しげみキングウェルさん宅でティーパーティー | スチュワード麻子オフィシャルブログ 「ティータイムのある暮らし」

しげみキングウェルさん宅でティーパーティー

イギリス在住のしげみキングウェルさんのお宅で今回もまた素敵なティーパーティーを共催しました。今回も満席で20名もの皆様にお越しいただきとても楽しかったです!

しげみさんのお宅の広々としたコンサバトリー。ロンドンの家ではうちも活用しましたし、いいなあと思いますが日本の家では夏にすごく暑そうで、結局は採用しませんでした。

しげみさんはご自身でセレクトされた生地で作られた素敵なテーブルリネンとヴィンテージのテーブルウェアを販売されています。




今回のテーマは戴冠式!

ティーフーズはロンドンで大人気のお料理教室を主催され、youtube でもスタイリッシュな配信をされている金澤みずえ先生がお作りくださいました。



テーブルセッティングを教えることもあるしげみさん、テキパキとおふたりでセッティングされていきます。


お花はしげみさんが毎回とても素敵にアレンジはれます。しげみさんのすごいところは、とてもイギリスらしく仕上げるところ。日本に住むようになって、「イギリスらしくしたい!」気持ちが強すぎて少しだけやり過ぎ感が出てしまうケースを拝見することが増えた気がします。

もちろんお祭りっぽくうんとやっちゃえ!と言う場合は別ですが、スタイリッシュに仕上げようと思ったらイギリスではとにかくやり過ぎないことがとても大切な気がします。

線引きが難しいですけどね......。

今回もブルーバッジガイドの石垣雷さんが、戴冠式について楽しく歴史のお話しをしてくれました。




巧みな話術!こういう先生だったら生徒はみんな歴史が好きになるよね...と思いながら私も毎回楽しく新しいことを学びます。


みずえ先生は気さくなお人柄が大好きなのですが、とにかくタフ!で、人一倍の努力家でいらっしゃるのでなんでもこなすのがすごい。

プロ意識が強く、お客様を第一に考えているのとどんなお料理も手を抜かずご自分ならではの工夫をされています。


私は少し紅茶のお話をして、淹れ方のデモンストレーションも行いました。

広いカウンターがあるのでデモはそちらで。

イギリスちはこんな戴冠式用デコレーションも売っています。ストリートパーティーやカントリーだとビレッジパーティーみたいなのがあるので、パーティーグッズって豊富なんですよ。


可愛く小さく作ったヴィクトリアスポンジたち。生地を変えていらっしゃるそうで、これもまたオリジナリティのある英国菓子でした。


紅茶を淹れるのに忙しくて離れられないので、こうして持ってきていただきました!


紅茶はチャールズ国王がお好きなダージリンを中心に淹れましたが、こちらのフォートナム&メイソンのコロネーションブレンドも淹れました。古くから環境問題に力を入れて取り組んできたチャールズ国王ですから、この記念ブレンドもオーガニック。

器はしげみさんがお持ちのアンティークでした。

お茶は他にもバロッズでグラム買いしたイランのローズパッズなど、これならというものをトータル4種類淹れました、もちろんどのお茶もお好きなだけ召し上がっていただきましたので、私はずっとお茶を淹れてました!


こんなナプキンも楽しいですね!記念グッズもパーティーグッズももっと派手なのや、やや子供っぽいぽいものも売ってはいるのですが、このくらいが素敵だと思いました。このメンバーだとテイストが似ているので綿密な打ち合わせなどなしでうまく行きますし、参考になるなぁと思うことが毎回あります。


終わってから楽しくおしゃべり!

このパーティーも恒例という感じになってきて、次回10月もとても楽しみです。

きてくださる皆様とも少しずつお知り合いになれて再会が楽しみです、ご参加ありがとうございました!