夢は、世界中の再非行を減らし、笑顔を増やすこと

僕は、情けないことですが、再非行を増やし、笑顔を減らしてきた、元非行少年
今の夢は、世界中の再非行を減らし、笑顔を増やすこと
自分と未来は変えられる
でも、一人では変えられない


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「息子が逮捕されました」
と今日、保護者さんからご連絡があった。
もうすぐで20歳になる少年。
少年が中学3年の時に一緒に富士山の頂上まで登ったことなどを思い出しながら、とても悲しい気持ちになった。
 
再非行防止の活動をやっている中で、「息子が逮捕されました」と保護者からご連絡をいただく瞬間は、無力感を感じる時であり、悲しい気持ちになる。
でも、すぐに気持ちを切り替えて、少年とのこれからを考えるようにしている。
 
4日前には、嬉しいことがあった。
3年ほど前から関わっている少年がいて、付添人をさせてもらい少年院に行ってしまい、仮退院後もサポートを継続したけど再非行をして、2度目の少年院に。
去年の年末に2度目の仮退院をしたときは、再サポの自立準備ホームに入居してもらい、サポートを継続させてもらっている。
協力雇用主の会社で働かせてもらっているのはいいが、遅刻や欠勤が時々あり、こちらとしては心配が尽きない。
4日前は、朝の6時に会社に集合して約3週間程度、出張に行く予定だった。
これを遅刻・欠勤をしてしまったら、まずいと思っていた。
以前の出張の時は、朝の4時頃に連絡したら、連絡がとれず地元で遊んでいたので、何とか連絡をとり、迎えに行き、ぎりぎり出張に間に合った経緯があったので、余計に心配だった。
でも、何とか4日前は自分で起床して出張に行ってくれた。
すごく嬉しかった。
と思っていたら、一昨日連絡がきて、出張先でキャバクラに行き多額のぼったくりにあったのことだった。
ちょうど給料をもらってすぐだった。
ぼったくりにあったお金を犯罪まがいのことで取り返そうと考えないように、根気強くサポートを継続していきたい。
 
昨日は、早朝に別の少年から電話。
深夜の電話や早朝の電話は、かなりドキッとする。
「原付が盗まれました」
という電話だった。
とても残念だったが、原付がなくなり、僕が仕事の現場まで送ることになり、少年の勤務先の社長にはじめてお会いさせてもらいご挨拶できたことはよかった。
昨夜、さっそく妻にも手伝ってもらい、少年には盗難届を出してもらった。
 
今日は、4sホーム尾張に入居している別の少年と一緒に、市役所に行った。
転職をして社会保険ではなくなったため、国民保険の手続きをおこなった。
少年には、国民保険の手続きをする合間で、2つの話しをしないといけなかった。
少年にとっては耳が痛い話しなので、僕も心に痛みを感じながらも、言うべきことは言わないといけないし、時には嫌われる役も買わないとサポートではない。
1つの話しは、少年も真っ直ぐに受け止めてくれて話しが進むことになった。
もう1つの仕事の話しは、今日は進めることができなかった。
少年を信じたい。
 
先週の金曜日は、関西の2つの少年院で面会。
 
男子少年院の面会では、初めて会う少年だった。
仮退院と同時に、地元・親元を離れて、本気で変わるために、再サポの自立準備ホームに入居することに決まった。
でも、遊びたいとかではなくて、地元から離れたくない大切な理由もあるので、少年の心が葛藤していることがすごく伝わってきた。
仮退院したら、葛藤はもっと大きくなり、表面的な行動にも出てくると思うけど、こちらも肚を据えてサポートをさせてもらわないといけない。
 
もう一つの少年院は、女子少年院。
再サポで、女子のサポートをするのも、女子少年院に面会に行くのも初めて。
サポートを断られるかと思ったら、あっという間にサポートを受け入れてくれた。
面会途中で、涙を流す姿や、家族への気持ちを話す姿もあり、こちらの心も深く突き動かされた。
 
2月11日(土)は、名古屋市発達障害者支援センター主催の講演会で、中区役所にて講演をさせてもらった。
とても嬉しかったのは、講演に行く前の一つの連絡。
再サポでサポートが終わり、現在は20歳となり、少し前に成人式を迎えた青年からの連絡だった。
講演などに行きたいです。と言ってくれたので、講演会後の懇親会に誘ったら快諾してくれて、実際に参加してくれた。
そして、懇親会参加者の皆様が青年をあたたかく迎え入れてくれて、青年と一緒に美味しく楽しく日本酒を飲み交わせた。
少年のLINEのトップ画像は、大切なお母さんと、成人式の袴姿の青年の2ショット。
この青年は、鑑別所で親の面会を拒否したり、他の少年より長く少年院に入った経験があるが、今を生きている。

再サポで現在サポート中の少年は約30人になったため、上記以外の少年たちとの日々の関わりはさまざまあります。
 
今日も、明日も、明後日も、非行少年と共に、悲しいことや、嬉しいことや、悲しいことがあると思うけど、逃げずに、諦めずに、さまざまな人と手を合わせながら、再非行を減らし、笑顔を増やしていきたいと思います。
 
少年たちは、自分を認めることと、自分を信じることが大切。 
そのために、先ずは少年の周りの人たちが、少年を認めて、少年を信じることが欠かせない。

再サポの大切な仲間である渋谷さんより、いざという時のために四つ葉のプレゼントをもらった。
早速、大阪の2つの少年院面会と、土曜日の講演会で使わせてもらった。

少年の周りの人たちも、孤立せず、周りから認めてもらい、信じてもらうことが、結果として四つ葉の真心に繋がる。

他人から認められるから
他人を認めることができて
自分を認めることができる

他人から信じられるから
他人を信じることができて
自分を信じることができる




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少年が逮捕されて、少年鑑別所に措置されると、付添人がつくことがスタンダードになってきた。
33歳となった僕は、16歳、17歳、18歳の時に広島少年鑑別所に入ったが、付添人がついたのは、18歳の時だけ。
付添人は国選でもなく、法律扶助でもなく、父がお金を出した私選だった。
今のように、国選や法律援助にて、保護者負担も本人負担も0円で付添人がつくのは、ほとんど聞いたことがなかった。
 
福岡の弁護士さんたちが立ち上がり、全件付添人の機運が盛り上がり、今では本当に全件付添人というのが基本になっているように感じる。
 
全国で、少年事件の付添人というと、弁護士がなるものだと思っている方は、専門家の方も含めてほとんどだと思う。
 
僕は、東海・非行と向き合う親たちの会の世話人という立場で、弁護士資格はないけど、家庭裁判所から許可をもらい、付添人活動を始めるようになった。
 
初めて、付添人になったのは、平成23年6月。
暴走族の少年で、試験観察となり、色んなことがあったけど、暴走族を脱退して、今は父親になっている。
それから、NPO法人再非行防止サポートセンター愛知を平成26年8月に設立してからは、再サポ愛知として付添人活動をおこなっている。
平成23年6月から、今日に至るまでに、25件の付添人をさせてもらった。
内訳は、以下。
名古屋家庭裁判所 5件
名古屋家庭裁判所一宮支部 14件
名古屋家庭裁判所岡崎支部 4件
津家庭裁判所 1件
岐阜家庭裁判所 1件
※すべて、弁護士付添人がついていて、プラスで僕が弁護士以外の付添人としてつき、弁護士と二人で一緒に付添人をさせてもらった。
 
少年事件の付添人活動をしていると、さまざまなことを思うことがある。
去年の6月1日から、新少年院法・少年鑑別所法が施行となり、今は少年法適用年齢引き下げが現実になろうとしていることなど、非行少年に対する制度の動きが一つのターニングポイントだと思うので、僕が付添人をさせてもらって思ったことなどを、共有させてもらいたい。
 
色んなことを思うが、特に4つある。
 
①非行少年に関わる支援者は、場面ごとに登場して、消える。
少年が逮捕されると、留置所→鑑別所→少年院→保護観察という順番に進むことが多いが、場面ごとに専門家や支援者が登場し、すべての場面において一貫して支援することが決まっている専門職はなく、制度にもなっていない。
再サポ愛知では、付添人から少年との関わりを始めると、少年院に行っても面会を定期的に重ね、保護観察になったあとも約半年間、再非行防止サポートを継続することを決めている。
再サポ愛知を平成26年8月に設立してから、鑑別所・少年院からサポートを始めた少年は約50人となった。
少年が少年院に行ったあとに、付添人弁護士、家裁調査官、裁判官、鑑別技官などが登場するのは全然聞いたことがない。
少年が保護観察になったあとに、少年院の法務教官が社会内で支援を継続することも聞いたことがない。(少年院に行けば会ってくれる。電話をしたら対応はしてくれる)
本当に、少年たちの再非行防止サポートをおこなうのであれば、非行少年と一貫して関り続ける専門職は必要。
 
②弁護士以外の付添人を増やす仕組み作りが必要
全国でも少年事件の付添人になっているのは、弁護士ばかり。
時々、弁護士以外の人も付添人になったケースは聞くが全国的にも極めて少ない。
弁護士以外の付添人が必要だと思いながら活動を続けていたら、なぜか平成27年6月から、僕の名古屋家庭裁判所の付添人選任届けが不許可になるようになった。
それまでは、名古屋家庭裁判所の付添人選任届けはすべて許可されていたが、平成27年6月からは、8件連続で不許可となっている。
今月は、名古屋家庭裁判所豊橋支部にて、付添人不許可となった。
しかし、平成27年6月以降も、名古屋家庭裁判所一宮支部、名古屋家庭裁判所岡崎支部の付添人選任届けは許可になっているので、余計に理由が分からず、不許可理由を名古屋家庭裁判所に何度か求めたが不許可理由を説明されることはなかった。
名古屋家庭裁判所、名古屋家庭裁判所豊橋支部は、付添人は不許可だが、鑑別所での面会、審判出席は認めてくれているため、不許可となった9件の少年たちには、できる範囲でのサポートをおこなった。
 
弁護士以外の人が付添人になれたらできることを、以下に記載します。
・一般面会の面会時間に限らず、平日の夜間でも、土曜日でも、少年との面会ができる。
・面会の際、面会時間の制限がないのと、鑑別所職員の同席がないため、面接室で少年と二人で話し合える。
・家庭裁判所にて、法律記録(警察が作成した少年の供述調書、少年の共犯の供述調書、被害届けなど)、社会記録(少年の保護者の回答書、学校の回答書、保護観察所の意見、鑑別結果通知書、調査官作成の記録・意見など)が、すべて閲覧できる。
・鑑別技官、弁護士付添人、調査官、裁判官、学校、職場など、審判前に、付添人として、カンファレンスや打ち合わせができる。
・裁判所に意見書を提出できる。
・審判に付添人として出席できる。
・少年が少年院送致になった場合、抗告期間である2週間以内は、送致された少年院で抗告の意思を確認するために、通常の少年院の面会許可がなくても付添人として少年と面会ができる。
 
今日も、名古屋家庭裁判所に、一人の少年の付添人選任届けを提出した。
現在は、許可・不許可の結果待ちの状態。
 
③約4週間の鑑別期間はとても重要であり、記録などを活用した方がいい
少年は、観護措置になると約4週間、少年鑑別所で生活をする。
その過程で、鑑別技官や、家裁調査官、付添人などが、関わっていく。
僕は、少年の人生にとって約4週間の鑑別所での期間はとても重要だと思っている。
少年法適用年齢が18歳未満に引き下げになると、約3人に1人が鑑別所に入る機会を失ってしまうので、僕は少年法適用年齢引き下げには反対。
現在、少年院にいる少年のサポートをおこなったり、保護観察中の少年の身元引受人になり自立準備ホームで少年を受け入れさせてもらったりしているけど、付添人をしている時に閲覧することができた法律記録や社会記録を目にする機会はない。
でも、法律記録や社会記録には、少年に対して再非行防止サポートをおこなっていく上でとても重要な情報がつまっている。
非行少年の社会内処遇のキーパーソンである保護司も、法律記録や社会記録を閲覧したことはないのではないかと思う。(今度、保護司に確認してみたい)
非行少年に対して、施設内や社会内で、再非行防止サポートをおこなう支援者や協力者に対して、法律記録や社会記録をどこまで開示するかの線引きをして、開示をし、再非行防止に積極的に活用していくべきだと思う。
再サポ愛知は、自立準備ホームを運営しているが、委託を受ける保護観察中の少年の一般順守事項・特別遵守事項を保護観察所から教えてもらうこともない。
 
④非行少年を、親元や地元から物理的に距離を置くチャンネルを増やした方がいい
鑑別所に入る少年も、少年院に入る少年も、保護観察で社会に帰る時に、ほとんどの少年が施設に入る前と一緒の、親元・地元に戻ることが多い。
約1ヶ月の鑑別所の期間、約半年・約1年の特殊な少年院の期間を過ごしたあとに、少年が以前と一緒の環境の中で、変わることを求めるような仕組みは変えた方がいいと思う。
平成27年の犯罪白書の統計をみたら、少年院を仮退院した少年の約9割は親元に戻っていた。
全国の更生保護施設の少年の定員が、年間の少年院仮退院者数の約1割なので、鑑別技官・家裁調査官・付添人・少年院の法務教官などが、この少年は親元・地元に戻らない方がいいだろうなあと思ったとしても、現実的に他のチャンネルがないのと、少年受け入れの自立準備ホームが増えたとしても予算の計上ができるかが課題だと思う。
少年は鑑別所や少年院でとても重要で意義のある期間を過ごしているので、その期間をしっかりと生かす意味でも、施設に入る前と施設に入った後の環境を一定期間、変えていくことも、少年自身が変わることに大切なことだと思う。
 
少年が鑑別所や少年院に入っている時、保護観察になった時に、少年の保護者に対するサポートをおこなう専門職や制度がないことも、大きな課題。
 
僕は情けないことに、元犯罪者。
再非行を増やし、笑顔を減らしてきたので
再非行を減らし、笑顔を増やしていきたい。
 
 
 

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2月23日は、常滑市更生保護女性会にて、約60名の方に対して講演。

2月25日は、みよし市のワンコインこころと地域研究会にて、約20名の方に対して講演。

常滑市とみよし市では、以下に沿ってお話をさせてもらった。

前半では
僕自身が中学1年生から非行を始めた心境
中学1年生から始まった非行がエスカレートしていく時の心境と、24歳まで再犯を止めることができなかったこと
生き直しのきっかけと、そこからも挫折の連続

後半では
NPO法人再非行防止サポートセンター愛知の、ミッション、4つの事業、サポートの流れ、大切にしている3つのこと、設立から今日までのサポート少年の人数、最後に皆さまと共有したいこと

ありきたりな言葉だと思うけど、子どもや青少年は、特に、大人が信じること、認めること、ありのままを必要とすること、そして『大人も孤立しないこと』が、とても大切だと痛感させられた。

僕も二人の娘の父親をさせてもらっているので、大切にしていきたい。






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