緑豆は小豆のような緑色の豆です。
私の「緑豆」との出会いは←(ちょっと大袈裟)
数年前の韓流ブームの時に夢中になった韓国ドラマ
『大長今・宮廷チャングムの誓い』
薬膳も足裏健康法も何もしていない、
子育てで夢中になっていた頃です。
ドラマの中で解毒の為に
緑豆の煮汁を飲ませるシーンが
沢山出てくるのですが・・・・
とても衝撃を受けました!!!
お豆が解毒になる??
緑豆ってもやしとかはるさめの原料??
食べ物の効能について何となく興味を持ち始めていた頃だったので、
ものすごい衝撃でした!!!
宮廷チャングムの誓い
第一話・・・・
後にチャングムの母となる宮廷女官パク・ミョンイ。
宮中の台所、水刺間(スラッカン)で働く彼女は
宮廷内で権力を握るチェ一族の陰謀で
濡れ衣を着せられ、毒を飲まされてしまう。
ミョンイの親友で女官のハン・ヘギョンは
事前にその陰謀を知り、ミョンイが飲まされる毒に
解毒剤を混ぜ、こっそりミョンイの服に手紙を入れます。
その手紙の中に、
「附子湯は緑豆で解毒できると言っていたわね。
でもこれで助けられるかわからない・・・・・」
とあります。
※附子湯(プジャタン) :ミョンイの毒殺に使われた毒薬
(王命による毒殺に使われていた賜薬と言われています)
同じく第一話・・・
ミョンイはチャングムの父となるソ・チョンスに助けられます。
お寺の住職の指示で、チョンスはミョンイに、緑豆の煎じ汁を飲ませます。
住職 「薬ができるまで、緑豆を煎じて汁を飲ませなさい。
それも解毒になります」
第七話・・・
宮廷の水刺間(スラッカン)を追放処分となった
チャングムが送られたのが、宮廷の菜園。
ここで働く女性が誤って毒草を食べ、苦しむシーン。
菜園の責任者であり、後にチャングムの師匠となる
チョ・ウンベクがその女の手首に針を刺すと、毒を吐きだした。
応急処置をした後に言ったセリフが・・・
「緑豆の煮汁を飲ませてやれ!」
ヒョ~~
こんなに何度も出てくると忘れられないですね。
「緑豆」
そんなわけで我が家でも「緑豆」は大活躍。
体の余分な熱を冷ますと言われているので、
口内炎、ニキビ、副鼻腔炎など・・・
不調が多い我が家の家族の為に
積極的に食べるようにしています。
アトピー性皮膚炎にも良いとか・・・
薬膳ケーキは、やわらかく煮た緑豆を皮ごとつぶしたものを
たっぷり入れて、ココナッツミルクも入れて、ケーキにしました。
トッピングはナツメと松の実です。
緑豆の薬膳効能:
性味 : 甘/平
帰経 : 心胃
清熱解毒(皮ごと使うのが良い)
夏バテ予防
利水効果で浮腫み解消
二日酔い予防
梅雨のじめじめした「湿」の多い季節から
夏にかけて、ピッタリの食材ですね!!