8月13日 第12日
第4試合 鹿児島実(鹿児島)対報徳学園(東兵庫)
鹿児島実(鹿児島)
岩下、松窪の2枚看板を要する守りのチームで接戦を制する。鹿児島決勝ではプロ注目の鹿児島工内村から4-2で勝利。
≪1回戦≫対日大鶴ヶ丘 14-1
14-1の圧勝。9番田野尻の満塁ホームランなどで14安打で圧倒。岩下-松窪のリレーも万全。
≪2回戦≫対宮崎商 4-1
ドラフト上位候補左腕赤川に11三振を奪われながら延長戦に持ち込んだ12回4安打で3点をあげ突き放す。松窪-岩下のリレーで12回を1失点11奪三振
〔打線〕攻守の要4番キャッチャー湊崎中心に長打はないが着実な攻撃。
〔投手〕岩下(右オーバー)140kmを超える速球派。成長著しい
松窪(右オーバー)肩の故障さえいえればスライダーが切れるエース
○ドラフト候補:岩下(ピッチャー)
松窪(ピッチャー)
○注目選手:4番キャッチャー湊崎 初戦は7番で1安打復活気配。2回戦で豪腕赤川から4安打
報徳学園(東兵庫)
接戦を勝ち上がった優勝候補。近田と岡田の左右2大看板は全国屈指
≪1回戦≫対新潟県央工 4-2
新潟県央工石田の前に5回までノーヒット。0-2の劣勢から相手チームの継投期をつき6番氏家が同点2ラン。その後、エース近田が踏ん張り9回3番井上が劇的なサヨナラホームラン
≪2回戦≫対智弁学園 5-4
常にリードを奪う展開も9回に2点差を追いつかれたが延長10回に今大会のラッキーボーイ氏家がサヨナラ犠牲フライ
〔打線〕神戸国際大の3人のドラフト候補から2点をこつこつ取った打線。接戦でのしぶとさも持ち合わせる。5番近田が打線も牽引。
〔投手〕近田(左オーバー)3年間甲子園を湧かせた快速投手。多彩な変化球も切れるがフォームの癖が若干マイナス
岡田(右オーバー) 140km後半の豪腕。怪我の復調がチームの命運を握る
○ドラフト候補:近田(ピッチャー) 上位候補
岡田(ピッチャー) 怪我が治れば活躍次第で上位候補
○注目選手:4番センター井上 予選で8安打のうち5安打が長打
6番ファースト氏家 緒戦で同点2ラン。2回戦は猛打賞
共に同地域の相手との延長戦を制した。報徳の近田は甲子園で成長しているが鹿児島実の2枚看板も強力。接戦必死