ロンドンの元生徒さんたちとアフタヌーンティー
ロンドンの自宅のキッチンで、ほんの6名の小さな紅茶教室を始めたのが1998年、インフューズはその頃から数えると今年で19年目になります。
少しずつコースも増え、内容も調整して今の形になりました。
仲良くなった生徒さんも、皆、日本に帰ってしまうという一抹の寂しさは今ももちろんありますが、数年前からこうして年に5回日本に戻ってあると、さよならを言うのがそれほど辛くは無くなってきた気がします。
せっかくロンドンがご縁で繋がった方たちですから、イギリスらしいところがいいと思って、広尾のイギリス料理のお店「キャプテン・クック」さんにシャンパン付きのアフタヌーンティーをお願いしました。
好きなだけおしゃべりが楽しめるように、2階を貸し切りです。
サンドイッチが3種類と、小さなスコーンが2個ずつ。ミニマカロン、ミニヴィクトリアスポンジ、マドレーヌ2種、ベークウェルタルトなど。
そう、私の誕生日の前日でしたので......。
隠れてしまって見えませんが、裏には可愛い薔薇の花がふたつ付いているんですよ。
残念ながらおひとり、先に帰られてしまったのですけど......。
私の奥にいるSさんは、今では日本紅茶協会の養成研修で教える方の立場に立っている方。ロンドンのインフューズで紅茶のキャリアをスタートした方で、最初の一歩をご一緒できたことはとても光栄だと思います。
既に何年も前におかえりになられた方もいれば、つい先月帰国したばかりの方もいます。
既に何年も前におかえりになられた方もいれば、つい先月帰国したばかりの方もいます。
ロンドンで資格を取り、それを活かしてお仕事を始めている方も。
ロンドンの後にバンコクに駐在になり、私がバンコクに娘と遊びに行った際にお会いした方や、3年前の横浜イギリス館のクリスマス展示の際にボランティアでお手伝いに駆けつけてくださった方、大学の後輩の方もいます。
同じクラスだった方もいましたが、ほとんどがおひとりでの参加、それでも共通する話題で大いに盛り上がりました!ロンドンのレッスンの度に、終わってからパブに繰り出していたグループもいます(笑)。
同じクラスだった方もいましたが、ほとんどがおひとりでの参加、それでも共通する話題で大いに盛り上がりました!ロンドンのレッスンの度に、終わってからパブに繰り出していたグループもいます(笑)。
途中でそれを知って、私も参加したりしてました!
今や、日本の生徒さんだけでなく、イギリスでのレッスンも全て取り仕切ってくれている深水さん、レッスンのアシスタントの岡田さんや、講師もつとめる野田さん同様、彼女なしにインフューズはあり得ないという深水さん、あまりにしっかりしているので私はどんどん自分で把握していることが減っていき.....。
娘に
「マミー、明日早くに起こしてね」と言われて自信なさそうな顔してたら、
「あーあ、深水さんにお願いして、マミーにリマインドしてもらおうかな」
も言われるくらいです(笑)。
元はロンドンで数年アシスタントをしていただいていたのですが、しっけりした性格に加えてユニークなお人柄が(笑)ウマが合うので、日本で再会してからずいぶん経ってからでしたがアシスタントをお願いするようになりました。
お向かいのOさんとはほんの数週間前にロンドンでアフタヌーンティーしたばかり(笑)。
帰国ほやほやの方も、何年も前の方も、インフューズを通じてこれだけ沢山の方たちとお知り合いになれたことは本当に奇跡のような気がしてきます。
紅茶が好きで、ストレートにどんどん進んできて、その途中で自分が得た知識や沢山の方たちの好意と助けで受け取ったことを少しずつでもシェアして行きたいという気持ちで始めたインフューズ。
19年の間に、延べだと8000人近くの方たちと、紅茶を囲んで同じ時間と空気を共有してきました。
今回残念ながら参加できなかった方も含めて、私の何よりの財産であり、原動力です。
皆さま、紅茶に興味を持っていただいて、そして私のところにきて下さって、本当にありがとうございます。
そして、ロンドンと違って数ある紅茶教室の中から、インフューズを選んで来て下さる方にも本当に感謝しています。
しょっちゅう顔を合わせる訳ではなくても、紅茶と言うポジティブなものを通して繋がった私たち。
これからもおひとりおひとりと、人生の様々な場面で、細くてもいいから繋がって行かれればと思います。
改めて、感謝の気持ちを噛みしめたとても素敵な1日でした、また集まりましょうね!