●MonotaRO(3064)
本日終値1476円(+69円)。工場用間接資材のネット通販会社。業績は増益基調が継続となる見通しで、今期予想EPS50.3円、来期予想60.0円。かつ連続増配となる可能性あり。株価はこの良好なファンダメンタル面を好感し、今1月末より上昇波動が出現中。5月22日に付けた1475円は上場来高値(分割修正)。高値1475円を付けた後は高値圏にて揉み合いとなっているが、5日移動平均線をサポートラインとする上昇トレンドは崩れるに至っていない状態。信用取組も買い残27万株、売り残18万株で貸借倍率1.49倍と好需給となってきている状況である。


●ホクシン(7897)
本日終値226円(+19円)。MDF(中質繊維板)専業首位。5月9日に発表となった2012年3月期業績は当期利益1.13億と3期ぶりに黒字転換。それを受け株価は高値229円まで急伸。その後は急落となったが、ここに至っては再び上昇波動が出現中。現ディスクロで信用買い残を約180万株抱えているが、高値229円を更新となれば、その買い玉の大半に回転が効き出す事で需給懸念は後退。高値229円奪回より一段高となれば、個別チャート面からは2008年5月高値274円まで株価上値追いに伴う大きなフシが見当たらない状況。押し目買いで対処したい。


●明和産業(8103)
本日終値817円(+31円)。化学品、樹脂主体の中堅商社。特定資金介入で、今4月半ばより株価は急騰。4月26日に高値888円を付けた後は調整となったが、上昇する25日移動平均線との乖離縮小となるタイミングでトレンド反転。ここに至っては再び5日移動平均線をサポートラインとする上昇波動が出現中。市場全体が冴えない展開となっている事で、消去法より本銘柄のような仕手系株が投資ターゲットとなる環境でもある。これより高値888円奪回より一段高の波動入りが期待されるところ。高値888円を抜ければ、個別チャートも再び青天井入り。押し目買いで対処。


●ビーマップ(4316)
本日終値49000円(-2000円)。JR・道路など交通関連、位置情報・画像閲覧、モバイルなどから無線LAN事業に急展開。5月14日に、東京スカイツリーの周辺を巡る街歩きをガイドするスマートフォン用アプリ「下町そら散歩」開発を報じられた事が刺激材料となり、株価はストップ高を交え連騰。本日株価は一時大幅安となったが、サポートラインとなる5日移動平均線推移処で反転となり、再び上値追いの展開に。信用買い残は1000株弱しか抱えていない事もあり、目先買い玉の回転の効いている間は、現上昇トレンド継続の気配。上手く参戦のタイミングを捉えたい。


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