知財業務のインフラ整備（１）

仕事が始まって２日目、軌道に乗ってきた感じがします。

前からとあるお客様から打診されていた、知財関係の種々の規定、フローなどの整備について、着手することになりました。

我々のように出願処理が多い人間にとって、このような業務は珍しく、楽しみにしています。知財インフラの整備支援とでもいえるのでしょうか。

このお客様、趣味性の高い消費者向け商品を扱っている、世間的には結構名の売れた企業であり、何をいまさらこんなことを、という感じもします。ただ、話を聞くと本当に知財関係の実務が回っていないようであり、必要性を感じているようです。

このような企業はまだまだ多いのでしょうか。あまり聞かないのですが、潜在需要があればぜひ掘り起こしたい市場です。知見を持っておられる方の感想をお待ちしております。

今回の業務を始めるにあたり、下記の知的財産経営プランニングブックの問診票・診断書を利用し、お客様自ら、現体制、認識についてチェックしていただきました。これ、私も作成過程でちょっと関わったのですが、なかなかお勧めです。

さて、肝心の支援の中身ですが、大枠は連絡しているものの、こちらも断片的な資料しか用意しておらず、これから集めていく必要があります。おそらく下記のような資料を参考にすることになるのでしょうが、こういったマニュアルをそのまま使うのは能がないし、専門家としてやはり何か発揮しなくては。

折角、問診票・診断書もつけてもらったので、これをフルに活かして、単にマニュアルの提供にとどまるのではなく、質の高いコンサルティングのレベルに持っていければうれしいですね。

今後も経過過程で報告をしていく予定です。皆様の忌憚のないご意見、ご感想、批評、アドバイス等是非お待ちしております。

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