ディーン・クーンツ『フランケンシュタイン 野望』(ハヤカワ文庫NV)を読了
奥村章子=訳
渡邊民人(TYPEFACE)=カバーデザイン
(C)TUYOSHI/a.collectionRF/amanaimages=カバー写真

Dean Koontz's Frankenstein Prodigal Son by Dean Koontz

2011年2月20日 印刷
2011年2月25日 発行
ISBN978-4-15-041233-3 C0197 Y1000E
定価(本体1,000円+税)

メモあらすじ

天才科学者フランケンシュタインによって創造された怪物は、
現在まで生き延び、デュカリオンと名乗っていた。
一方、フランケンシュタインも命を長らえ、
ヴィクター・ヘリオスの偽名のもと、
人造人間である新人種による世界征服を企み、
ニューオリンズで研究を進めていた。
だが、そこで凄惨な連続殺人が発生、
デュカリオン、ヴィクター、刑事カースンとマイクルの運命が交錯する。
巨匠が入魂の筆致で描く新シリーズ、開幕。


(本書カバーより)

本

あの怪物をつくったフランケンシュタイン博士が生きていた!
現代でも怪物をつくり続けていた!
人類のなかにそっと怪物たちが生き続けていた!
これだけでwktkする内容です

その初代怪物はデュカリオンと名乗っているのだけれど
彼(彼?)がなかなかいい味を出している
長い時間を生きていた者特有の(?)知性・厭世観・韜晦癖
みずから死ぬことを許されない者の悲哀が滲み出ております

猟奇的な連続殺人事件とからめてのストーリー展開はテンポもよく
場面も視点もテンポよく転換し
もともとテレビシリーズとして映像化が検討されていたことを考えると
頷けます
また引きこもりの男の子を保護している女性刑事カースンも魅力的

で その引きこもりの男の子に危機が迫る....ってところで
To Be Continued...

wow ひっぱるねー

やはり映像としても観たい気がするなぁ~

独断評価:75/100

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