●第1試合 九国大付(福岡)対常総学院(茨城)
九州国際大付(福岡)
大会屈指のクリーンアップを誇る九州チャンピオン。長打力が売りの強力打線。エース技巧派左腕納富を中心にコマも豊富
〔打線〕
福岡大会7試合で12本塁打。7人が本塁打を放つなどどこからでも得点できる強力打線。1年生から4番のセンター榎本、5番捕手河野を中心に速い打球で打ち返す。
〔投手〕
技巧派左腕納富の他、豊富でハイレベルな投手陣
納富(左オーバー3年)制球力抜群でキレ抜群のチェンジアップが武器 評価:A
吉岡(右オーバー3年)レフト兼任。本格派右腕
宮崎(右オーバー3年)スライダーが武器の右腕
槙本(右オーバー3年)一塁兼任。小気味いい投球の好右腕
榎本(左オーバー2年)中学時代は全国屈指の左腕
○ドラフト候補:4番榎本(2年)、5番捕手河野、
○注目選手:予選で3本塁打を放った7番ライト天野
常総学院(茨城)
日替わり打線で粘り強く接戦をくぐり抜けた試合巧者。スタミナ十分な技巧派右腕小熊も安定。木内マジックで初戦突破を狙う。
〔打線〕
長打はないがチーム打率354とソツがない。主将で3番捕手羽鳥以外は日替わりで名将の腕の見せ所
〔投手〕
エース小熊の奮闘に期待
小熊(右サイド3年)180cm、72kgのバランスのいい体型からのサイドスロー。多彩な変化球を投げ打たれ強い 評価:C
長谷川(左オーバー2年)変化球が武器の左腕
飯野(右オーバー3年)140km台の速球が武器の本格派
○ドラフト候補:3番捕手羽鳥
○注目選手:4番ライト黒田は予選6割と絶好調
<展望>九国付の強力打線に挑む常総小熊。
粘りの投球がどこまで通用するか。左の技巧派に弱いだけに長谷川の先発も。
7:3で九国付が優勢か