さてこちらに取り出しましたるは、『資生堂unoクールミスト』。
見たことあります?もう何年も前の、新発売の時はたしかSMAPの中居くんがCMタレントに起用されてた筈なんですが、なんでか、今はドラッグストアやスーパーでは見かけなくなりました。
それも一昨年くらいからパタッと。(;´д`;)私ゃ探しましたよ、探しまくりましたよ。
ぶっちゃけた話、これはビシッと効きます!! ちうか、他のメーカーの商品もイロイロ試したけど、ビシッと効く、と言えるのはこれだけなんですよ。
そろそろ暑くなってきましたねえ。
連日雨続きのせいもあるけど、なんちうてもムッと来る、ネチャッとするこの粘質系の暑さが、なんかこう、ナメクジみたいにジワ、ジワ、と迫ってきてる感じがごっつイヤ。
ちうか、またこの雨雲の向こうにはムカー!!っとくる夏の太陽がモミ手をして『焼いたろか~~~!』と準備を整えてるのかと思うと、それだけですでにへばりかかってるワタシです。
(-A-;)あ"~。
そんな中、要するにハッカ油成分を身体に吹き付けて強力な清涼感でもって暑さをナントカごまかそうという涙ぐましいシロモノなんですが、これがえんえん9月終わりまで続く、長く蒸し暑い夏に結構、ありがたいのです。
とはいえ、この手の商品、ギャツビーとか8×4とかもなんぼか出してるんですが、意外にどれもたいしたことない。しかも使いにくいのなんの。
この『uno』以外はエアゾールがほとんどで、ギャツビーやったかな?…はトリガー式スプレーになってるんですが、この構造自体が使いもんにならん。
人間にとっていわば放熱板にあたるのは背中でしょう?
ところがその背中に自分でうまくエアゾールを吹き付けるのは至難の業なんですな。まして身体が硬なってるおっちゃんの場合は、ヘタしたら関節とか腰とか“いわして(ねんざなどで壊すニュアンスの大阪弁)”しまいますわ。
また、霧吹きは逆さにしたら出ぇへんのは当然やし、エアゾールを逆さにして吹いたら肝心のハッカ液ではなくて中味の液体炭酸ガスが噴き出して危険。たしかに冷たいけど、ヘタしたら霜焼けになってしまう。
『ていおん!』ヽ(´∀`*)ノ ……なんちって。
orz......... すみません。ファンの方々、すみません。
(;´д`;A ところがこの『資生堂unoクールミスト』の構造は、なかなかよぉできてます。
逆さにしても数回ならちゃんと全力で吹けるし、数回吹ければ充分やし、しかもプッシュボタン式の霧吹きなので逆さに持っても指でボタンを押せるんですな。
真逆でも少なくとも5~6回は吹けます。▼もったいないけど、実験してみました。見えますか?
さあこの霧がどんだけ強力かというと、まずコレを使うときは噴霧する瞬間はもちろん、そのめっちゃ細かい霧がおさまるまでの十数秒間はしっかり息を止めておかないと、吸い込んだりしたら呼吸困難になるかと思うほど咳き込んでしまうのです。いやもう、ちょっとしたチカン撃退用にも使えるんとちゃうかと思うほどに。
そらそうですわね、身体にふりかけて数十分の間、清涼感を味わうための“刺激物”なんですから。
しかしそれくらい強力でないと実はあかんのですね。(-_-;)
他のメーカーが出してる類似品、スプレー式やら霧吹き式、濡れナプキン風のやつとかありますが、いずれもヘタしたら振りかけて(塗りたくって)服を着て、玄関を出て歩き出して数分ですでに効き目が無くなってることに気づくのです。
しかぁああああああし!
なぜかこのパワフルな超ハッカ化粧水が数年前から見つからなくなった。売ってない。どこのお店を覗いても売ってない。初めて買ったのは2005年の夏で、「お。これはエエなあ」と2本予備に買い、それを使い切った2008年の夏にもう一度買おうと思ったら、なぜか店頭からいっせいに消え失せた。
まあまたそのうちどっかの店で見つかるワイ、まあとりあえず間に合わせで…と他のメーカーの類似品をハシゴして試して「うわ、アカンわコレ」と次々レッドカードを出し続けたのが、さっきボヤいてた商品群。
で、去年の夏。
ついに業を煮やしたワタシは、近所のドラッグストアに『資生堂unoクールミスト』がまだ売ってる商品なのか、生産されてるのかを訊ねました。
どんくっさい店員がモタモタと調べてくれたところ、「作ってないわけではないけど、要望がないのか仕入れてない」という話。
そんならまとめ買いするから仕入れてくれ、と頼んだところ、最低単位が3本ですが、ということで思い切って大人買いしたのが最初の写真です。¥840×3なんで痛かった…
でも、使ってみたらやっぱり違う。
□ヽ(´∀`*)ノ うあ~~~~。コレコレ。
でも、もしも引っ掻きキズでもあったらきっと飛び上がるであろう、このキョーレツな刺激!
吹きかけた後、たとえ3シーズン用のスーツを着る羽目になっても、シャツの中は嘘みたいにヒヤ~っと感じる。風でもあたれば、まさに『フリスク』や『ミンティア』のいっちゃん辛いヤツをガリッと噛んだ後に、鼻からバシューッと息を吐き出すあの感じを身体で実感できるのです。
その持続時間はおよそ小一時間。短いというなかれ、他のクールミストは5分と保たない事を考えると驚異的なんです。
しかも、アンメルツとかあの手のハッカ油製品を使ったことのある方はお分かりでしょうが、清涼感が一度納まったようでも、また汗をかいたりすると、肌にくっついて乾燥状態になってた成分がまた活性化するので、またぞろジワジワッと涼感が来る。
とにかく、よぉ効きます。
しかし、やっぱり今年も売ってない可能性が高い。いやそれどころか品薄になる可能性の方が高い!昨年もかなり蒸し暑い日が続いたけど、少なくとも京阪神のドラッグストア大手のいずれも扱ってなかったんですよね。
そこで▼コレですよ。近所で買ったときはテンパっててこの手に気づかなかった。
ネットで買うこと。それも店によっては巧く合わせて買えば送料無料になる。
てことで、がんばれ、暑さに弱いオヤジたち。(。-`ω´-)9
ヽ(´∀`*)ノ ほな、また。