ロシアの女子高生と円安ルーブル高 | アジア新興国市場の急成長を楽しむ会

ロシアの女子高生と円安ルーブル高

赤の広場を歩いていたら、寒さのために、あ、頭がいたくなってきました。



空気は乾燥しきっていて、のどが本当に渇きます。



そこで、クレムリンの前の地下3階に建設された、デパートへと移動。



左側の丸い屋根が最上部。こんな目の前にあります。







そこのフードコートで、じゃがいもにパテをトッピングしたものを食しました。


さらにネットカフェへと移動。



ちなみに、にぎりこぶし大のじゃがいもで、約680円。



物価高もさることながら、円の弱さに参りました。



日本で買う値段の倍のイメージがあります。



ちなみに、モスクワ都心から離れたホテルで一泊35000円。



普通のホテルなのに・・・・



ロンドンの地下鉄の初乗り料金が千円というのも、よくわかります。



ロンドンの市民は、そんな高い乗り物を乗っているのではなく、



単に円が弱い、それだけです。



先日、「ミスター円」の榊原英資氏にお会いした際、 


「円の購買力平価は、プラザ合意あたりにまで戻っている」



そうおっしゃっていました。



さて、モスクワのデパートです。じゃがいもを食べ終え、カフェに行くと、



す我々のとなりのテーブルで、デジカメを持った女性たちが、お互いを撮影し合っていました。



一緒に行った弊社のスタッフがつぶやきます。



「か、かわいい・・」




名前はナターシャ 17歳の女子高生です。髪はブロンド、目はブルー。


日本円でいうと700円くらいのジュースを飲んでいました。


繰り返しますが、高いのはジュースではなく


安くなっている日本円が、そう感じさせるのです。


「Can you speak ENGLISH?」


「Sure!」


ロシアは、日本より英語教育はしっかりしているようですね。


渋谷で歩いている女子高生に英語で話しかけても、こうはいきませんし。


「いつもよく来るの?」


「そうです。ここはショッピングをしによく来ますね」


そのあと、数分話したのですが、大変面白い子で、


「いつも彼とデートしてるんですけど、今日は女の子の友達ときました」


「何をしゃべっていたの?」


「学校のこととか、ボーイフレンドのこと」


こればかりは全世界共通なのでしょう。


「これは何?」


「服を買ったの!」


見たら、ワンピースが3万5千円!


違う! これはそんな値段じゃない!


円安が悪いんだ。


そう思わせるような、どこにでもある普通の服でした・・・。



では、次回からいよいよ企業取材編「揺れるバストの巨大資源会社」です。