冬の一大イベントのバレンタインが終わり、
東京では実りそうな恋心をふんわりと後押ししてくれるような「春一番」が吹き、
ドキドキ、ウキウキの連休が続いたの2月でしたね
少しずつ暖かくなる春もすぐそこですが💛
皆さまはいかがお過ごしですか
そう「春一番」と言えば、しおんにはちょっとヒミツの思い出があります
シゴトにも恋にも全力だった20代のころ、男女2✖2の飲み仲間がいました。
仲間内の誰かが付き合うわけでもなく、バレンタインにチョコを渡すでもなく、
近況報告や相談事をしながら、よい距離感でワインを酌み交わす、ゆるい友達でした。
出会って4年ほどたった、まだ今よりもずいぶん寒かった頃の2月の今頃、
飲み会の帰り際に、背の高い方の男友達がそっと私にだけ聞こえる声で言ったのです。
「もし春一番が吹いた日にさ、僕に会いたいと思ったら電話して」
今でもよく覚えているのですが、
私は驚きつつも冷静さを装って「ん。OK~」と返事をしました。
でも脳内はただ「春一番?」「なにそれ」「突然なんで?」の繰り返し。
ハンサムで優しいけどノーマークだった彼からの突然の依頼に戸惑っていました・・・
でも不思議なことに、その日から毎日、少しずつ暖かくなるにつれて、
「春一番、早く吹かないかな~」
なんて心待ちにしている自分がいたのです
それから3週間ほどして、ついに春一番が吹きました。
ゴウゴウと🍂まるで恋心を掻き立てるかのように強く生温かい春風。
でもちょうど彼は海外出張中。
私も明け方まで続く接待の飲み会の予定が入っていました(時代ですねw)。
結局私は📞「会いたいな」って電話をかけることもメールを送ることもできず、
そのままお互いに気持ちの確認もしないで、
始まらずに終わった「春一番」の恋の思い出です
「春一番が吹いたら」なんてキザな誘い方、イマドキの子はするのかな~💗
ということで
"恋のシーズン" にピッタリのしおんイチオシのワインの
ご紹介で~す。
それはずばり💛
ハートが描かれたラベルがカワイイ、
フランスのボルドーワイン
「シャトー・カロン・セギュール」
ご存知ですか?このワイン。
実はと~っても恋に効くんです💗
このラベルのハートには、なんと、
「世の中にはすばらしい女性がたくさんいるけれど、僕の心には君だけしかいないよ」
っていうメッセージが込められているんですって💘
はぁ~ん🥰こんなのホワイトデーに貰っちゃったりしたら、
春一番が吹かなくても、しおんのハートはズッキュ~~ン!!ですよ
さてここでちょっとワインのうんちく「ボルドー 入門編」です。
【ボルドーワインってどこかセレブな香り。いったいなぜ?】
なぜ「ボルドーワイン」という単語からは「セレブ感」が感じられるのでしょうか
それは、この「シャトー・カロン・セギュール」のように、
いくつかの本当にセレブリティ(貴族っぽくて大金持ち)なワイナリーが、
ワイン界で最も重要な「ワイン格付け」にランクインしていて、
非常に高い価格で取引されているからです
その格付けの名前は「メドックワイン格付け」
できたのは今から170年ほど前の、1855年。
場所は、フランスのボルドー地方のメドック地区で、
そのエリアのワイナリーが格付けされました。
格付けを命じたのは当時の皇帝「ナポレオン3世」で、
パリ万博で、ボルドーワインを大々的に世界にアピールするために作らせました。
【ボルドー地方ってどんなとこ?】
「ボルドー地方」はフランスの左側、
大西洋に面しているくぼんだカーブの真ん中くらいに位置しています。
フランスを、いや世界を代表するワインの産地で、広さはなんと東京都の半分くらい
そこに1万軒ものワイナリーがあります
フランスの他のワイン産地に比べて貴族が所有する豪華な建物のワイナリーが多いので、
フランス王家やパリ市との繋がりが深いのが特徴です。
ヴェルサイユ宮殿を建てる時や、
今から数年前にパリのノートルダム寺院が火災になった時にも、
ボルドーのワイン組合が特別にオークションを行って、多額の寄附をしています。
ただ当時の人は、とにかく広すぎるしワイナリーは多すぎるしで、
いったいぜんたいどれをどう選んだらいいのか分からない!という状態でした。
そこで特に高値で取引されていた「メドック地区」にある、
上位約60軒(当時は57、今は61)が選抜され、1級~5級までに分けられました。
1万軒の中のわずか60軒!
それはそれはプレミアム感が付いて、外国人に飛ぶように売れ始めたのです
しおん💗ズッキュ~~ンのこのハートラベルのワインは「3級」にランクインしています!
すご~~い👏!!
※ボルドー地方では古くからワイナリーのことを特別に「シャトー」と呼びますので、
私も↓ココからはシャトーと言いますね。
【ボルドー五大シャトーって何?】
皆さんは「ボルドー五大シャトー」という単語、聞いたことありますか
それはこの格付けの頂点「1級」に君臨している僅か5軒のワイナリーのことです
🌟シャトー・マルゴー
🌟シャトー・ラ・トゥール
🌟シャトー・ムートン・ロートシルト
🌟シャトー・ラフィット・ロートシルト
🌟シャトー・オー・ブリオン
正にしおんがお世話になっている超富裕層の方々のワインセラーに必ず(100%)鎮座しているセレブ御用達ワインです。
お値段は一番安くても1本10万円くらいからで、
年代が古くて希少なものは、オークションで500万円の値が付くこともあります
さてそんなセレブな「ボルドー五大シャトー」たちですが、
実は広大なボルドー地方の中でもギュギュっととても狭いエリアに固まって建っていて、
5つのシャトーのうちの3つは「ポイヤック村」という小さな同じ村の中にあります。
そしてこの、しおん💗ズッキュ~ンの「シャトー・カロン・セギュール」は、
その「ポイヤック村」のすぐ北側にくっついている「サンテステフ村」にあるのです。
この辺り一帯は、名実ともに本当に美味しい🍇ブドウがたわわに実るエリアなんです
【ボルドーワインのネーミング】
格付けにランクインしているシャトーの多くは他と比べて大規模なので、
それぞれのシャトーから3つくらいの価格帯の銘柄がリリースされています
日本のビールで例えると、
アサヒの「アサヒ・ザ・リッチ」→「スーパー・ドライ」→「クリア・アサヒ」
キリンの「一番搾り」→「本麒麟」→「淡麗グリーンラベル」
サントリーの「マイスターズ・ドリーム」→「ザ・プレミアムモルツ」→「金麦」
サッポロの「ヱビス」→「黒ラベル」→「GOLD STAR」
といった感じでしょうか
それぞれ、コクや飲みやすさ、コンセプトが異なります
ボルドー地方のワインの名前は、シャトー名をそのままワイン名にするのが特徴です
数種類リリースしている場合は、最上級の一番高い銘柄にそのシャトー名が付きます。
2番目、3番目の銘柄のネーミングは実に自由なのも面白いですよ
【恋に効く「シャトー・カロン・セギュール」】
1番高い銘柄:「シャトー・カロン・セギュール」(2万円)
2番目の銘柄:「ル・マルキ・ド・カロン・セギュール」(7,000円)
3番目の銘柄:「ル・セー・ド・カロン・セギュール」(5,000円)
どのラベルもハート💗モチーフの可愛さはそのままで、リーズナブルになるにしたがって
デザインが良い感じにシンプルになっていくから分かりやすいですね笑
私はこれまで何度もワイン講座でこの3種類のワインの飲み比べをしてきました
もちろん同じヴィンテージ(年)で。
まず銘柄も価格も明かさずに、
生徒さんの目の前の3つのグラスに3種類のワインを注いで、
じっくりと香りをかいで味わってもらいます
このワインの会の特徴は、いつもチョコレートとおしゃべりがあること!
皆でバレンタインのエピソードなんかを打ち明けたりしながら、
ワインの甘酸っぱい果実味やチョコミルクのような胸キュンのくちどけを堪能して、
どの銘柄が皆の今の "恋心" に近いか~、なんてワイワイ🍷
そして最後に一番美味しかったものを投票してもらうのです
しおん的データによる結果発表です!
🍷1番高い銘柄:「シャトー・カロン・セギュール」(2万円)
一番高価なのになんと毎回ほぼ最下位💦
ですが、アラフォー以上の既婚男性やワイン愛好家の方にとっても人気
🍷2番目の銘柄:「ル・マルキ・ド・カロン・セギュール」(7,000円)
ほぼ2番人気ですね
パートナーと良い関係を保っている落ち着いた雰囲気の方々に支持されます
🍷3番目の銘柄:「ル・セー・ド・カロン・セギュール」(5,000円)
一番お安いのに必ずいつも一番人気
主な支持層は20代の男性と、幅広い年代の女性
恋煩い中の方の場合は、どこか前向きな気持ちになれるとか、
バレンタインで始まったばっかりの恋人と一緒に飲みたいなとか、
どこかウキウキ・ワクワクの恋心を後押ししてくれるみたいです
みなさんもぜひ機会があればしおんのワイン会にご参加くださいね。
ボルドーワインの人気の順位と価格の順位の反比例について、
検証しながらお伝えいたします💗
さあ春の到来!ホワイトデーまでの特別なこの恋の季節、
ぜひボルドーワインの力を借りて素敵な時間をお過ごしくださいね
あさくまホームぺージにて、
あさくま店舗で飲めるワインをご紹介!
詳しくは下記リンクから
https://www.asakuma.co.jp/asakuma-wine/