中野剛志VS十二使鳥 の続きになるが、テレビ等では今、日本はデフレだと言ってはいるが本当なのだろうか?実は俺には今、デフレ感が全くないのだ。

 さて、中野剛志が言うには1998年からデフレが始まったと言っているが、俺がデフレ感を味わったのはもっと前である。詳しい時期はわからないが100円ショップができて数年後には「物価が下がっているなぁ・・・」と感じたものである。それまで金物屋で300円位したであろうプラスチック製品が100円で買えるようになったのである。デフレ感を感じない訳がない。そして俺がデフレ感を感じて数年後にやっとデフレだというニュースが出てきて「何を今更、トロくせー」と思ったのをはっきり覚えているのだ。

 ということで調べたら今風の100円ショップが出来たのは1987年とのことである。つまりデフレはバブルを頂点に始まっていたものと言えるものなのだ。始めは地価が下がり始めてジワジワと生活関連品に及ぶという図式がイメージできる。

 デフレを発表するのは誰が、どの機関がするのかは俺は知らないが、仮に経済産業省としよう。その経済産業省が「ヨーイ、ドン」と言ってデフレが始まる訳ではないのである。そしてデフレの定義は貨幣価値の上昇、物価の下落。といったところだが、この定義で言えばデフレというものは、わざわざ数字で表すまでもなく、肌で(生活で)感じることができるものと言えよう。

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