欧州サッカークラブとの仕事を語るブログ -3ページ目

FCバルセロナ 熊本震災復興チャリティキャンプ


FCバルセロナ 熊本震災復興チャリティキャンプの当選者及び非当選者への方全員へメールを差し上げましたが、au、docomoのアドレスで迷惑メール設定をされている方のメールが戻ってきてしまいます。

来週以降、当選者の方でメールが届かなかった方へは個別で連絡をいたします!



久々に本を出版します! サッカー選手を目指す子供の親に贈る40のアドバイス

徳間書店さんから本を出版することになりました。


世界で通じる子供の育て方 : サッカー選手を目指す子供の親に贈る40のアドバイス


どういった意図でこの本を書いたか、たぶんプロローグに書いたことを読んでもらったほうがわかりやすいので、一部抜粋します。



「私は、世界で、つまり欧州トップリーグで活躍できるレベルのサッカー選手になるためには、強いメンタル(良い時も悪いときも自分をコントロールできる)をベースとして、才能 × 正しい努力 × 運のすべてが必要であり、いずれか一つでも欠けてしまった場合は、トップまでたどり着くことは難しいと考えています。その中でも特に重要なのが「正しい努力」をすることです。僕が見てきた日本の指導現場では、「努力」することは求めますが、その「努力」の質については全く気にしていない、もしくは何が正しいか、正しい可能性が高いかを理解しようとすらしていないということが多々あります。


 指導者や保護者はいずれも子供たちを成長させるために一生懸命です。しかし、その方法が間違っていたとすれば、一生懸命やればやるほど子供たちの成長は間違った方に進んでいきます。そして何年ものときがすぎ、間違いに気付いた時には、正しいと信じて一生懸命取り組み、身につけてきたたことが、後戻りできないほどの大きな負荷となってしまいます・・・・」
―――――ここまで抜粋。


つまり、後戻りできなくなる前に今、自分がやっていること、やろうとしていることをもっと精査しましょうよということと、その精査をどうやってするのかということにフォーカスして書いています。


現在、予約受付中なんで、興味がある方はぜひ!
世界で通じる子供の育て方 : サッカー選手を目指す子供の親に贈る40のアドバイス


天才少年とか呼ぶ風潮について思うこと。

才能のある小学生を“天才少年”とか呼ぶ風潮はなんとかならんものかなあ。 現時点でいい選手、才能のある選手はいる。それ以上でもそれ以下でもない。上にあがっていくにつれて待ち受ける困難で過酷な戦いや、世界に溢れてる才能のある選手たちの数を見ると、今、”天才”という枕詞をつけてしまうのはどうかと思う。 スペインには今日本で天才と呼ばれてる選手クラスの上を行く、“神様少年”がたぶん数百人ぐらいはいると思う。 ほんとに才能のある子は、自分自身、保護者も含めて、決して自分たちでは天才だなんて、思ってもないと思うし、逆にそう思ってたら、間違いなく上まであげれないと思う。。

野望。

2016年にはいって仕事が劇的に忙しくなっています・・・

忙しくなった理由はもう明らかで、今までは春、夏、冬しかイベントをいれてなかったのですが、最近は5月とか6月とか間にイベントが入り、そのイベントの準備が入ってるためですね。。

今年は3年かかることを1年でやってしまおうと考えて、全部まきまきでやってます。
自分の中での将来の構想があるのですが、その糸口が見えたので、いっきに形にしてしまおうと思ってるんです。

簡単にいうと、これまでのテーマは日本の指導者の質をあげようといろいろ取組をしてきたのですが、これやってたら、日本サッカー強くなる前に自分が死んでしまうなと。そして、今の子供たちには、指導者レベルの向上を待ってたら、おじさんになってしまうなと。

自分の考えでは、日本サッカーを強くするには、同時期の代表(前後10年以内)に欧州のビッグクラブで主力になれるような選手が70%~100%ぐらいはいないとだめだと思っているのですが、それを実現するには・・・・、才能を発掘すること、正しい努力をしてもらうこと、運が訪れる環境を整えることだと思っています。

ま、これをどうやって実現するかは、まだ公開しないですが、感のいい人だともうわかるとは思います。後はどう実現するか。

僕も気が付いたら40歳。会社を立ち上げてすでに12年ですが、このペースでやってるとちょっと遅いなあと。 あとは過労死とかには気つけないと。自分に保険だけはかけたんで、会社は立ち行くし。ま、ぽっくりいったら、それはそれでまあ楽しい人生だったからいいとする。





FCバルセロナ “熊本震災復興支援マッチ及びチャリティキャンプ” 開催が決定

この度、弊社ではFCバルセロナ “熊本震災復興支援マッチ及びチャリティキャンプ”を開催することになりました。

キャンプ

福岡


昨年、ワールドチャレンジに街クラブ抽選枠として参加したブレイズ熊本さんと大会後も情報交換していたこともあって、地震当日から定期的に連絡を取り合っている中で、何か力になりたいと思ってはいたものの、実際に何ができるかということについては、やはり現地に行かなければわからないと感じ、5月の頭に熊本を訪問しました。



現地で伺った話では、もちろん避難生活を強いられている状況にある人が最も辛いということは前提としても、そうでない人も学校にはいけず、またサッカー場は使えなくなったところがほとんどで県内ではサッカーをすることすらできず、精神的に辛い状況であるとのことでした。



その状況をFCバルセロナとの会話の中でに伝えたところ、被災地の子供たちに少しでも勇気と元気を取り戻してもらいたいとのことで、復興支援をやろうということになりました。



具体的には、今週末になりますが、熊本県内のサッカーチーム「ブレイズ熊本」と「FCバルセロナ福岡校」との親善試合及び復興イベント。


また、夏休みには、熊本県の子供たち336名を招待し、 FCバルセロナ 熊本震災復興支援チャリティキャンプを開催することになりました。


復興支援チャリティキャンプの申し込み(熊本県在住の小学生限定)
http://juniorcamp.pl.shopserve.jp/2016/kumamoto/


熊本震災復興支援マッチ
http://fcbescola-fukuoka.jp/home/news/?p=6923

僕はサッカー界の人間で、サッカーに支えられて生きているんで、サッカーで熊本県の子供たちに何かできるんだろうというところからはじまった復興支援です。昨今、こういったことに偽善だとか言う人もいますが、やらない偽善よりやる偽善てことで、がつんとやります。

新たな取組はじめます。

今年に入ってから、潜在意識を意識的に活用する勉強をしています。

元々、トップマーケッターである神田昌典さんの本はほとんど読んでいたのですが、その本の中で「全能思考」という本があり、この本はなかなか手ごわく、読み切れてなかったのです。

その本はお蔵入りしていたのですが、神田さんの活動はちょこちょこチェックしていたところ、今年のはじめに神田さんが「フューチャーマッピング」というセミナーをやるということで、受けてきました。フューチャーマッピングが何か全く知らずに受けたのですが、実は全能思考≒フューチャーマッピングだったんです。

簡単にいうと、自分の潜在意識化にあるものを、他人の物語をベースに引き出していくというものです。

例えば、映画を見た後、主人公に感情移入したり、何かしらの気付きがあり、そこから自分の行動にいかされることってありますよね?ああいったことを映画ではなく、自分が作り上げた他人がハッピーになるストーリーから導き出すという感じです。

ま、説明してもなかなか理解するのは難しいかと思いますが・・・。
僕は、セミナーを受けて取組はじめてから、これって潜在意識を活用できてるんじゃないかと思えることがかなり増えました。過去の分析などではなく、イメージだけで未来をとらえる感じです。

そんな感じで思いついたのが、子供たちがプロサッカー選手になりきれるサッカー大会です。他にもいろいろ思いついてるんでちょこちょこ新しい取組をはじめていきたいと思います。

以下、ケリなびカップリリース抜粋。

U-6キッズがプロサッカー選手になりきれる大会「ケリなびカップ」の第1回大会を、5月22日(日)に海浜幕張のZOZOPARK HONDA FOOTBALL AREAにて開催いたします!


「汗まみれで家に帰ってきた我が子が『きょうのサッカーすっごくたのしかった!』と心から笑顔を見せてくれるサッカー大会って、いったいどんなものだろう?」


「一人ひとりが『自分が主役だった』って感じられたら、きっと楽しいんじゃない?」



そんな発想から生まれたのが、この「ケリなびカップ」です。



参加チームは、FCバルセロナスクール葛飾、ACミランサッカースクール千葉・佐倉、レアルマドリード・ファンデーション・フットボール・アカデミー、アーセナルサッカースクール市川、SOLTILO FAMILIA SOCCER SCHOOL、MASAKI FOOTBALL ACADEMYなど。


オリジナル選手証や入場アンセム、プロの実況アナウンス、バックボード前でのヒーローインタビューなど、まるでプロサッカー選手になったかのような夢あふれる体験をプロデュースいたします!

http://aslj.net/kerinavi-cup/


U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2016Jリーグ予選開催決定のお知らせ


本日、U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2016のJクラブ予選の概要をリリースしました。

jswc
http://u12-juniorsoccer-wc.com/2015/j_qualifying/


これまでJクラブは招待だったのですが、多くのJクラブさんからうちも出たいんですが・・・という要望をいただき、すべてのJクラブさんにフェアにチャンスを提供する方法はないかと模索してきました。


運営する方としては、参加チームを招待で集めた方が単純に楽なんです。というのも、予選を開催することになると、遅くても5月とか6月には予選を終わっていないといけないわけで、そうするとすべてが前倒しになること、あと運営費用にしても、基本持ち出しなんで、やらないならやらないで問題ないし・・・というわけなんです。


ま、そんな中なぜやることになったかというと、理由は2つあって、1つ目は、「やると決めた」からです。 なぜやると決めたかというと、目指しているものがあり、そこから逆算すると今やらなければ1年遅れるためです。2つめは、要望があったからです。当然、日本全国の子供たちに等しくチャンスを提供できたほうがいいに決まってますが、そんなに簡単にJクラブ全部呼んで大会できないわけで、でも、何チームからも要望があれば、「大変なんです」とか、「運営費がとか」そんなん理由になりません。やるしかないんです。てことでJリーグに直談判に行きました。

何がどうなったかとは細かく書きませんけど、協力していただくことができ、大会をやれることが決定しました。まあ、むちゃなタイミング(2月末)だったんですけどね。むりくり成立させました。

2月末にやれることが決定して、ばったばたと調整して、本日やっとリリースです。これで日本中のJクラブ所属の子供たちに等しくチャンスが訪れる形になりました。

次は日本全国の街クラブの子供たちにどういった仕掛けがあるか、楽しみにしててください!街クラブ予選はしませんが・・・。

http://u12-juniorsoccer-wc.com/2015/j_qualifying/

ばたばた・いろいろ

いやあ、やっと落ち着きました。

先月は、東京、福岡でバルサの指導者コース、埼玉、塩釜でセミナー、福岡で保護者説明会と、動きに動いた月でした。また、プライベートでも非常に嬉しいことがあり、充実した2月となりました。

初の試みであったバルサの指導者コースは3日間一人で通訳をやっていたこともあってへとへと。でも、通訳しながら学ぶこともたくさんあって、いろんな出会いもあって楽しかったです。

詳細は以下を見てください。
これから毎年講座を開講できそうなんで、興味のある方は次回以降ぜひ。
http://fcbescola-coachcourse.jp/

指導者東京
東京でのバルサ指導者コース

指導者
福岡でのバルサ指導者コース

埼玉と塩釜では、保護者向けのセミナーでした。
埼玉は川口の中学校に呼んでいただきました。

塩釜では、ライターの吉村さんと元なでしこ代表の大谷さんとたくさんの方たちの前で話をさせていただきました。 このセミナーの主催は、町クラブフォーラムという団体でして、ほんとに志のある仲間たちで毎回刺激をもらっています。

以下、吉村さんにとっていただいた写真です。

seminar2

seminar

3月はオランダ、スペインと海外シリーズになりそうです。

バルサキャンプの秘密を公開!

FCバルセロナキャンプでは保護者&参加者の感想を公開中!


バルサキャンプって聞いたことあるけど、参加した人ってどういう感想をもってるんだろうとか、リアルな声をきいてみたいと思いませんか?

外からだと決してわからない、バルサキャンプのリアルな声を公開中です。ぜひ是非読んでみてください!
http://juniorcamp.pl.shopserve.jp/2016S/voices.html


また、スプリングキャンプの参加者も募集しています!
静岡初開催です!

FCバルセロナスプリングキャンプ申込みはこちら。
www.fcbcamp.cat/japan/


東京デイキャンプ&イブニングキャンプ
3月26日(土)~30日(水) 東京ヴェルディグラウンド


静岡(掛川)デイキャンプ
4月1日(金)~5日(火) ヤマハリゾートつま恋

変化できるバルサ、変化できないミラン

ここ1年バルサが大きく変化してきています。
昨年の前半から夏にかけてもだいぶかわってきたなあという印象がありましたが、CWC以降すごい勢いで変化、というか進化しています。

もちろんFIFAの罰則を受けたという外部要因も大きいのですが、ラポルタ会長時代にアルゼンチンにカンテラを作り、失敗して閉鎖した時代から、外国人をマシアで育てる時代を経て、今、新たな時代に入っていきそうです。 チャンスっていうのはピンチの顔をしてやってくるんだなと改めて思います。(今回のバルサにとってです) 全世界のバルサスクールが鍵を握ると思いますが、 僕自身、このバルサの変化にどのようにかかわっていけるか楽しみではあります。 (具体的なことが書けなくてすみません)

一方のミラン。もう10年前から全く何も変わらない。ある意味それはいい部分でもあるんですが、外部のせいにするという悪癖は永遠に変わらない気がします。 外部の人間が意見してもしょうがないんですけど・・・・。 さすがにちょっと厳しいなーと。(こちらも具体的なことがかけなくてすみません)