投資本とかマネー誌でよく、毎月○万円を30年、○%で運用したら○千万円になる、というグラフを見ることがあります。上昇曲線は、年をおうごとに角度があがっていきます。あれを見ると複利って凄いなぁ、自分も30年積立てたらあのくらいの上昇曲線で資産が増えていくのかなぁ、って思いますよね。
積立投資を始めて2年、複利を感じられることはほとんどありません。2年くらいでは、と思いますが、そもそも株式に投資する投資信託の場合、複利を基準価額では知ることが出来なさそうです。
複利とは、違いますが、私が投資している朝日Nvestグローバルバリュー株オープンは年1回分配金を出します。ここ2年は、1万口あたり300円を分配しています。前の年より口数が増えているので、もらう分配金が増えます。分配金を再投資すれば、口数が増えます。複利ではありませんが、うれしい気がします。分配金が課税されて運用の効率が悪くなるとしても気分は悪くないです。ただし、分配金を出すのは年1回くらいまでにして欲しいです。毎月分配のファンドに投資するつもりはありません。
投資している投資信託が全部分配金を出さないと、複利に似た感覚も楽しめません。10の投資信託に投資しているとしたら、そのうち1つや2つは、年1回くらいの分配金をだすファンドをもっていてもいいかなぁ、と思います。
複利という意味では、国内債券が一番感じられるのかなぁ、と思いますが、今の低金利の時代では、複利を感じるのは難しそうです。外国債券では、為替の影響が大きくてこちらでも複利を感じるのは難しそうです。
投資本にのっているグラフのように資産が増えていくようになるのか、30年後を楽しみにしながら毎月こつこつと積立てていこうと思います。