アラフォーおやじの大連起業ブログ

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1年間の留学を終え、大連にて新たに起業するアラフォーの日記です!

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今、店の営業許可の申請と平行して


日本独資の会社設立を目指してます。


手順としては以下の通りです。



①企業名仮登録

②外貨企業批准書申請の手続き、環境影響評価書

③工商行政管理部門に登録手続き(営業許可証の申請)
仮営業許可書(3ヶ月間)

④企業代表番号(組織機構代碼証)の申請

⑤外貨登録
銀行口座開設、印鑑作成:実印、契約印、領収書印、税関印、銀行印、代表者印

⑥税務登録
役所:登録所 

⑦税関登録
税務・財務・工商・統計・税関・外貨管理

⑧資本金の入金
資本験試報告書(資本証明書)

⑨正式営業許可書(10年、20年、50年)



昨日やとは⑥番目までクリアしました。


こちらで外資法人の銀行口座を開設する場合、人民元口座と外貨口座の2つを開く必要があります。




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これは人民元口座開設に必要な書類一覧



















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これは外貨口座開設に必要な書類一覧













営業許可書、企業登録番号証、地方税・国税登記証、法人代表人のパスポート等々


中国語で書いてあるので日本では何というのか分からない書類もあります。


あとは登記した会社印大小と会社のゴム印なんかが必要です。



以前も書きましたが、中国の銀行はいつも込んでます。

おまけに今回は個人口座と違い、必要な書類が山ほど要ります。

(個人口座はパスポートのみ)


実際に昨日は手続きに3時間近くかかりました。



あとは日本の当座預金と同じで通帳がありません。

代わりに小切手帳を購入して入出金します。

(まだ購入していないので写真はありません)




中国の銀行は日本の信用金庫さんみたいに会社に小切手を取りに来てくれて現金を会社まで届けてはくれません。(実際あるかどうかは知りませんが)


しかし、こちらの法人口座にもネットバンキングがあるということで、同時に申し込みました。



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これは日本でもお馴染みのトークンです。


但し、法人口座は2つのトークンが必要です。


始めは右のトークンを使って作業を進めますが、最終的に右のトークンで入力しないと入出金が確定できない仕組みになっています。


おまけにログインパスワードもアルファベットと数字を含む8ケタが必要です。


セキュリティは日本以上に高い気がします。




ただ、もちろんネットバンクは全て中国語なので慣れるまでにはしばらく時間がかかりそうです。


つづく。








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今朝もキレイな朝焼けです。


11月になりました。

徐々に寒くなってきましたが、今週末から暖気(集中暖房)が入るので非常に嬉しいです。




さて、健康のためと移動時間短縮の為に自転車を購入しました。


銀行や買い物に行くにはバスやタクシーよりもやっぱり自転車が一番便利!



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日曜日には星海国宝近くの河口まで自転車で釣りに行ってきました。



日曜日の早朝は市内も自動車が少なく、自宅から星海広場まで非常にスムーズに行くことができました。


釣れることは釣れるんですが、10センチ以下のメバル?ガシラ?のような雑魚ばかりでした。




自転車に乗るようになってつくづく感じるのは


「大連の街は自転車に優しくない」ということです。


もちろん、歩行者にも優しくありません。



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中山広場周辺は軒並み自転車進入禁止です。


自転車は押していかなければいけないです。


実際捕まると罰金200元取られるそうです。


(写真は上海路)


まあ、捕まっている人を見たことはありませんが。

















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これは人民路近くの一角。


両脇は駐車車両で一杯。


歩道も駐車場になってます。


歩くのも大変ですが、自転車も大変です。


日本でいう駐車場というもの、例えばタイムズ24とか市営駐車場とかがありません。


現地の人によると、法整備が遅れているのと、まだまだ地価が右


肩上がりなので、駐車場を造るよりマンション等を造った方が儲かる


る。だからなかなか駐車場が増えないと聞きました。








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街の所々にこういった看板があります。(ちょっと分かりづらいですが)


夜間17時から朝までは路上が有料の駐車場になっています。


しかし、夜間だけでなく日中も関係なく駐車場になっているかんじ


です。






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ここは、IKEAから大連駅に向かう道路です。


自転車専用の表示があります。


割と走りやすいです。


でもこういった道路は市内にはほとんどありません。



大連にも自転車愛好家は意外とたくさんいて、道で会うと、あいさ


つをしてくれたり、ベルを鳴らしたりしてくれます。


国は違いますが、愛好家同士は、通じ合うものがあるんだなあと


少し嬉しくなりました。



つづく。























昨日から大連は一段と寒くなり、明日の朝の最低気温予想は-2℃になるとのこと。


もう、大阪の真冬並みになってきました。


もう厚いコートとマフラーが必要です。



さて、店舗の改装が始まって早2週間。


ちょっとだけ紹介します。



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これが店舗です。


まだ以前の看板のままですが


今、入り口が2重になるよう改装しています。


そうでないと店の暖気がいっぺんに吹き飛んでしまいます。

















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バーカウンターです。













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2階厨房です。


オープンキッチンにする予定です。


水を張った状態で水漏れと排水状態をチェックしています。










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3階のパーティールームです。


まだ何も手を付けてません。


25人収容でプロジェクターや音響設備を入れる予定です。


ちょっとしたミニコンサートも可能です。






明日は、会社設立の為に必要な銀行口座を開設し、法人印を作りに行きます。


つづく。



大連はここのところ毎日快晴で気持ちの良い日が続いています。
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日本から日本円の送金が届き、工事費等支払いの為、銀行へ下ろしに行きました。



しかし


中国では外貨の引き出しは1口座につき1日1万ドル(日本円で約80万)未満という決まりがあり、仮に同じ口座から500万円引き出そうとすると、6日間以上銀行に行かなければなりません。



簡単なようですが、こちらの銀行は待ち時間が半端ではありません。


昼前なんかに行くと、2時間待ちなんてしょっちゅうです。


ということで


今週は毎日朝8時に銀行に行って列んで8時半の開店後即、預金を下ろすという作戦をたて実行しました。


いちおうどの支店でも外貨が引き出せますが、小さい支店では日本円が足りず、たらい回しにされるので、大連で一番大きい中山広場の支店へ行きました。自宅から歩いて20分以上かかります。


外貨を引き出す際には手数料がかかります。

複雑な計算式があるようですが、80万円引き出すのに500元(6500円)ほど必要になります。


朝一に銀行→日本円引き出し→一番高い両替商と円を元と交換→元を銀行に預け入れ


この作業を5日間続けました。



一番高い両替商と円を元と交換と聞いてさっぱり意味が分からないと思いますが

銀行で両替するとその日の相場から約30元低い相場での交換になります。

銀行のまわりには銀行の相場よりも20元も高く交換してくれる個人の両替商が大勢います。

彼らは自らの判断で差益を運用して利益を出しているので、交換レートも様々です。

私も5、6人ほど知っていますが、一番高く交換してくれる両替商を電話で確認してから交換してます。

馴染みでなければ、もちろんぼったくられる事もあります。


日本では考えられませんが、こちらではこれが普通です。



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これが10万元です。


100元札が1000枚あります。


ちょっと持ち歩くには勇気が要ります。









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一応、帯に銀行の印(というか銀行窓口の人間の印)はありますが













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こんな風に簡単に留めているだけなので、大分不安。


日本の帯封のように信用はありません。


銀行の待合いには必ず、紙幣計算機があり、皆さん、確認しています。偽札もありますし。



中国で事業を始めるにあたって日本では想像もつかないことを毎日体験している今日この頃です。


つづく。


ラグビーチームの遠征で先週末北京に行ってきました。


出張では何回か行ったことがありますが、街中をじっくり見たことがありませんでした。


今回は地下鉄、バス、歩きで街中を探索しました。2日間で20キロくらい歩いたんじゃないでしょうか。


印象は


当たり前ですが、大連と違い大都会だということ


以前より空気が綺麗になったと感じたこと


車の渋滞が半端では無いこと


街行く人達の服装がかなり洗練されていること


等々


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エスカレーターでは皆さんきちんと左側を空けています。


つばを吐く人はいません。


信号を皆守ってます。



大連ではあり得ないことです。



ただ、大連と同じく、一歩、街の中に入ると(胡同と呼ばれるところ)、


生活感漂う庶民の暮らしに遭遇します。




これが今の現実の中国じゃないかなあと思います。





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王府井の入り口


途中から歩行者天国になります。





















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お土産屋等が並んでます。






















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かいこのさなぎ


ムカデ


さそり


等々の串焼き


おもちゃではありません。食べる勇気もありません。



北京のバー事情も見てきました。


現地の駐在の人に教えてもらった「バー 一藏 」という所に行きました。


地下鉄10号線の呼家楼近くにある朝陽劇場の建物の中にあります。


マスターに事情を話すと、北京のお酒事情等々、親切に教えてくれました。


お酒の仕入れに関しては、やはり大連よりも北京の方が品数も豊富で、仕入れ価格も2~3割程度安いようです。

まあ、需要と供給の関係ですからそうなるのでしょうが。


仕入れ先のルートも教えていただきました。


サービス、味、店の雰囲気等々大連には決して無い、居心地の良いバーでした。



最終日には新しくオープンしたショッピングモール「SOLANA」 に行ってきました。
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大阪の北摂でいうと箕面の「ヴィソラ」 と同じようなショッピングモールです。

この中を歩く限り、ここが中国だなんて微塵も感じられません。

普通に中国人の家族連れ屋カップルが週末を楽しんでました。

う~ん、これも大連とは大違い!

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最後に北京のセブンイレブンで買ったチーズケーキ

9元(約120円)です。

こちらの感覚ではちょっと高い感覚です。


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味の方は

さすがセブンイレブン

はっきり言って美味しいです。

しっとり感がいいです。

こんなものが普通にコンビニで買えるなんてこれも大連では考えられません。

色んな意味でまだまだ、発展途上なのが大連。

だから、大連にお店を出すことにしたんです。

つづく。






昨晩は店の大家さんたちと会食をしました。


これから許認可等を取得する上で大家さんの協力は必要です。

こちらに関しては後日、順に書いていくつもりです。


さて、内装工事の支払いにとりあえず15万元を自分の口座から引き出す必要ができたので、自宅近くの中国銀行へ行きました。


銀行の規定では予告なしで一つの口座から引き出せる限度額は一日5万元未満まで。

それ以上になると事前に銀行に予約をしなければなりません。基本的には前日に銀行に行って予約すればOkです。



年間の家賃を払うため銀行でお金を引き出しにいった時にこのことを初めて教えられました。

始めは「そんなことも知らないの?」とバカにされましたが、外国人である私が知る筈がありません。


こっちではこんなことって結構あるんです。一つ一つ勉強です。




ところが、昨日、その15万元を引き出す予約に行った時です。



女性の行員さん(ちょっと偉い感じの人)に


「明日、15万元引き出したいので予約に来ました」というと


「大丈夫!予約は入らない」と。



おまけに銀行が込んでいたので裏にあるVIP専用窓口に連れて行ってくれ並ばずに引き出せました!


さらにVIP窓口の行員さんは事もあろうか終始笑顔


こっちの銀行事情を知っている人ならご存じでしょうが、あり得ない話です


規定通りに行うことが日本では当たり前でしょうが、中国では往々にしてこういったことがあると後から友人に教えられました。


中国には


上に「政策」あれば、下に「対策」あり


という諺があります。


今回は特に行員さんにお金をにぎらせたとかそういったことはなく、スーツ姿でニコニコしながら尋ねただけですから余り関連はありませんが…。


まあそれでもこれから色々と学んでいかなければならんなあと思いました。


おわり。




アラフォーおやじの大連起業ブログ 10月5日午前6時、気温は8度です。


自宅から見える朝の労働公園です。



しばらく更新途絶えてました。


理由は大家さんがネットの費用を払い忘れていてパソコンが使えませんでした。


再三、催促してやっと電話局に払いに行ってくれました。



今、こちらは10月1日から7日まで国慶節で全国的にお休みです。

従って内装j工事や会社設立手続き等もストップしています。



さて、こちらで今、日本独資の会社を設立しようとしています。

色んな書類が必要で、日本からファックスやEMS等で送ってもらってます。


その中に「外方認証書 」というものがあります。

戸籍謄本なんですが、日本の市役所で発行したものは即中国では使えません。


市役所で戸籍謄本入手→外務省認証局に郵送→認証局から返送→中国領事館に行き再認証→EMSで中国へ

中国で使用可能な戸籍謄本を入手する場合、約10日はかかります。



国によってはお互いの公共機関が発行した書類は相互に認証する条約なんかを結んでいる場合、そのまま使えるようですが、中国の書類は偽物が多い。


卒業証明書なんか街中に堂々と偽物作りますなんて広告もあるくらいです。


日本の公的書類はまず偽物はないですが、こちらは事情が違います。


つづく。

「大連でショットバーをやろう」と決め、まず始めたことは



物件探し


です。


日本もそうなのかもしれませんが、場所によっては新規に店の営業許可を取ることは大連では非常に難しいと聞いていたからです。

どういうことかというと、立地の良い店を賃貸できたとしても当局(消防局、衛生局等)が許可しない場合があるようなんです。


例えば、大連在住の方は大外から北に延びた延安路をご存じだと思います。

数多くの日本料理店、居酒屋等々がある場所です。

この付近では新規に営業許可をもらうことは本当に大変なんだそうです。

この付近の住宅は1階が店舗、2階以上が住宅という建物が大半です。「下駄履き」というそうですが。

料理から出る煙の問題、騒音の問題等で許可が下りにくい、または住民とのトラブルが多いなどなど。


また、50㎡以下の物件などは皆無でせいぜい100㎡以下の物件がちらほらあり、賃貸に出されるとすぐに借り手が着くという感じで、待っていたら何年先になるやら分からない状態でした。



結局、様々な条件を考え、場所を決め、賃貸契約を結ぶことにしました。このことは次回に。



前回、私が理想とするバーのことを話しましたが、そのお店はこんな感じです。


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マスターすいません。写真を載せちゃいました。


写真では全体の雰囲気を全て出せませんが、実際はこれより、何倍も素晴らしい場所です。











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今、店の改装がやっと始まるところで、店は使えませんので、お酒の修行はこんな感じで家でやってます。





つづく。

「大連でショットバーを始めてみよう! 」


って思い至ったのにはもちろん多くの理由があります



でもその前に私の理想とするショットバーとは…。



私は大連に来る前はずっと大阪の茨木で仕事をしていました。

(というか自営なので今も会社は茨木にあります)


仕事が終わったあと、足繁く通っていたショットバーがあります。

カウンターとテーブル席を含め20席に満たない小さなバーですが

とにかく落ち着く、気が安らぐ、それはもう素晴らしいバーです。

もう通い始めてかれこれ10年近くなるでしょうか?


仕事の帰りに、あるいは大阪で会合があった帰りに、あるいは何か特別ではなく、面白くないことがあったとき、誰かに話を聞いてもらいたいときetc.……


そこに行けば、会社、仕事とは全く関係のないマスターを含めた仲間達がいました。

そんな仲間と或いは初めてであった人との会話はホント気持ちの良いものでした。


そのバーには決まり事がある訳ではないのですが、

どのお客さんもお互いがお互いの立場、会話を尊重し、話をしまた耳を傾ける姿勢がありました。


また、話を弾ませる美味しくて正しいお酒、料理がその店にあることは言うまでもありません。



マスター、お客さん、お酒、料理、音楽、店の内装等々が一体となって、そのバーの雰囲気を創造している、

そんな感じです。


ある時マスターが私に言いました。


「1杯のお酒はただお酒の価格だけではありません。そういった店の雰囲気も含めて、お客様から料金を頂戴しています」と。


考えれば至極当然のことですが、この雰囲気を維持することは並大抵のことではありません。





大連にやってきて、こういったお店を探しましたが、見つけることはできませんでした。


何故無いのだろう?  流行らないから? 儲からないから?



つづく。




じゃあ、大連で何を始めようか??




結局、思い至ったのが  




「ショットバー」   それも完全日本式の



理由は


…。


次回、つづく