お茶のいれ方@一保堂 | 歩いて飲んで食べて

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丸の内仲通りを散策している中で、気になったお店「一保堂茶舗」さんを訪問。ぶーぶーヒツジ
享保二年(1717年)創業。京都に本店を構える、歴史あるお茶屋さんです。
お店の方にお茶のいれ方を教えてもらいながら、抹茶、玉露、煎茶、番茶をいただけます。茶

いただいたのは、玉露の「甘露」と、煎茶の「嘉木」。
$歩いて飲んで食べて-甘露
$歩いて飲んで食べて-嘉木

●玉露「甘露」
50℃のお湯でいれます。
一杯目は茶葉にお湯を入れて1分20秒待ちます。急須は揺らさずそっと見守ります。
急須を茶器に対して垂直にたて、最後の一滴までそそぎます。急須は揺すらず辛抱強く。
急須を揺らすと雑味が出てきてしまうのだとか。

一杯目は、味が濃く旨みが詰って甘く、抹茶の風味も感じます。
二杯目以降は50℃のお湯を急須にそそいで、待たずにいただきます。


●煎茶「嘉木」
70℃のお湯でいれます。
一杯目は茶葉にお湯を入れて40秒待ちます。急須は揺らさずそっと見守ります。
急須を茶器に対して垂直にたて、最後の一滴までそそぎます。急須は揺すらず辛抱強く。

一杯目は甘みを感じ、二杯目以降はほどよい苦味も感じます。
玉露に比べて煎茶の方が、普段飲んでいるお茶に近かったかも。


お湯を冷ます時には、複数の茶器に移しかえていきます。
茶器から茶器に一回移すと約10℃温度が下がるのだとか。
70℃のお湯は、湯気が落ち着き、茶器を2~3秒落ち着いて持てるのが目安。
50℃のお湯は、茶器がホッカイロくらいの温かさになっていればいいみたい。
お湯の温度を肌で覚えながら、お茶菓子もいただきながら、5杯いただきました。テヘ
$歩いて飲んで食べて-水まんじゅう
$歩いて飲んで食べて-かるかん

こんなにもお茶のことを考えて、ゆっくりお茶を愉しんだことはないかも。
いい経験をしました。

日本人として生まれて30年。
せっかく日本にいながらも、茶道はおろか、きちんとお茶をいれたことがございませんの。sei
お茶をいれる時に、お湯の温度に気をつけた方がいいってのは聞いたことがあるけれど、
具体的に何度がいいのか、どれくらい注ぐのとかなど知らずにお茶をいれていました。。。
早く色が出ればいいなと急須を揺らしたりね。。。(°д°;)
お茶の種類によって適しているお湯の温度を知ることができてよかった。くま


ゆったりとした広いテーブルで、まったりできます。
お茶の種類は様々、英語メニューもあるので、外国の人を招待するときにもいいかも。
$歩いて飲んで食べて-看板

一保堂茶舗 東京丸の内店日本茶専門店 / 有楽町駅日比谷駅二重橋前駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5