●ジャパンフーズ(2599)
本日終値1389円(+300円)。総合飲料受託生産で国内最大手。本日ザラ場にて2014年3月期業績予想を発表。数値は当期利益で前期比71.3%増となる見通しで、予想EPSは176.24円。結果、レシオ面からの割安感より、本日株価は急騰のストップ高に。今期予想EPSより算出されるレシオはストップ高となった水準においても、7倍台といった事で依然割安感のあり、ファンダメンタル面からの妥当株価は更なる上値にあると考えられる状況。個別チャート面からは2007年高値1660円まで株価上値追いに伴う大きなフシが見当たらない状態。これより参戦のタイミングを合わせたい。


●古野電気(6814)
本日終値692円(+23円)。魚群探知機、電子海図など船舶用電子機器の世界大手。2013年2月期業績は最終黒字転換となった模様で、2014年2月期業績予想においては当期利益27.8%増のEPS63.40円となる見通し。株価には昨年末より上昇波動が出現となっており、本日は直近高値688円奪回で年初来高値を更新。現ディスクロで30万株強の信用買い残を抱えているが、その買い玉の大半に回転が効いている事で、特別上値圧迫要因とはなっていない状況。買い玉の回転の効く間は当面株価上値志向。今期予想EPSより算出されるレシオは本日終値で約11倍。


●東日本ハウス(1873)
本日終値859円(+37円)。在来型注文住宅大手。金融規制緩和期待より株価には昨年末より上昇波動が出現中。4月5日引け後に発表となった2013年10月年間配当の増配(10円→15円)を好感して付けた高値849円奪回で、本日は年初来高値を更新。現上昇トレンド継続との仮定のもとでは、当面株価上値追いに伴う個別チャート面からのフシも見当たらない状況。今1月には約400万株を抱えていた信用買い残は株価上昇に伴い減少傾向となっており、現ディスクロでは170万株割れにまで整理が進んできている状況。5日移動平均線推移を考慮した押し目買いで対処したい。


●医学生物学研究所(4557)
本日終値907円(+105円)。臨床検査薬・研究用試薬の製造。昨日引け後に2013年3月期業績予想の上方修正(当期利益7600万→2.18億)を発表。この業績予想を好感し、本日株価は急騰。結果、3月7日高値929円奪回で年初来高値を更新。これよりトレンドは新波動入りの様相である。上昇新波動入りとなれば、個別チャート面からは2003年高値1890円まで株価上値追いに伴う大きなフシが見当たらない状況。ただ本日は株価が跳ねた事で、移動平均線との乖離が急拡大。ここは5日移動平均線推移を考慮して対応したい局面である。


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