お店をやること、写真を撮る事の両立。
去年一昨年の2年間、雇われ店長でやっても難しかった事を今回は自分が完全なる責任者でやるという事、不安もあります。
二十代の時占いで「三十歳の時にやりたい事を決めなさい」と言われました。
あまり占いとか信じないけど、何故かその言葉だけはずっと残っていて、
三十歳の時、僕は「自分のやりたい事を詰め込んだお店をやる」を目標に掲げました。

31歳で雇われ店長をやって、目標に迎えていた中、写真の仕事に関してはずっと模索がはじまりました。お店の事でいっぱいいっぱいのなって、一度お店で「写真は仕事としてはもう辞めてもいいかもしれない」とボヤいた時に、昔僕の写真を好きと言ってくれた人がいて、凄く悲しそうな目でこちらを見てました。不甲斐なさを感じました。

お店をはじめて1年経ってようやく写真とお店の両立をすることが出来てきましたが、
前回のお店を終えて改めて両立のスタートがはじます。

この半年間、時間はあったものの、撮りたいものはなんだろうとずっと考える期間でした。

新しいお店の準備…と言っても自分でやる事よりも人にお願いをする事ばかりなので
このタイミングで大阪と名古屋に言ってきました。

大阪には、僕のカメラマン友達、そして僕の写真のファンと公言してくれる人が居ます。
そんな2人に会いに行きました。2人にお店の報告。
そして、自分の中でのけじめとして2人の顔を見てきました。

そしたら写真が撮りたくなりました。
結局撮りたいものは、好きなもの、好きな人。



それが気づけただけでも儲けもんでした。

名古屋では昔からお世話になってる友達のお母さんがなんと演歌歌手としてメジャーデビューするという事でお披露目パーティーの撮影に。



いつもお世話になりっぱなしのお母さんに、少しでも恩返しが出来たのなら、嬉しい。



また、友達の小4の姪っ子が、写真に興味があるというのでカメラ教えながら撮影、びっくりするくらいいい写真を撮ってました。前のめりで撮影する姿勢、いい刺激もらいました。



そんな姪っ子ゆーなに撮ってもらった写真、いい写真だ^^

撮りたいもの、好きな人、好きな空気感。






あたたかいもの、家族の風景。

大阪に引っ越した、僕の音楽イベントによくでてくれたしほちゃん。
2人目のお子さんが産まれて、すっかりお母さんの顔。
しほちゃんの吹くフルートが好きです、今のしほちゃんが吹くフルートも聞きたい。
新しいお店でライブが出来て、しほちゃんがライブやれるようになったらライブをやってもらう約束をしました。約束は、目標。1人じゃない、2人で作る目標。




相変わらず大好きな林レイナさんは歌を唄ってくれてます。
レイナさんの唄う姿は、凛々しい、大好き。




CDジャケットを撮らせてもらった金仙花のワンマンライブも撮りに行きました。
とても楽しそうなボーカル味可ちゃんを撮れて、嬉しい。
好きな人が嬉しい時を撮るのは嬉しい。





僕は写真もそうだけど、ライブイベントというものも続けています。
もう8年になります。日曜日に開催したイベントも、大好きな人に集まってもらえて心地よい夜になりました。イベントをやっていると、いいことだけではなくて、反省する事も、出演者と意思疎通ができなかった事も、沢山ありました。

毎回、もっとこうしなきゃいけなかったなって思う事は一つはあります。
そんな時に思い出すのは明石家さんまさんの言葉

「アカンかったと思ってもそれが今日の一番の出来。
 その日のベストを出してアカンかっただけのことやから。」


だからもっと実力をつけるように頑張ります。
やりたい事が多すぎて散漫になってしまうかもしれません。
でもやりたい事は全部好きな事、好きな人と関わる為にやる事。

だから両立したい、最善の折り合いをつけながら、やりきりたいなと思いました。

イベントの前の日、AKB総選挙で須田亜香里さんのスピーチがとても染みました。

「今まで私は結果が全てだと思って生きてきました。
でも本当は大事なのは表面上の結果じゃなくて、その中にどれだけの方の気持ちが入っているかなんだなって、それまでにどれだけ自分が1人1人の方と気持ちを通わせる事ができたかという事が1番大事なんだなと気付きました。」


次の日のイベントに大きく影響しました。
最後に楽しく飲めたのもこの言葉があったからだと思います。
出演者さんとのイベントに出演してもらえるまでの過程の中にある気持ちを大事にしなきゃと。

アイドルに学ぶ事なんてあるんだじゃなくて、全ての人から学ぶべきことがあります。
年上年下関わらず、34歳になっても学ばなきゃいけない事が沢山あります。
アンテナをこれからもはりながら生きたいです。



とてもこの歌は染みました。自分が企画したイベントを自分で楽しめる、とても幸せな事だと思う。
この感覚を忘れないように。

「三十歳の時にやりたい事を決めなさい」
という答えは「好きな事を好きなだけやる」に決めました。