新任管理職専門コーチの田端です。
先週末はプロのカウンセラーの方が主催されている
セミナーに参加してきました。
元々カウンセラーの方は心にトラウマを抱えている等、
ちょっと心理的にマイナス面を抱えた方々を
正常なレベルに戻すのが仕事で、
コーチが心身共に健常な方が
更に成長し、ご自身の未知の可能性を
開いてゆくのが仕事という点で
異なります。
ただし両者の間にはスキル的には
共通した点も多いので、
カウンセラーの方が実務で使用されている
スキルがコーチングに役立つのではないかと思い
セミナーに参加してみました。
参加してみて感想は、
確かに、カウンセラーの方から教わったスキルは
今後のコーチングに大きく役立ちそうでした。
でも、一番印象に残ったことは、
「やはり自分はコーチだ!」
という事実でした。
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具体的には、
今回講師を務められたカウンセラーの方から見ると
コーチである私は、
「その人の中に潜む、本当の想い、隠れた夢、希望
等を敏感に察知している」
ように感じたそうです。
逆に私から見ると、
カウンセラーの方々は
「心の中のトラウマや痛みに敏感に反応する」
ように見えました。
そして、カウンセラーの方は
「クライアントの方々の心が正常レベルに達したら、
更にその人の成長をサポートする気にならない。」
そうで、
「その人の更なる成長や、パフォーマンスの向上、
充実した日々を送れるようになるサポートは
コーチにバトンタッチしたい。」
とのこと。
なるほど。。。
カウンセラーの方とコーチはうまく協力してゆけば
より多くの人々のサポートが可能だな、と感じました。
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そんなカウンセラーの方とお話ししていて、
ふと思ったのですが、
優秀な人ほど、無意識のうちに
部下の成長の芽を潰してしまうことが
ある事実をご存知ですか?
例えば、こんな事、よく職場でやっていませんか?
例えば部下が会議の席で発言したり、
提案したりすると、すぐに
「でもこんなことも起きうるよね。」
とか、
「こういうこともあるから、気を付けないと。」
等と指摘するとか。
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もちろん、あなたは部下が失敗しないように、
いろんな面から物事を見るように
注意を喚起しているつもりなんでしょうけど。
なにしろあなたは優秀ですから、
部下のアイデアが心もとなく感じてしまいますよね。
まだまだ視野が狭いし、
もっといろんな事が発生する可能性も
考慮してアイデアを出してもらわないと、
安心して仕事は任せられない。。。。
私も物事を様々な視点から見つめて、
的確な判断をくだすことは重要だと思います。
でも、毎回発言されるたびに
「でも、こういうこともありうる」
「ああいうこともありうる。」
なんてすぐ水を差すようなことばかり言われていたら、
言われている側は
「何を言ってもダメだしされる。。」
みたいに感じて、そのうち
発言する気持ちすらなくなってきてしまいます。
軽いトラウマみたいなものですよね。
「石橋をたたいて渡る」
のもいいですが、
あまりしょっちゅう叩いていると、
たとえ石橋といえども、
渡りきる前に崩れてしまいますから。
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では、そうならないためには、
どうしたらいいでしょうか?
そのコツはまたj次回、お伝えしますね。
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