石原裕次郎さんの23回忌法要が明日、東京・国立競技場で行われますね。都内近郊に住んでいれば私も石原さんのファンの一人として参列したいところですが、九州からはなにせ遠すぎます。自宅でご冥福をお祈りしたいと思います。
明日の法要は石原裕次郎さんが眠る横浜市鶴見区の総持寺(そうじじ)の本堂を実物大で国立競技場に再現して行われることが報じられています。石原裕次郎さんの法要では、13回忌の時に13万人以上が押し寄せ、ＪＲ 鶴見駅から総持寺までが大パニックになったそうですから、むべなることかなと思います。
＜出開帳
＞
ここで大変恐縮ですが、この本堂の再現に際して、石原プロの専務・小林正彦専務さんが、総費用について「大きな映画が軽く１本作れるぐらい」と、国立の使用料や本堂の建設費、人件費など、少なく見積もって１０億円は超えそうだと言われる資金調達が私は気になります。
http://roppongi-web.com/entertainment/post_344.html
＜石原裕次郎23回忌で寺建てる? 倫敦巴里/ウェブリブログ
＞
http://e-bozu.at.webry.info/200905/article_30.html
http://turezurekusa.jugem.jp/?eid=1619
一本の映画を軽く作れるというのですから、それは映画製作と同様にスポンサーを募るということになるのでしょうが、どのようなスポンサーが名を連ねるのでしょうか。先日石原プロの「西武警察」が放映されていましたが、このような裕次郎さんの記念特番での番組放映権をテレビ局へ売るというのが、この番組にスポンサーをつけるなどによって最大の資金源になるだろうとは理解しやすいですかね。
ネットチェックすると他には、今やタレントさんの収入源の一つになっているパチンコがありました。通常、３万台普及したらヒットと言われるパチンコ機が、石原裕次郎さんの台の登場で、パチンコ業界では10万台の普及も見込めるとしているそうです。後は、本来の関連グッズ販売による収入を見込んでということになりますね。
＜石原裕次郎 ２３回忌特別企画。CD32枚とDVD4枚に7大付録も付いたセット・コレクション
＞
http://www.u-canshop.jp/yujiro23rd/index.html
http://www.tv-asahi.co.jp/yujiro/
いずれにしても、石原裕次郎さんが52歳で亡くなったことに改めて感慨深いものがあります。先日同年齢のマイケル・ジャクソンが亡くなったばかり。半世紀を生き、死が現実味を帯びてくる世代ではありますが、今生で学ぶべきことはまだまだ山積みになったまま。とは言え、与えられる一日一日を一所懸命に生きるしかない訳ですが・・・。
- 太平洋の果実 石原裕次郎の遺したもの (小学館文庫)/増田 久雄
- ￥500
- Amazon.co.jp