君の望む死に方 (ノン・ノベル)/石持 浅海
￥880
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☆☆☆☆
「扉は閉ざされたまま」の続編です。ストリーそのものにつながりはありませんが、一部前作のネタばれになりかねない記述があるので、順番を変えて読まないことをお奨めします。
さて、本作も前作に続いて一般的なミステリーとは趣向の違った書かれ方がしています。
ある人間に殺されるために趣向を凝らすＡ、Ａがそのような企みを持っているとは知らずにＡのシナリオにのってＡを殺そうとするＢ。つまり一般的に言う犯人と被害者の立場が逆転しているのです。この発送はかなり面白いと思います。また荒唐無稽に思えるプロットを支えるだけの背景も用意されていてその意味でも合格点を与えられるでしょう。
犯人と被害者の立場については記述しましたが、では探偵役は何をするのか、というと、被害者になろうとしている犯人を先回りして彼の企みを無効化させていきます。今回は事件が起きる前に止めようとする探偵対、事件を起こそうとする被害者の対決です。このプロット自体も見事なのですが、今作で最も見事なのはラストに向かう数ページです。あらゆる意味で新しいミステリーと呼べると思います。
1作目に続いてこちらも映像化されいます。ちょっと凄いですね。
↓↓↓
君の望む死に方
￥2,870
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☆☆☆☆
「扉は閉ざされたまま」の続編です。ストリーそのものにつながりはありませんが、一部前作のネタばれになりかねない記述があるので、順番を変えて読まないことをお奨めします。
さて、本作も前作に続いて一般的なミステリーとは趣向の違った書かれ方がしています。
ある人間に殺されるために趣向を凝らすＡ、Ａがそのような企みを持っているとは知らずにＡのシナリオにのってＡを殺そうとするＢ。つまり一般的に言う犯人と被害者の立場が逆転しているのです。この発送はかなり面白いと思います。また荒唐無稽に思えるプロットを支えるだけの背景も用意されていてその意味でも合格点を与えられるでしょう。
犯人と被害者の立場については記述しましたが、では探偵役は何をするのか、というと、被害者になろうとしている犯人を先回りして彼の企みを無効化させていきます。今回は事件が起きる前に止めようとする探偵対、事件を起こそうとする被害者の対決です。このプロット自体も見事なのですが、今作で最も見事なのはラストに向かう数ページです。あらゆる意味で新しいミステリーと呼べると思います。
1作目に続いてこちらも映像化されいます。ちょっと凄いですね。
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