なるほど。
だからこの花を紋にするのですね。
今年も菊が長持ちです。
２月７日（火）の朝ごはんは、「翁（おきな）のごはん」。
その朝、玄米に節分の豆まきの残りの煎り大豆を炊き込みました。
茶色で、あまり手を加えない食べ物ばかりならぶ食卓に、
花持ちのよい菊が長く居て、
こたつの上ですから、昔のお宅みたい・・・。
その様相は今見ると我ながらおかしくもありますね。
だんな君の出張中1人で歳の数食べた豆。
煎り大豆をそのまま食べるのが苦手だそうなので、
いつもの玄米炊飯時の分量のお水と塩に、
ただ煎り大豆を足しただけで炊きました。
穂先の方は天ぷらで食べたウドは、
残りは全部酒と醤油できんぴらに。
今年初めて買ったきゅうりはさすがにまだ塩を効かせた方がよい気温だろうと、
ぬか漬けに。
長芋の梅酢漬けは、今回初めて、
（「梅酢そのまま」でもなく、「お水で割った梅酢」でもなく）
精進出汁で割った梅酢に漬けました。
私は濃いめにして思い切って出汁を多めにしたので、
こちらは菊とちがって長持ちはしないかな。
（それでもさっと漬けて、夜すぐに食べてもちゃんと美味しかったあ。）
お漬物というより長芋の味をそのまま楽しむ感じですね。
精進出汁の半分は出し殻（干し椎茸、昆布）とともに、
大根とがんもどきを煮るのに使ったけれど、
こちらも濃いめにしたので調味料を醤油だけにしました。
小ぶりの大根。
これを作ったときは早めに仕上げたくて、めずらしく皮をむいて
面取りまでしたけれど、
下ゆでなどはいつも通りしていません。
（そして、皮などはもちろん干してあります・・・。）
私の体。春に嬉しいキャベツは、
外葉と煮干し君（煮干しを丸ごと粉にしたもの）でお味噌汁。
・・・と、じつはこの朝起きてしたのは浸水しておいた玄米を炊いて、
いつものお茶（ケツメイシ、レモンバーム）を水筒で作ったくらい。
だんな君が朝６時頃にものすごく酔って、
大変な状態で帰ってきたのです。
お布団にすぐには入れない状態だったので、
遠赤外線のストーブを腰にあててあげたり、
一緒にお水やいつものお茶をのんだり。
だんな君がようやく寝床に入って数時間寝ている間に、
私は水やりや片付けなどをして、
この日の朝ごはんはとてもゆっくり。
起きてもまだ顔は真っ赤だったので、
こういうメニューでよかったな。
お腹の中は空っぽのはずで、いつも以上にパクパクぺろり。
そしてこの後だんな君はいつものように
そのまま後ろに倒れて、こたつで少しうとうとしてから１日が始まるのですが、
２つある携帯のうちの１つをなくした、と探すハプニングもありました。
数ヶ月ぶりの酔い具合だったけれど、
少し落ち着いてトイレから離れられる時には
台所にやってきて真っ赤な顔で何度も「ありがとう」。
（でもこれはどうしても「ごめんなさい」に聞こえる・・・笑）
食べながら大豆のごはんの話をしても、
やっぱりまだ真っ赤な顔（酔っ払ってる 笑）で「ありがとう」。
何かトラブルでもあって酔いつぶれたのなら心配だけど、
そいうわけではなくて、ただただ、のまされてしまったそうなので
「あいかわらずことわれない人なのだなあ。」と思って、
年度末のこの時期の朝ごはん、ちょっとこの方向で行きましょうか。
朝まで起きて飲み続けると、そのあと落ち着いた時にお腹だけは空くこと、
私もよーく知っています。むふふ。
今日はみぞれ雨。
翁人形ではない、もっとかわいらしいお人形を出したかったのだけれど、
明日にしようっと。
