「キラレ×キラレ」 (Xシリーズ第2弾）森博嗣

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☆☆
前回に引き続きXシリーズ第2弾です。最近、森博嗣ばっかりですいません。ちょっと読みつくすテンションになりつつあるので、最近はやたらと森博嗣読んでます。

さて、今回は電車内でナイフと思しきものを使ってちょっとした切り傷を与える切り裂き魔を追う話です。（なんだかまだるっこしいな…。）
今回も探偵事務所のオーナー椙田はあまり登場せず、小川令子、真鍋瞬市、探偵鷹知祐一郎の3人で事件解決に当たります。この辺りは前回同様です。

ただまたも残念な感じになってきましたね。このシリーズもか～、って感じなんですが。一応犯人は分かるものの動機もいまいち不可解な上に軽いし、そもそもトリックも何も無い話だったし。ダカラと言って深みのある文学的なテイストがあるわけでもないし。単にこういうお話でした、ってだけですね。まあ文書旨いし、会話の感じは相変わらず良い感じだし、読むだけならタンタンとそれなりに楽しんで読めるので2つ星はあげましょうかって感じです。

なんかダメですね～、GシリーズもXシリーズも。先に大きな物語を期待しながら惰性で読むしかないのか、この人のシリーズモノ。