かなの連接順位と配列 >>442の51さん | 飛鳥カナ配列 ☆未来の子供たちへの贈り物☆

かなの連接順位と配列 >>442の51さん

>>442の51さん
>このような微妙なケースでもなお、連接表の上位を優先するのがよいのでしょうか?

いや、私のあのブログでの文章では色々ある要素の中で、「え」の場合なら、今回交互
打鍵に変わった「えん・まえ・える・かえ」が連接データにランクインしていて「えい」
もランクインギリギリ落選(感覚データ)なのに対して、同指異鍵に変わる「うえ・えに」
は入っていないということを、あそこではたまたま決定要因にしただけです。

「まえ・がえ・ふえ」が交互打鍵だけではなくシフトの連続に戻ったことも大きいです。

カナの特徴によって、何をどう優先するかは様々で、やはり長期間色々並べ
替えてみて、評価打鍵を大量にしてから、感想を指に訊くのが一番です。

連接表のデータは一つの参考データに過ぎません。

他に「漢語パートで速く打ちたい」とか発声と打鍵の一致の要請、長い言い回しで
「く・な」のようによく使われるので何とかホームに入れて打鍵のスムーズさを得たい、
それにシフトの連続やら入れ替えられる側のカナの事情、それに各指の負担能力の問題
など、決定のための要素は様々あります。

「せ」のように出現率が高い割りに、左であれば置かれる位置に余り文句を言わないカナもあります。

最後は、その連接に適用できる幾つかの法則が、それぞれその連接を含む単語に
応じて何票かを持っていて、投票で決めるんです。とか言っても、
本当には、そんな選挙の開票作業なんか出来るはずもありません。

長期間の配列作りと評価打鍵の過程で養われる感覚があると判断が速くなるものです。


もともと、私の使っている2ちゃんの連接データはよろしければスレの
195 :30 :02/12/22 で出てきたものですから、前世紀からあった飛鳥では
連接データは参考にしたくてもできなかったのです。

ですから、「明らかにこの連接は多い/少ない」という脳内連接データに
基づいて、基本的には飛鳥は作ってきました。03年以降はデータが入手でき
ましたが、私が脳内データで「多い」と思って良い運指を与えた連接は、殆ど
ランクインしているのが確認できました。

どうするかで迷ったときに、データの数字を挙げて、自分や
その文章を読んでいる他人を納得させているだけです。

でも、あの記事にも書いていた「ざき・ざわ」の出現率の低さ加減は
データに入っていなかったので、ついついその連接を過大評価したんです。
その迷いのために、326等での「ござ」の入れ替えをやってしまいました。

こういうときこそ本当はデータが欲しいので、380位ではなく
5000位くらいまでの連接データがあると便利なんですね。

ですから、「迷ったときの数値データの参照」はありで、03年
以降は私もカナの入れ替えをするときは、たいていあの連接
データも念のため確認しています。




>左右交互率至上主義である新JISにおいて、「な」は「い」・「ん」と同じく
>右側にあります。 しかし「な」の連接の上位は「ない」・「なん」などが
>目立って多いのです。
>一見矛盾しているようですが実はそうではなく、 下位の連接も併せて
>考えれば、「な」を右にした方が交互率が僅かながら有意に増加するので、
>「な」は右で矛盾がないのです。


「な」を左右どちらに置くかは、他のメジャーなカナを
どちらに置くかとの関係を抜きにしては語れません。

飛鳥は拗音の連打を交互打鍵にするために、イ以外のイ段は右、「お」以外の右に
あるオ段との交互打鍵の関係から、「う」は左のD表にあります。「て」も出現率
の高い「って」や漢語パートの「てんてい」があるので左のF表で確定です。

すると、左にはもう高い出現率のカナをホーム表に置く余裕がありません。

ですから、出現率の高い「たか」は右のホーム表に来て、「たいたんかんかい」は
右連打になります。「く」は右でオ段も右ですから、「こくそくぞくごくもくどく」
の漢語パートも右シフト連続の右連打になります。

漢語パートだけでもこれだけ右の連打が多いと(たんたく とかもっとありますが)
「な」の「ないなんなくなか」などが交互打鍵になることはかなり嬉しいことなのです。

左の逆は単独だと少し面倒ですが、手の負担に関しては、逆はアンシフト並みですか
ら、出現率の高い「な」はD逆になっているんですね。シフトの連続も色々利きます。

また、打ち易いホームのDなら、「ならない・なくなる・なんで・なら・おな」とか、
「なんない」以外にも、色々ホームのみで打てますから、指のバタツキが避けられます。

「なんない」に関しては、「な」のシフトしている右の親指から人差し指や中指の
「んい」のJKキーへの重心移動で打てるのがいい感じです。

こういう技が使えるのも、飛鳥には清音濁音ワンセットという従来の、
2シフト入力方式で常識だった規則に縛られていないためです。

というか、こんなこと訊いて、402さんは一から親指シフト配列、作るんですか?


と、ここまでで2ちゃんの3レス消費しているのでブログレスにしよう。。。(^^;;

でも、どうしても402さんが「な」を右に持ってきたいのなら、
同じ右シフトのホームキー裏のカナとの入れ替えになるでしょう。
シフトの連続は、両者とも維持できますし。

候補は、L裏の「つ」と;裏の「さ」あたりですね。

でも、「つ」がD逆に来ると漢音の「つう」が同一キー連打になります。また、交互打鍵になる
「つん・つい」も「ツンデレ/墜落/ついに」くらいしか使われません。「いつ」がありますが。。

D逆を「さ」にすれば、同一キー連打では「さう」はなく、「うさ」でウサギさんくらいです。
あらら、左四連打。。でも「ウサギさん」ってまず書きませんからね。。(^^;;

あと、これも同一キー連打になる「あさ」は少し打ち難くくなりますが、ランク外です。

出現率の高い「さん/さい」が今度は交互打鍵になります。

ただ、「ください」で逆が一つ混ざる左の連打があるのが難点。。。右連打になる
「なん・ない」は今も「さい・さん」が快適に打てているので問題はないでしょう。

まあ、試してみて良かったら使ってください。自分で色々変えるのもありですしね。