2018年のクライマックスシリーズが終了した。
2004年プレーオフ制がパ・リーグに導入されて14年。
いまだに賛否のあるクライマックスシリーズ。
※2007年からはセ・リーグにも導入され、今の「クライマックスシリーズ」に統一された。
昨年、広島がリーグ優勝したにもかかわらずクライマックス(以下 CS)で敗れ日本シリーズ進出が果たせなかったのは記憶に新しい。
今年は、パ・リーグ覇者の西武ライオンズが辛酸を舐める結果となった。
シーズンにパ・リーグ1を誇った打力は、ソフトバンクの豊富な投手陣の前に鳴りを潜め、
リーグワーストの防御率がそのまま出てしまったと言っても、過言ではないだろう。
またポストシーズンの経験(慣れ)の差も出たのではないだろうか。シーズン一度も首位を譲らなかったチームの「勝たなければならないプレッシャー」これと闘った選手も多かったように見えた。
私自身、クライマックスシリーズ 1stステージを球場で見ることができたが、毎度思うことは同じ。
『球場の雰囲気が違う』
この一言につきる。
選手、首脳陣はもちろんだが、
ファンのソワソワ。
出足だってはやいのだ。
クライマックスになれば、メディア関係者だってグンと多くなる。
しかし、先に述べたように
「勝ち負け」や「シーズン◯位だから…(もしくは◯位なのに…」
という言葉も、多く聞かれるのは…ファン心理から考えれば致し方ないことだと思う。
ただ、
チケットを買い求め、
クライマックス限定グッズを買う。
それに加え、遠方からの参戦であれば、
交通費を払い、
宿泊費を払い、
飲食をし、
お土産を買う…
球団の興行収入はもちろんのこと、地域の経済が潤うというビジネスの面から見るとやはりやるべき興行なのだと思う。
さて、今週末からの日本シリーズは、
セ代表 広島東洋カープ
と
パ代表 福岡ソフトバンクホークス
西日本での日本シリーズである。
新幹線で1時間ちょっとで着く距離。
いつもと違う「短い移動時間」が選手にどう影響を及ぼすのか…
またどちらも熱い熱いファンがいることでも有名である。
マツダスタジアムはもちろん、カープ戦はヤフオク!ドームでさえも左半分(3塁側)が赤く染まる。
2018年しか見られないたたかい。
もうしばらくプロ野球で楽しませてもらうことにしよう。