エポック社の「ジャイアンツ野球盤C型(1976年製)」 | 親子でたのしい!大人もたのしい!アソラボ

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エポック社のジャイアンツ野球盤C型・1976年製

エポック社の野球盤で最も売れた「野球盤AM型」(過去記事)と共通するデザインの野球盤の廉価商品。基本機能はデラックスなAM型と変わりません。

エポック社のジャイアンツ野球盤C型・1976年製


このデザインは70年代後半から80年代後半まで、10年ほど基本デザインが変わらなかった王道デザイン!

「野球盤AM型・1977年製」(過去記事)「原辰徳のパーフェクト野球盤B型・1981年製」(過去記事)の比較が下の写真。

1970年代・エポック社の野球盤AM型

左がAM型。右がB型。

エポック社のジャイアンツ野球盤C型・1976年製

左がB型。右がC型。

盤面サイズが一番小さいのに、「原辰徳のパーフェクト野球盤B型・1981年製」(過去記事)と並んでホームランが出にくい球場です!

人工芝タイプの野球盤は、球足が遅くなることでホームランになりにくくもなるんですが、C型野球盤はAM型やB型と比較しても球足が一番速い球場!!

球足が速い原因は・・・

AM型とB型のグラウンド面は、ボードに紙が貼られて印刷されています。しかしC型は本体のプラスチック筐体そのものがグラウンド面なので、やたらと球足が速い!
ピッチャー・バッター間の距離が短いのも影響してるかな。

エポック社の野球盤AM型

AM型を裏面から見ると盤面はボード。

エポック社のジャイアンツ野球盤C型・1976年製

C型はプラスチック一体型。

ではなぜホームランが出にくいか・・・

盤面がコンパクトで守備間が狭い上に、守備ポケットの後ろの壁の立ち上がりがそれなりに大きく、打球がここに当たって速い打球が盤面をあちこち飛び回ってしまうのです。

エポック社のジャイアンツ野球盤C型・1976年製


盤面イラストは往年の名選手・V9戦士ががモデルですね。
外野の守備が深い!!

エポック社のジャイアンツ野球盤C型・1976年製


巨人対広島のようですね。

「ジャイアンツ野球盤C型」はジャイアンツ商品ですからジャイアンツマーク! マスコットも「バットに乗った少年」。このマークの入ったオレンジのバット型メガホンで応援しましたよ〜。
ジャビットとかってちょっと自分には馴染まない。。。
「GKING」は良かったです!!
それなのに「かっこいいジャイアン」みたいになってまたジャビットが「ウイニングジャビット」として戻って来ちゃいましたよね〜(笑)