人の話しに聞く耳を持たない広汎性発達障害ですが、本人なりには聞いているつもりだったります。
とは言っても、相手が言ってる事と自分の考え方に違いがあると聞く耳を持たなくなるのが広汎性発達障害。
だから
「どうしてあなたは話しを聞いてくれないのよ!!」
なんてブチ切れられたりするんですよね(-_-;)
アスペルガーが人の意見を受け入れないのは
アスペルガーって頑固な人が多いですよね?
でも、当事者なりには精一杯理解しようと頑張っているんです。
まぁ、この頑張っているという部分に問題があって、自分の考えを覆し相手の意見を受け入れようという姿勢が少ないから嫌われてしまうんですけどね(汗)
だからもしアスペな人が
「分かった」
と言えば、それは分かったという事。つまり了解!!という意味なのです。
じゃあどうして同じ事を繰り返すのよ!!
と思う健常者の方がおられるかと思いますが・・・
その時の事は了解したのですが、それがもし少しでも違っていると
「その話は聞いてない」
だなんて言われてしまうのですが、ここが自閉症スペクトラムが意見を受け入れないと言われる部分なのではないでしょうか。
発達障害でも聞き入れようとしている
ちょっとした違いは普通なら理解できるのですが、そのちょっとした違いが分からないのがASな人。
「〇〇は△△してね!」
「うん、分かった」
しかし
「□□は△△してね!」
になると、〇〇と□□は全く別物と考えてしまうから
「俺がした事が気に入らないのか!!」
で、結局
「どうして発達障害って自分勝手で人の話しを聞かないんだろう?」
と悩んでしまうのでしょう。
広汎性発達障害の特徴を理解しよう
難しい事だとは思いますが、一つ一つを丁寧に伝えるとASには理解する能力は備わっています。
先ほどの〇〇と△△ですが、事前に
〇〇 = △△
だと伝えれば案外スムーズに進むのですが、ちょっとした言葉の違いですら違う事だと考えてしまうから面倒なんですよね(;^_^A
当然発達障害でも
- 人と仲良くしたい
- 人間関係を円滑にしたい
- 喧嘩はしたくない
嘘臭く聞こえるかもしれませんが、本人は結構そんな風に思っていたりするので、決して話しを受け入れないというつもりはないのです。
人の話しに聞く耳を持たないと言われる広汎性発達障害ですが、実は聞くつもりもあるし受け入れる気持ちもある。
ただ問題は・・・
受け入れているつもりだったり、理解しているつもりで終わっている事が少なくない事なのかもしれません。
こればかりは、アスペ当事者が理解出来ていないという事を知る必要があるのですが(-_-;)