレで言われているように、私が死ねば終わりは確かにそうなのですが。。(;_;)

それは別として、資金ゼロでは、刻印のあるキーボードなどとても作れません。
雑誌や新聞での広告、ましてTVのCMなど論外です。

としたら、やはりメジャーな紙や電波のメディアで紹介されるしかないでしょう。

実は、私はそれに関連した経験があります。

それは、私は98年頃に、「あなたのPCにもYou've got mail! と言わせよう」
みたいなHPを作ったのです。

これがヤフーに登録しただけで、後は何の宣伝活動もしないで
一年も経たないうちに十万ヒットしたのです。

飛鳥の古いHPはもう四年近く経っていて、まだ一万ヒット程度なの
とは対照的です。

飛鳥のHPは二日くらいででっち上げたのでそんな時間は掛かっていません。
しかし、キモの配列は数年間掛けているのでYou've got mailのHPより
何百倍も手間が掛かっています。
しかし、一年当たりのヒット数は百倍向こうの方が多いのです。

もちろん、原因はメディアの力です。

別に私のHPがメディアで紹介されたわけではありません。
しかし、TVでは公開前にあの映画の予告編が大量に
オンエアされたのです。

私自身それを見て、自分でもメールソフトの設定をしました。

それをやっていて、「待てよ。。。まあ、文系としてはPCに詳しい
俺でもメールの設定音などいじくったことがなかったので手間取った。
(特に、IEはともかくネスケは説明もなく分かりにくい)

だったら、HDとかCPUという言葉さえ知らない女子など、あの映画に
憧れてメールの着信音を出したくても設定も分からないし、waveファイル
がどこにあるかも分からないだろう」と考えたのです。

で、二日で↓を表紙にしたHPをでっち上げたら10万ヒットです。

gotmail

特に初期の伸びが凄かったので、殆どは映画を見てではなく、予告編の
CMを見てヤフーで検索して来た人だったはずです。

お礼のメールも百通以上来ました。「初めてのメールです」とか嬉しい
メールが何通もありました。

でも、飛鳥のユーザーからアリガトメールは確か一通も来なかったような。。。(^^;;

まあ、それはともかく言いたいのはメディアの影響力です。つまり、飛鳥がPNR
に達するのは、メジャーなメディアに取り上げられたときなんだと思います。

しかし、あの映画のCMのコバンザメ商法(と言っても当然タダだったわけだが。。)
は、配列の飛鳥には通用しないんですね。

これだけネットで普及に努めたので、何人かは2ちゃんの長文の多いスレや
長文の多い掲示板ででも宣伝してくれないかなとも思ったのですが、なかなか
そういう物好きも出てこないようです。

と言って、私自身がそういうことをやるのは、どうしても「自分褒め」になるので
やりにくいし、元々上手くもないんで、できないんです。

塾をやっているときも、一番苦手なのは、生徒募集の公告作りでしたからね。
四五年広告無しで、口コミで来る生徒が減ってきて食えなくなりそうになったとき
初めて広告を作りましたからね。

こういうところで、長所を主張するのはいいのですが、一般に向けて長所を
言うのは、相当面の皮が厚くないとできないようです。ですから、私には
自分関係の宣伝は向いていないのです。

人が作ったもので、その長所に自分も納得すれば、それを宣伝するのはいいんですが。。

そういえば、yfiさんの記事に
> けん盤配列製作者はなぜか皆が「製作には情熱を注ぐ」が「普及への情熱を注がない」。

yfiさんの感想> ……うーん……資金面・体力面の問題とかもあるしなぁ……。

いや、富士通やNECには資金面の問題はないでしょう。少なくとも、一人の
窓際の配列開発者に数年間給与を払うことなんか、屁でもない筈です。

それにああいう「エライ人達」は、配列いじりなんかより重要な(会社の利益になる)
仕事も多くて、何時までも「配列ごとき」に係わりたくなかったのも原因だと思います。
実際、私が神田さんから頂いたメールの口振りでは、ご自身は親指シフトを
使っていないようですし。

それに普及に情熱を注がなかったのは製作者に必要とされる資質と、宣伝普及
活動に要求される資質が違うというか、正反対だからということもあるでしょう。

つまり、プロジェクトXでやってたビクターのビデオ開発をやった人達は
開発は得意でも、宣伝などとてもできないし、任されもしなかった筈です。

開発には何と言っても集中力と対象へのこだわりが必要なのに対し、宣伝は人間関係
とか美的感覚とか音楽のセンスとか、必要とされるものが違いすぎるのです。

つまり、内容に通じている専門家相手なら開発者も理論的な説得で済むのですが、
一般相手だとややこしい理屈など言っていたら、相手は逃げてしまいます。

ですから、宣伝・普及は広報部とか広告代理店の専門家に任せるんです。

ワープロ専用機の広告に含まれていた親指シフトの宣伝は、そのまま普及活動です。
事実、私はその種の宣伝で親指シフトの存在を知ったのですから。

一方で、ニコラなどが「製作には情熱を注」いだかどうかは別です。

つまり、「これだけ製作に情熱を注いだんだから」という程の情熱(=時間)を
掛けてなかったのも、初期の製品宣伝以外には普及活動に熱心になれなかった
原因だと思います。
神田さんも森さんも実績のある人ですから、私のように自分で宣伝広報
活動する必要はありません。それは他の専門家に任せられるのです。

ただ、情熱が少ないと、その人達を動かす社内的努力にも力が入らなかった
ことでしょう。私の経験でも、開発時間が増え、個人の生活で犠牲にした
ものが多くなる程、普及したいという情熱が強くなりますしね。

しかし、他配列の開発時間については繰り返し書いてきたので、もう繰り返しません。

また、上で色々書きましたが、飛鳥がPNRに近いことは確かです。今の時点で
「これ以上改良できない」としか思えないのは毎回のことなので、断言できません
が、個人的な事情で私に残っている時間が少ないことに変わりないからです。

前回の完了宣言も、その焦りから来ていましたし。


で、今回の更新の一番のポイントは長音記号のW表→V表の移動です。

ーも前世紀から場所を変えてなかったものなのですが、実は去年
「け」を:表からX表と左に持ってきた時点で、もう長音記号を
Wには置けないのに気付くべきだったのです。

つまり、「して・じて・せて・みて・けて・きて」などの左連打の「~て形」を
考えると、どうしても「みて」でVFの縦連が起こってしまうのです。

これを、長音記号をVに置くことで全てアルペジオに改良できます。

半濁音を全て左に置けなかったのも、Wに長音記号があったためです。
「半濁音+長音記号」の一つは、XWのような飛躍になってしまうからです。


しかし、長音記号をV表に持ってきたことで、外来語に多い
「パーピープーペーポー」を全てアルペジオにすることができます。

「一般一品一分一遍一本」等の「っ○ん」を交互打鍵にすることも
半濁音が全て左なら実現できます。

ここで、長音記号をV表に追い出すとどちらかがW表になる「みけ」と
長音記号の出現率を比較したいと思います。

長音記号の出現率はカタカナ語の含有率に左右されるのでなかなか難しい上に、
M式の教科書データではその出現率が記載されていません。

また、2ちゃんデータでは長音記号は0.97%と異常に高いのですが、
これは明らかにAAのためと思われるのでこちらも参照できません。

ですから、ここではカタカナ語については標準的と思われる日記データで
考えたいと思います。

ー0.34% け0.84% み0.72% 

これを見ても、「みけ」は長音記号の二倍以上の出現率です。

また、「~ー」という外来語の連接で左連打になるもののうちWに
ーがあるとアルペジオになるものは、QAZの3キーしかありません。

Aはともかく、QZには出現率が低いカナが乗っているわけで左の連打
で「~ー」になるもののうち、アルペジオなる確率は低いのです。

しかし、V表に長音記号が乗れば、QAZWSXEDCにある27個の
カナと長音記号の連接が全てアルペジオになるのです。

これは、長音記号がWからVと少し位置的には悪くなることを補う
メリットの筈です。以前から分かっていて解決不能だった「ヒー」
のXWの飛躍もこれで解消です。

この変更は、実は前回の括弧類の移動と同様「ずっと以前から
決めていて慣れているのでもう変えたくない位置を考え直す」
という視点で考え直したことで気が付いたことです。

つまり、そう何でも動かすと何十年経っても完成しないと思って
幾つかは動かさないと頑固に決めて来たものの見直しを、最近は
やってるんです。自分の中の保守性への挑戦ですね。


何しろそう頑固に長音記号を動かさないと、「みて」のVF縦連、「みぎて」の
VGFの左人差し指三連打が起こってしまって、我慢も限界に達したんですね。

それで、長音記号の位置を考え直してみたら、左連打の「~ー形」でアルペジオが
十倍以上になる利点も分かってV表に動かせたんです。



「でまが」の入れ替え

で、実は同じような見直しを「でまが」でもやりました。
出現率的には、長音記号の移動に伴うものよりこっちの移動の
方が、遙かにメジャーな運指への影響が大きいですね。

申し訳ないのですが、長らく不動だった「ます・です・ますが・ですが」
の運指が変わってしまったのです。

つまり、「で」を;逆→M逆へ 「が」をM逆→L逆へ 「ま」をL逆→;逆へ

と移動しました。以前の「です」が今回の変更で「ます」になります!

まだ、結構間違えます。この辺は出現率が高くて語尾や単語単位で運指がしっかりと
記憶されているので、頭はともかく、指が運指を覚え直すのには結構時間が掛かります。

実は、この移動は私がやまぶきを使い始めたのがきっかけです。

というのは、「がっ」がどうしても「っっ」になっちゃうんです。
判定時間をいじっても、直らなかったので考えてみました。

倍速打鍵にならざるを得ない「がっ」のM逆表のシフトの違う同一キー連打は、
もともと打ち難かったのですが、親指ひゅんでは前述の問題が出なかったので
頑張って倍速で打ってきました。

それに、実は以前「でが」の入れ替えはしたことがあるのです。やはり「がっ」の
同一キー連打を嫌ったためでした。しかし、そのときは親指ひゅんを使っていたことも
あり、また「く」がL裏にあったので、「がく」はMJの縦連ではなかったので
メリットは小さいと判断しました。無理に頻出する語尾の運指を変えることも
ないと思って元に戻したのです。

しかし、今回は「く」がJ裏に来ているので、事情が違います。また、やまぶきを
使っている人が多い現状では、「がっ」の同一キー連打は避けたくなります。

M逆に「で」を持ってくれば、MMとMJの「がっ・がく」は「でっ・でく」と
殆ど登場しない連接になりますからね。

で、単純に「がで」を入れ替えればいいようですが、この更新で「ま」を含めて
入れ替えたのには理由があります。

つまり、右小指の負担量を減らして、右薬指の負担量を増やしたいと、私がずっと
思ってきたのは、私の記事を気をつけて読んできた方ならご存じの筈です。

でこの変更で、教科書データなら 小指の負担量が;逆で「で」の1.37%から
「ま」の0.70%へと半減します。増やしたかったL逆が0.70%の「ま」から1.89%
の「が」へと三倍弱に増えます。

ただ、このデータは「です。ます。」が殆ど登場しない教科書が標本なのでそのまま
は受け入れられません。しかし、いつでもですます体で書くということもないので
やはり、こうした方が小指の負担は減り、ヒマだった薬指の負担は増えると考えて
構わないでしょう。

1.37%の「で」が下段に移り、1.89%の「が」がホームに来るので
ホームキー使用率も0.5%増加し、下段の使用率も0.5%減ります

ただ、この変更は一週間これで打っている私でさえ、間違える(今も「がちがえる」と
間違えた。。(^^;;)くらいですから、飛鳥の語尾に慣れきっていて、「がっ」が「っっ」
とかにならなく、「がく」の縦連も気にならない人は、「でがま」は今のままで構いません。
(また、「ががいません」とか間違えた。。(^^;;)

それに、この変更のきっかけになった、やまぶきで「がっ」が「っっ」
になる問題は、判定時間を下のように変えたら解決できたので尚更です。

でも、これから飛鳥を始める人は新しい運指で打った方が打ち易い、
というより指に優しい筈です。

**やまぶきのシフト判定時間(私はこれで上手くいっているので参考まで)

一文字目~~ 100 シフト先押し~~ 89 2文字目以降~~ 53


今回の変更で「さま・まさ・たま・また」で;の同指連打が起こりますが、
ホームキーの連打なので慣れると十分一カナ一拍で打てます。

また、上の連接は倍速打鍵を要しないものなので、同指連打による打鍵の遅れ
の問題は発生しません。それより右小指の負担が減るのが大きいのです。
上の連接も、よく使いそうでも連接データでは全てランキング外ですし。。

後、「で」がM逆に移動したため、「ディ」がMUの飛躍になります。
これを防ぐためにィは@逆に、ェはU逆に入れ替えました。

「チェック・ジェット」くらいにしか登場しないUMのェッの飛躍は、ィ
が以前のU逆にあったときのMUのディより、出現が全然少ないからです。

あと、「ぐち・ぐみ」での左薬指連打を防ぐためとほoをX逆に持ってくるため、「ぐ」
を/裏に持ってきました。追い出された「ぼ」は打ちやすさと指の強度的に余裕が
まだあるH裏に持ってきて、追い出された「ぼ」より出現率が1/10位しかない
「ぬ」はもっと打ち難いG逆に持ってきました。

「ぼく」はHJの人差し指連打になりますが、以前の/裏J裏の運指も狭苦
しかったので、強い右人差し指の「ぼく」の裏同士のシフトの連続のHJの
連打は、以前と同じ程度か改良になると思います。

(どうでもいいのですが、これで例の「うんぬん」は交互打鍵になります)

元々英字記号なのでGには置きたくなかった%は目出度くR逆に移動でき、これに
よりRTYUBが超マイナーな「ぁぇぢヴ」以外は「記号領域」となりました。

%に追い出されたへoはQ逆に行き、ふoは元のZ逆に戻りました。
はoは、以前「へ」のあった、C逆に行きました。

左下段のZXC逆が「ふoほoはo」と並べられたのは、長音記号がV
に来たので可能になったものです。P表に戻った「へ」も、実績の
ある場所で、「助詞は右の法則」にも従いますからね。

これにより、半濁音のうち、拗音にならない四つは左上段と下段の逆と
なり、Q表のひoも左上段なので、半濁音の位置の統一性も元に戻りました。

規則性だけではなく、一般一品(一票・発表)一分一遍ニッポンなどの
「っ○ん・ょ」などで交互打鍵になるという、前述のメリットもあります。

(しかし、「あります。」が「ありガス。」になるのには参る。。。(^^;;)


あと、「かが」がL表逆と同一キーに来たことには、私も参りました。
しかし、これらの言葉絡みの運指を考えると、他に置くところがないんですね。

つまり、「清濁異置の飛鳥」に「かが」というメジャーなカナで清濁同置の例外が
生じるので、「規則的に美しくない」んです。

でも、「かが・がか」の同指連打の連接は全て連接2字のデータのランキング外です。
ですから、この連接は千回に一回程度しか発生しないのです。

清濁異置のような規則は「打ちやすさ・指の負担能力に応じた使用率」のためにあります。

金科玉条のごとく、様々な事情を無視して無理にそれに従わせることは、
「規則のための規則」になってしまいます。

「打ちやすさのための配列」が信条の飛鳥ですから、清濁異置にも一つ
くらい例外があるのも、逆に飛鳥らしいと判断することにしました。

では、能書きはこの辺にして、以前の341と今回の343の配列表を載せます。

完了宣言をああ大々的にしてしまった後なので、恥ずかしくて、ここ
までの440行の文章の最後の最後に、コソコソ貼るんですね。。(^^;;





新343