不登校をするようになってから、

私は家で何をしていたか。



学校の時間に合わせて、

家で行動していました。



どういう事かと言うと、

朝は母がベッドから

引きずり降ろそうとするので、

ベッドの柵にしがみついて泣き叫び、

根負けした母が仕事に行ってから

起床。


そこから、

学校が授業開始の時刻と同時に

家のこたつ机の前で

正座。


休憩の時刻になればトイレに行き、

授業開始の時刻で

また正座。



これを1年間していました。



テレビやラジオはつけず、

おやつ等も食べず、

ただ正座をしていました。




何故かというと、


“自分は学校に行っていない”


“だからと言って楽をしてはいけない”


“自分は悪い子だから、

罰を与えなければいけない”



などの考えがあったからです。

“悪い子だから”という考えは、

「親を困らせている」

という想いからでした。

誰からも言われていません。




本当に

色々なことを考えました。



学校のこと

人間関係

何故、あの子達は笑うのか

夕方に観たニュース

何で他人を落としてまで、

自分が優越感を浸れる神経の人が

この世に多いのか

幼稚園の桜の木のこと



何を考えていたのか、

数えきれません。



この座禅のような、

瞑想のようなものが

今では

“やっておいて良かった” と、

とても思います。

物事を深く考える癖がついたので。