48歳としての最終日に当たる昨日、約一ヶ月にわたった計5回の「創業塾」が終了しました。この塾を通じて、これまで漠然と描いていたイメージをある程度の形にまとめることができました。それは、「人事採用、教育・研修」に特化したアウトソーシングビジネスです。既存企業による総合人材関連の同業がありますが、何分一人で始める弱小企業です。絞りに絞って、しかも中小企業の弱点となっているこの分野でチャレンジします。

開業目標は来月。今月中に、自分にとって大きな整理をしなければなりませんが、なんとか開業まで漕ぎ着けたいと思います。サスティナ共創研究所所長の小島義博さんがご自分が好きな「人がほんとうに決意したそのとき、すべての物事が動き出すのだ・・・」と続くゲーテの格言を引用されたとき、聞いていてからだの中に何かが注入されたような感覚が走りました。

ビジネスプランの講義では三班に分かれてのグループワークでした。最後は各グループから12名の代表者がそれぞれのビジネスプランを発表しました。現高校教諭で来年の退職後「そば大学」を開業予定のUさん、「庭のデザインをプレゼントに」というKさん、コンピュータによる安価な遠隔操作システム普及に情熱を燃やすMさん、フラワーサークルでインストラクター養成を手がけたいというTさん。

「目標を持たなければ動けない」、「動かなければ結果は生まれない」、「結果が出なければ新たな目標は生まれない」。わかりきっていることですが、これが意外と難しかった。この「創業塾」を通じて、そんな自分を背後からポンと押されたような気がします。小島さんに倣ってゲーテの逆説的な格言を一つ。「生活はすべて次の二つから成り立っている。したいけど、できない。できるけど、したくない」。(格言と反省)


ゲーテ

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテJohann Wolfgang von Goethe,1749 8月28 -1832 3月22 )は「ドイツ 詩人 劇作家 小説家 科学者 哲学者 政治 。特に文学において優れた作品を多く残し、シュトゥルム・ウント・ドラング とヴァイマル古典主義 を代表する作家の一人となった」。


「日本においては、明治以来医学や科学、法学、軍事など様々な面でドイツを範としたこともあって、ドイツの文化が熱心に学ばれ、ゲーテの受容は大きかった。明治時代から森鴎外 らによるゲーテの著作の翻訳が行われ、とくに『ファウスト 』『若きウェルテルの悩み 』などは多数の翻訳者が翻訳に取り組んでいる。1931年には日本ゲーテ協会 が創設され、ドイツ文学の研究・紹介を行っている」。(ウィキペデキアより抜粋)