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 運動会の季節。これまで五輪などで陸上競技を取材したが、男子100メートルなど大会の華となる種目の撮影テクニックは徒競走などにも応用できる。

 スポーツシーンの撮影で一番大切なのはポジション決め。被写体がウサイン・ボルト(ジャマイカ)選手でもわが子でも「事前取材」は欠かせない。どのレーンを走るのか、どんな背景になるのか、ゴール後の導線は-などを確認する。運動会を一眼レフで撮る場合は70~300ミリクラスの望遠系ズームレンズが欲しい。ゴールの表情だけでなく、遠い場所のスタートシーンもカバーできるからだ。

 オートフォーカス(AF)は、動く被写体に連続して焦点を合わせる「コンティニュアスAF」などの機能を使うと便利。徒競走のスタートからゴールまで、ピントの合った写真が撮れる。

 ぜひ狙いたいのはレース終盤の競り合い。ゴールの瞬間より、選手の表情が生き生きとしていることが多いからだ。低過ぎる位置でカメラを構えると、手前のゴールテープにピントが合ってしまい、わが子がピンぼけとなりかねないのでご注意を。(写真報道局 奈須稔)