おいしいお茶を淹れてあげましょう。 -5ページ目

ひな祭り?兄弟絵

ひな祭り用に描きました。


最初は先生一人だったんだけど、「兄弟」の要望が

ありまして、途中で弟追加しました^^;。





おいしいお茶を淹れてあげましょう。-先生&りゅー・ひな祭り



手抜き背景、さーせん^^;。



このあたり、全然進歩無いね~・・・。


誰か上手な背景の描き方を教えてくだされ~・°・(ノД`)・°・。





・・・つか、りゅーに見えん・・・。



2月最後のアイコン

テーマは☆矢ですが、ウェブカレ本家にて2月の最後の

アイコン用に描いたものです。




おいしいお茶を淹れてあげましょう。-アルベリッヒ~♪





ああ、そうですよ。☆矢です!!(←もうヤケwww)



そしてやっぱり?知らない人しかいなくってワロタ・・・www。

(わかってたけど)


黄金聖闘士編が終わった後、アニメが原作に追いつくという

よくあるパターンで創作された完全オリジナルなので

知ってる人はかなり少ないと思われます。

ベースになったのは北欧神話です。


紹介がてらのSSでも付けますか・・・。

(え?いらない?wwそういう方はここまでで。)





☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*




ここは北の果ての聖域、「アスガルド」



暖かな日の光を知らず

豊かなる緑も知らず・・・・・


氷に閉ざされしこの地に住まうものは

みな「オーディーン」という神を信仰していた・・・・。


その試練を運命と受け入れ、

ただただ耐え忍んで生きていた




「喜んで耐え忍ぶ、だと?・・・・くだらん。」


思わず口に出る


奥深い森の・・・

そのまた奥に俺はいた


幼い頃よりここにはよく来た

人の輪にいるよりここが落ち着いた


なぜなら・・・。



<また、地上代行者様とやりあったのか・・・>



森の精霊達が耳元で囁く。


「ふん。俺の優秀な頭脳は神が与えたものだから人の為に使えとさ。

冗談じゃない。俺が俺の為に行動して何が悪い?」



この世の中のすべてのものは欲して手に入れる為にあるのだ

それらから目を背け、耐え忍んで生きていくなど

俺にはできない


「そんなのは・・・死んだも同じだ!」



俺には幼い頃より森の精霊達の声が聞こえた

周りは俺を恐れたが、別にそんなことはどうでもよかった


だが、「他人とは違う能力」は俺の自尊心を満足させた



「・・・・・・・・・・・・・・時間だ。」



今日もまた、ヴァルハラ宮にいかねばならない


俺の家は代々オーディーンを祀る人々を束ねてきた家柄・・・

いわば名家だ


その嫡子ともなればそれなりの責任が伴い、

期待されることも多い


完璧にこなしてきたさ

そう、今までは


あの男が現れるまで・・・。



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「アルベリッヒ」

「・・・・・・はい。ジークフリート様」


「今日のヒルダ様の護衛はお前だと聞いたが。」

「はい、そうです。」


「気をつけて、行ってきてくれ。」

「はい。」


・・・・・だったらお前が行けばいい

この成り上がり者が・・・。


この男はジークフリート

このヴァルハラ宮で一番の実力者と称される男だ

俺をイラつかせるもうひとつの原因・・・。




オーディーンの地上代行者は代々、海に迫り出したこの

祭壇で何時間も祈りを捧げる


そうしないと海の氷が溶け出してしまうからだ



・・・・・・・・・・女の身でよくやるよ

この寒い海の上で何時間も

俺なら投げ出すね



祭壇は聖地である為、代行者以外はあまり近くには行けない

その為、俺は少し離れた場所から護衛をしていた



そして事件は起こった・・・。



突然海が二つに割れ、ヒルダ様と何者かが言い争っている


・・・・・・・・?

何だ?何が起こっているんだ!?

声だけで相手がわからない・・・。



そしていきなりヒルダ様は海の波に飲まれてしまった



!!

「ヒルダ様!!」


入れない、などとはいっていられない


慌てて駆け寄ると波が去った後の祭壇に

彼女は倒れていた



「ヒルダ様・・・・。」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

「気が付かれましたか」

「・・・・・・・アルベリッヒ」

「は・・・はい」

「ヴァルハラ宮に戻るぞ・・・・・・・・。戦いの準備だ」

「・・・・・・・・・・?」



戦う・・・・・?一体誰と?

何よりこの方は戦いを好まぬはず・・・。


そして彼女の指にはさっきまではなかった黄金の指輪が・・・・・。


あれは・・・・。まさか!!




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そしてヒルダ様は伝説の神闘衣(ゴッドローブ)を復活させ、

俺にはデルタ(メグレス)星の神闘衣が与えられた



「・・・・・・フフフッ。面白くなってきたぞ」



<ほう・・・。似合っているじゃないか・・・・・。>



「・・・・・・・・俺が欲しいのはこんなものじゃない」



そう。

俺が欲しいのは・・・・・。



「この地のどこかにまだ眠っているはずの

オーディーンローブとバルムングの剣さ・・・・・・・。」



<それは・・・神の意思が纏う者を決めるもの・・・・・・・・・>



「・・・・・・・・・・選ばせてやるさ!そして俺はこの地上を支配する!!」



その為のチャンスが向こうからやって来た・・・!



「知っているか?あれは・・・・・ニーベルンゲン・リングだ・・・。

古(いにしえ)のラインの黄金から鍛えし、魔力を秘めた指輪だ。

それを身に付けた者は地上を支配出来るほどの力を

手に入れることが出来るが、それゆえ人格が豹変するらしい・・・。」



<よく知っているな・・・・・・・。もう随分昔の話しだ・・・・>



「見たか?あの女の変わり様・・・。普段あんなに聖女ぶっていたのにあの様だ・・・。

あの指輪は何も無かった感情を植えつけるものじゃない・・・・。

フフッ・・・。本当は日の当たる場所に出たいと心の底では思っていたのさ・・・・。

聖域(サンクチュアリ)のアテナを倒して自分が取って代わるんだとさ」




ならばオーディーンローブとバルムングの剣も

この地のどこかにあるはずだ

それを手に入れて、あの女を倒し・・・・・。


俺は神になる・・・・・・!


その為なら何でもするさ

愛だの正義だの忠誠心だの・・・

そんなのは邪魔さ


そんなのもに囚われているから本当の事が見えなくなる



証拠になぜあの女の豹変振りを誰も不審に思わないのだ
おかしいじゃないか・・・・。

いつも傍にいておきながら・・・

なあ?


ジークフリート・・・?



お前の目の前でヒルダ様を

地上代行者の楔(くさび)から解き放ってやろう


バルムングの剣は血に染まり

美しく光り輝く・・・・・・・・・



ジークフリート、お前はその時どんな顔をするだろう・・・・・・・・・?





☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*




多少捏造、妄想織り交ぜてますが大筋こんな感じ



性格、むっちゃ悪いんですわwwwww。


なんでこんなのがいいのか、と思うんだけど

スルメのようなって言うかwww

(いや、最初から好きでしたが///)


☆矢の中で実は一番好きなキャラです。

(もう冷静でいられなくなるwwww)



随分長くなっちゃってすみませんでした^^;。





ヴァレンタイン話・ボツ絵(SS付き)

いろいろ忙しくて時間が取れなかったため

描けなかったネタ絵がやっと出来ました。



しかし

今更感満載なためあえなくボツにすることに。


せっかくなのでだけここでアップします。(最近こんなのばっかwww)




一緒にSSも・・・。



描きながら考えたんですけど、

萌えとは無縁ですので。

念のため。





*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆


「やだ・・・。あの人、またモテてる・・・。」



今日はバレンタインデーということもあって

いつも以上にあの人は女の子に囲まれている・・・。


(でも、これほどとは・・・。)



腕にはもう既に抱えきれないくらいのチョコレート。



やっぱり、やめておこうか・・・。


もうどのくらい後を付けて歩いたのかわからない。

声をかけようと思う度、彼は女の子に捕まって

タイミングを失ってしまう。


もう疲れてしまって心が折れてしまいそうになる。


折角『GODIVA』買ったけど・・・。

そうよね。

突然、こんなもの貰ってもあの人、きっと困るだけだわ・・・。





おいしいお茶を淹れてあげましょう。-先生モテ絵



諦めて帰ろう・・・。

そう思った時だった。



「先生?」

「きゃあ・・・・っ!」

「?・・・やっぱり風紀の先生・・・。

どうしたんですか何をそんなに驚いて・・・。」

「あ・・・。草間くん。」

「最初、気がつきませんでしたよ。髪型が違うので。

・・・よくお似合いですよ。いつも下ろしていればよろしいのに・・・。」

「おっ・・・大人をからかうものじゃありません!」


(何を取り乱しているのだろう・・・?)

そう思ってさっきまで彼女の向いていた方向を見てみると

その視線の先には見覚えのある人物が女の子に

囲まれて立っていた。



(・・・・・・・!)


その瞬間、草間 薫はすべてを理解した。



(そういうことか・・・。大人、ねえ・・・。)


理解した途端、目の前の自称『大人』の風紀の先生が

何だか可愛らしくも思えた。


今時、女子高生だってこんなに晩熟(おくて)ではない。

ふっ・・・と軽い笑みを浮かべると薫はその人物に声をかけた。



「・・・・・・綾川先生!」

「あ、草間くん!」

「・・・君達、先生が困っておいでじゃないか・・・。」


「だってー・・・。先生のお家にどうしてもいきたいんだもん。」

「ねー!」


「・・・そんなこと先生がお許しになるはずないだろう。早く帰りなさい。」


「はーい。じゃ、先生。チョコだけどうぞ。」

「お返し、期待してまーす!」


そう言うと女生徒たちは去っていった。

向こうの方から


「ねえねえ、会長妬きもちかなっ?」

「えー。やだぁ!」



などと聞こえてくる。


(まったく、どういう思考回路だ・・・。)


「草間君、助かりましたよ。あの子達しつこくて・・・。」

「チョコ、すごい量ですね。」

「いやいや、会長さんには及びませんよ。」

「ご謙遜を・・・。」



な・・・なんて会話・・・。

それにしても草間君、一体どういうつもり・・・?



「そうそう、風紀の先生が綾川先生にお話があると・・・。」



・・・・・・えええええええええ?!

ちょ・・・何言ってるの?!


(ニヤリ)



・・・・・・・!

バレてる!

全部知っててあの子!!


教師が学生に気持ちを悟られた!!

そう思うと顔から火が出そうな程、恥ずかしい。



「そうなのですか?」

「はい。では私はこれで。」

「ええ。気をつけて帰ってくださいね。」



え?!

ちょっと!!

2人にしないでー!!


かといって生徒の見ている前でチョコをあげるわけにもいかない。



うう・・・。

考えているうちに彼が近づいてくる・・・。

ああっ!どうしよう・・!!



「あの、お話ってなんでしょうか?」



こんな日に女から男に話すことなんてひとつしか

ないじゃない!!


そうよ・・・・。

義理・・・。義理チョコだって軽く渡せばいいのよ・・・。



「あ・・・あのっ・・これ・・・・・。」

「・・・?」

「・・・義理・・・なんですけど。でも、もうそんなに

貰ってらっしゃるからお邪魔ですよね。」



あ・・・私何言ってるの・・・?!

そこまで言わなくても・・・。

どうしよう。

また、嫌な女だと思われるかも・・・!



「いえ。ぜひ頂きますよ。ありがとうございます。」



え・・・・・・・?




「実は私は先生に嫌われているかと思っていましたから。とても嬉しいです。」



満面の笑みで彼は答えた。


「・・・・・・・・・・・・・いえ。どういたしまして・・・・・。」



やだ・・・・・・。

そんな顔されたら・・・・腰が抜けそう・・・。



「では、失礼します。先生も早くお帰りになった方がよろしいですよ。」

「は・・・・はい。」




彼が去った後、私はその場に座り込んでしまった。



「・・・何よ。いっぱいチョコ、貰ってるくせに。『GODIVA』の

チョコが義理なわけないでしょ・・・?そんなことも知らないの?

肝心なところ、抜けてるんだから・・・。」



自然に涙が頬を伝っていく。



でも・・・。

『ありがとう』って言ってくれた。

嬉しいって笑ってくれたわ、あの人・・・。


いいわ。それでも・・・。







「先生ー!」

「ああ。お待たせしました。遅くなってしまってすみません。」

「どうせ、女の子に捕まってたんでしょ?」

「ええ。まあ。」

「しょうがないよ。先生もてるから。・・・あ!これ『GODIVA』じゃない!」



さっき風紀の先生に渡されたチョコだった。



「有名なのですか?」

「ベルギー王室御用達よ!一粒何百円って世界なんだから!

このセットだと5000円近くするわよ!

ね!これ誰から貰ったの?!」


「でも、義理チョコですよ?」

「なわけないじゃなーい!!『DODIVA』のチョコ、

義理であげる人なんていないよー!!」


「・・・・・・・・・・・!」


「ね?誰!教えて!!」

「・・・・・・・忘れてしまいました。」


「うそでしょー!酷いよ?先生!女の敵!!」

「・・・・すいません。沢山貰ったので・・・。」




てっきり、また胸が開きすぎ、とか生徒に示しが付かないとか

怒られると思ったのですが・・・。



・・・・・・・・・・・・・・・・・。



今度、「チョコ美味しかったですよ」と言ったら

貴女はどんな顔をするのでしょうか・・・。



お返しはどうしましょう・・・・・・・?




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




要は女生徒にモテモテな先生なんだから

同僚にもモテちゃうだろう!というところから

始まったお話・・・。



白羽の矢が当たったのがイベ「そんなことより」に

会話だけ出てくる「風紀の先生」


綾川先生の風紀が乱れてる、と言っているらしいこの先生は

実は女の人で先生のこと気になるからなんじゃなーい?


と下世話な想像をしただけのものです。www




楽しんでいただけましたか?www

先生、どんだけ女心をかき乱すんでしょうね~www。




バレンタイン・キッス(SS・先生編)


昨日のバレンタインSSの先生ver.も作ってみました!www


本家のイベで萌えたり無かった方、ここで

補充できるかは保障しませんが、^^;

なにかの足しくらいにはなるかもしれません。



怒っちゃやーよ!!


(多少、辻褄が合わなかったり、ネタバレを含みますのが

多めに見てやってくださいね。)



☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*



「特別なチョコレート、ありがとうございます。」



そう言って私から会話を終わらせたのは、

君が答えられないのがわかっていたから。


そしてその気持ちに答えてやれない

自分の立場もわかっていたから。



それでも。

聞いてみたかった。


『私は君にとって特別ではないのですか?』




あの後、友人たちの輪に入っている君を見かけた。


楽しそうに振舞ってはいるけれどどこか、元気の無い君を見ていると

さっき困らせてしまった事を少々後悔した。



「女性を元気付けるには・・・やはり花でしょうか。」


食事も良いが、食べ物のお詫びに食べ物、というわけにはいかない。

以前、腕がいいと評判の花屋があると聞いたことがあるので、

そこに電話をかけてみた。



「女性向けの花束をひとつ・・・お願いしたいのですが。

・・・いえ、花のことはわからないのでお任せしますよ。」



『では、相手の方のイメージでお作りします。どんな方ですか?』



腕がいいという電話の向こうの主は言った。



「あ・・・。イメージ、ですか。そうですね・・・。

とても・・・明るくて元気な、可愛い娘ですよ。

それから・・・いつも私のことを気遣ってくれて、

とても優しい良い娘なんです。

少しドジな所もありますが、そこがまた・・・。」



『はい。・・・わかりました。では明るい可愛らしい色合いで

お作りしますね。』



・・・・・・・・しまった・・・・・!

電話の声は少し笑いをこらえている様だった。



何ということだ・・・。

国語の教師ともあろうものが。

まったく話の要点が定まっていない・・・。

これではまるでノロケだ。



大体のことは冷静に対処できると思う。

だが、彼女の事になると駄目だ。

何も・・・考えられなくなる。

今までこんな自分を、私は知らない・・・。




「一緒に帰りませんか?」


よかった。

私の誘いに一応、応じてくれた。


「少し、待っていてください。」


でも彼女の事だ。

車から降りて一人で帰ってしまうかもしれない。

急いで、さっき電話した店に行き、注文した花束を受け取ると

早足で車に戻る。



まだ・・・帰ってはいない。

車の中に彼女の姿を確認すると、立ち止まって深呼吸する。

乱れた呼吸を整えてから、冷静に、何事も無かったように車に戻る。



「お待たせしました。・・・はい。どうぞ。」



驚いた表情の彼女。

とたんに思いがけない言葉が飛んできた。


「あんなにチョコをくれる娘がいるんだから、私じゃなくても・・・!」



それは・・・妬きもち・・・ですか?

少し、期待をしてしまう。



「あれは竜士君のですよ。」


思わず顔がほころんでしまう。


「貴女からしか受け取っていません。君は特別ですから。」


私がそういうと彼女は泣き出してしまった。

その様子が可愛らしくて、思わず頭を撫でる。


「泣かないでください。」

「ご・・・ごめんなさ・・・。私、あの時、先生にどうしても言いたくて・・・。」



ああ・・・。困りました。

もっと、君に近づきたくなってしまう・・・。



「では、改めて聞かせて貰えますか?」



もう、答えはわかっている。

今だけ。

そう。今だけ感情に身を委ねてしまえ、ともう一人の私が耳元で囁く。


「あ・・・あのチョコは・・・。」

「あのチョコは?」



早く、言って欲しい。

そう思いながら、今度はもう少し意地悪な考えに至る。


顔を赤らめて、目を瞑り、やっとの思いで声を出す君を見ていたら、

抑えろ、という方が無理というものだ。


まるで「して下さい」と言わんばかりですよ・・・。



また君は泣いて怒るだろうか・・・?

でも、そんな顔も見てみたい。


もっと・・・。



「あの、チョコは・・・と・く・・・っ・・・!」



そっと・・・しかし力強く君の唇に触れる。

もっと・・・。

もっと君に近づきたい・・・!




☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*




如何でしたか?


本家の1000文字制限ってホントに大変なので

先生ver.はブログのみで勘弁して下さいね~。



よく考えてみたら、ここ白昼の車の中なんだよね・・・。

しかも街中・・・。www


(最初は移動も考えてたんだけど、文字制限で削っていったら

そんな描写も入れられなくって~・°・(ノД`)・°・!)




もうダルイのでこれでいいです。wwww

そんなシチュにも萌える人もいるかもしれないしwww。





バレンタイン・キッス(SS編)

本家での巨匠たちの手による

バレンタインSSに感化され、

現アイコンに合わせて書いてみました^^。


(少しネタバレを含みます。)


本家にのにちょい書き足してます。


イラストは以前描いたものなので

おもろくないですけどね。


待ってて~!

今、新しいの描いてるから!

(でもバレンタインネタなのに遅刻決定・・・!マヌケすぐる・・・orz。)




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆


「一緒に帰りませんか?」


そう促されて先生の車に乗ったことを今は激しく後悔している。

車の後部座席には山盛りのチョコレート・・・。
きっとさっき渡した私のチョコもあの中ね・・・。


そう思うと、さっきのあの意地悪はなんだったのかと思う。


「特別なチョコではないのですか?」


・・・・答えられるなずもない。

もし答えたら・・・。

貴方は私の気持ちにも答えてくれるんですか?


「少し、待っていて下さい。」


そういうと先生は車を降りて行った。



(・・・特別です。)


私の口からそう答えたかった。
でも、貴方は言わせてくれなかった。

一人になると自然に大きなため息がでてきた。

・・・やっぱり一人で帰ろう。
そう思った時、先生が戻ってきた。


「お待たせしました。・・・はい。どうぞ。」

小さな包みがフワリと私の膝の上におかれた。

花束・・・?


「さっき、電話で注文しておきました。花のことはよく判らないので、

君のイメージを伝えて。噂に違わずいい腕のようです。

・・・君によく似合っています。」


満足そうに先生は微笑む。

どうして?という私の顔を見て先生は笑いながら続けた。


「ご機嫌取りですよ。すこし元気がないようなので。

・・・さっきは少し意地悪が過ぎました。」

「どうして、私が元気が無いのが先生のせいだってわかるんですか?!」


・・・違う。こんな事を言いたいんじゃない・・・!


「あんなにチョコくれる娘がいるんだから、私じゃなくても・・・!」


一瞬、驚いた顔をした先生はさっきの花束のように優しく笑って言った。


「・・・あれは竜士君のですよ。持って帰れないと言うから

私が預かったのです。・・・君のはここです。」

車のダッシュボードの中には見覚えのある包みがある。

「貴女からしか受け取っていません。君は特別ですから。」

「・・・・・・・・!」


この花束・・・。
私の好きな「アンジェリカ」が入ってる。
他にもミモザやマトリカリア・・・。
春らしい可愛い花ばかりでまとめてる・・・。

先生はどんな風に私を伝えたのだろう?

そう思うと胸が締め付けられるようにきしんだ。


私はこんなに可愛い女の子じゃない・・・っ!

今だって、勝手に拗ねて他の女の子に嫉妬して先生を困らせてる・・・。


こらえていた溢れるものを止められなかった。


「・・・泣かないで下さい。」
「ご・・・ごめんなさ・・。私、あの時、先生にどうしても言いたくて・・。」


先生はやさしく頭を撫でてくれた。


「では、改めて聞かせて貰えますか?」


そう言った先生の顔がすごく近くて、恥ずかしくて思わず目を閉じてしまう。

やっとの思いで声を出す。




「あ・・・あのチョコは・・・。」

「あのチョコは?」


きっと私の顔の向こうでは先生は意地悪く笑っているのだろう。

そう思うと悔しい。

でも、やっぱり目を開けられない・・・。



「あの・・・チョコは・・・と・・く・・っ・・・!」


唇に先生の体温を感じた。


・・・ダメ・・だ。

また、言わせて貰えない・・・。



おいしいお茶を淹れてあげましょう。-バレンタイン・キッス♪



*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




本当は前に描いたバレンタイン・まんがの

後設定だったのよね~。


でも、本家のイベが簡素なのに比べて

巨匠たちのSSのそりゃあ素敵な事!!


あれがなかったらホント寂しかったですもの。


で、一枚咬んでみたくなって仕事中に妄想~・・・。←給料泥棒がいまっせ!!


ほんの少しでも貢献できたらいいなっ!




・・・黒い先生も好きなんだけど、どうも私が妄想すると

白くなっちゃうのよね~・・・。

黒先生書ける人、スゴイよね!!