簡単で勢いのある麺を食べました。
材料が少ないというのは、きっと
そのものの力を知り尽くしているということ。
信頼しているということ。
４月４日（火）
前夜の強い雨が上がり
ようやく一部咲きの桜を眺めながら、
全粒粉とコーンのパック丸ごとと
ドライのバジルで作った蒸しパンと、
ウー・ウェンさんのレシピの麺で
朝ごはんです。
麺は台湾で買ってきた
「昔のラーメン」。
稲庭うどんのような平たい乾麺は
全粒粉の麺でした。
日本語を少し話せるおじいさんが、
店頭に並ぶ麺と春雨を
ひととおり説明してから、
飛行機で持って帰るのには割れない
これがいいと、すすめてくれたものです。
（ ほかの物はビーフンのように細いものや、
縮れているためにかさばる麺でした。）
その麺と、水、トマト・・・
あとは４つの調味料だけで作る
『 トマトのしょうゆラーメン 』
（レシピ帳 黄 p１１２）は
天然生活（２０１３・７）の
「 ウー・ウェンさん 基本の野菜ラーメン」
のレシピです。
乾麺のうどんのような姿に茶色のつぶつぶが
ちらり。
もしも「オススメ」でなくても、
裏の原材料（全粒粉・食塩・水）を見て
これを選んでいたかな。
材料を見ても
うどんそのものに思えちゃうラーメン。
これが「スタンダード」であった昔とは
どれくらい前のことかしら。
トマトだけの麺だとしても、
この麺となら安心。
そう。
シーズン（旬）にはまだ早いけれど、
春、
大好きなトマトを思い切りたべること、
解禁です。
冬の間は控えていたからうれしいなあ。
家でドライにしたバジルも昨夏のもの。
パック詰めされたコーンも
どこかの夏のものでしょう。
だけどこちらも全粒粉と。
そのうえ熱々だからどうぞゆるして。
この朝は、お茶も台湾で買ってきた凍烏龍茶。
これだってもちろん温かくのみましたよ。
２品とも、それはそれはあっさりです。
だから全粒粉の力強さがとても合うように
思いました。
お茶を買ったお店でも
日本語を話せる店主さんが
観光客の私たちが買いやすいものを
教えてくれました。
麺を買ったお店、お茶のお店、
ともにガイドブックに載っていた所でしたが、
それはこういった人の力を感じる部分が
オススメのポイントなのかしら？
麺の茹で時間を尋ねてみたけれど、
私のその言葉は通じなかったようで
わからないまま買ってきました。
でもそれくらいは私も頑張らなくてはね！
材料からも「おうどんと同じ」と思ったので、
１度目は麺つゆで和風にひとりでいただいて、
その時に大体の茹で時間を計ってみました。
まっすぐなトマト味。
慣れて覚えて、
本当に勢いよく作れるようになったらいいな。
レシピを見ながらの私はちんたら。
でもウー・ウェンさんは
手早く作られるのだろうな。
昨日は音楽を聴きながら
その間だけと決めてみっちり部分的にお掃除。
「拭いても雑巾が白いままの状態に
なるくらいこまめに拭く」
という話を教えてもらったら、
軌道に乗ってさらに
その効果が感じられるまでは
拭き掃除の力を信じて頑張ってみよう！
と楽しい気持ちになったので。
でもきりがないので一度にやる時間は
一応区切ってね。
（撮影 Tさん）
そして今日は外からいい風が吹きましたよ。
いつもまっすぐでかわいい２人組が
またやってきてくれたので
信頼して、お願いして、すべてまかせました。
私に足りない力で
一生懸命泡立てて焼いてくれた卵は、
やはりとても美味しくて、
すっかりたよってお願いしたことが
よかったのだと思いました。
（撮影 Mちゃん）