ロンドンの自宅でイースターティーレッスン | スチュワード麻子オフィシャルブログ 「ティータイムのある暮らし」

ロンドンの自宅でイースターティーレッスン

うかうかしているうちに、もうイースターも終わってしまいました・・・。

今こちらはイースター・マンデーの夜、数少ない休日のひとつです。

イースターのレッスン、今年は3月にあったのですがブログに書きそびれており・・・。こんなきれいな木蓮が咲くお天気の良い火でした。

この週末の新聞「The Tims」にイギリスでは今やイースターが第2のクリスマスになりつつあると書いてありました。

こんなイースターリースや

イースターツリー。

このツリーは私は10年くらい前に買いましたが、当時は本当に珍しいものでした。でも今は皆さん何か木の枝に卵のデコレーションを吊るすのはよくやっていらっしゃいます。

さらに、お店にはイースターカードがならび、イースタープレゼントを贈り合う人もいるのだとか。

我が家はとにかく、私があちこちで長年かけて集めたグッズを飾ることにしています。

バーレイのこのセラミックエッグも何年も前に見つけ、その後ろの白い卵は上下に分かれるソルト&ペパーです。

ありがたいことに、この季節はお花を買う必要がありません。

庭にあるものだけでブーケを作り、実に良い香り。

この日の生徒さんたちは皆さん「お花が本当に良い香り!」と喜んでくださいました。

毎年あまり代わり映えがしないんですけど、この時期だけに使うジアンのティーセット「ミモザ」と「アリス」やそれぞれにミモザの絵とムスカリと水仙の絵が可愛らしくて気に入っています。

イースターがなぜ毎年違う日になるのか、伝統的な祝い方やシンボルの意味などをお話した後は、ブランチを楽しんでいただきました。

紅茶は最初はブレックファストタイプ、それに紅茶漬けのフィグにハニーヨーグルトをかけたもの、ホットクロスバンズ。

続いてエッグズ・ベネディクト。

最後はお花畑のようなケーキです。

でも、これは一応イースターらしく、チョコレートスポンジにしました。

サイドにはナッツをたくさん散りばめて香ばしく。

チョコレートスポンジの間に、キルシュに漬けたダークチェリーとホイップしたダブルクリーム(脂肪分48%の生クリーム)をはさみました。

それに合わせては、フォートナム&メイソンのイースターティーを。

これも香りが良くて好評でした。

 

今の家にうつってから、最大でも10名までという少人数になったため、どのレッスンも皆さんが和やかに過ごされているような気がします。

こういう和やかでみんなが楽しめるような時間を持つことも、紅茶の魅力を広げていく一つの大事な形なのだな、と実感。

 

せっかく庭がきれいな時期が来るのだから、もし夏の間に日本に一時帰国しないでロンドンにいるという生徒さんがいらしたら、一度ガーデンパーティーをしたいな、なんて思っております。

夏休みは皆さんご旅行や一時帰国でロンドンに残る方が少ないので難しいかもしれませんが、計画してみますね!