NHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」 第8回「初めての父」 ・・・梅満開 | 朝日asahinobのブログ

NHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」 第8回「初めての父」 ・・・梅満開

今朝の滋賀県野洲は大雪です。

2月の最終日、明日はもう3月です。

梅が既に咲き誇り、紅梅は満開、白梅がチラホラ咲き始め春はもう来ていました。


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 2月27日の滋賀県野洲、希望が丘公園の梅








NHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」 第8回「初めての父」









NHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」 脚本家の言葉

に続いて、 昨日(2月27日)放映されたのが、


http://www9.nhk.or.jp/go/story/story08.html



第8回「初めての父」、でした。


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天正10年(1582)秋、市(鈴木保奈美)と柴田勝家(大地康雄)の婚儀の日を迎える。
 しかし、茶々(宮沢りえ)と初(水川あさみ)は、どうしても義父・勝家を受け入れられず、亡き父・長政への母の裏切りを許せない。江(上野樹里)も、初めての父に戸惑っていた。
 一方、秀吉(岸谷五朗)は憧れの市を勝家に取られたことへの激しい怒りをおね(大竹しのぶ)にぶつけていた。あきれるおねだが、秀吉の中には勝家を討ち滅ぼす決意がわき起っていた。


 江たち三姉妹は、母の新しき嫁ぎ先である越前・北庄城に移り住む。姉たちは相変わらず勝家とはよそよそしく、市は途方に暮れる。江は、姉たちのような嫌悪を感じないものの、父と呼ぶことができない。

 戸惑う江は、厩(うまや)番・与助(大竹浩一)の目を盗んでひとり馬で駆け出す。ところが嵐となって道に迷い、一昼夜城に戻れなくなってしまう。

 城内は大騒動。しかし、翌朝何もなかったように帰ってきた江を、勝家ははり飛ばす。上に立つ者のあるべき振る舞いを説き、無事帰ってきた江を抱きしめ涙する勝家。その深い愛情に、江、茶々、初は心動かされる。

 そして、この日を境に、勝家と三姉妹を包む空気は一変する。その一方で、秀吉は着々と戦の準備を進めていた。








そして、次回は、

第9回「義父の涙」、と続いていきます。


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江(上野樹里)たち三姉妹と義父・勝家(大地康雄)の間には家族の絆が芽生え、幸せな時を過ごしていた。
 そんななか秀吉(岸谷五朗)は、信長の葬儀を京で大々的に行う。織田家筆頭家臣の勝家や、信長の妹・市(鈴木保奈美)を蚊帳の外に置いた行動に、市や勝家は怒りをあらわにする。
 さらなる秀吉の暗躍が伝わるなか、三姉妹は二度と戦を起こしてほしくないと義父に強く訴えるが...。












脚本家、田渕久美子さんの作品として見ても、NHK大河ドラマとして見ても完成度の高さを感じます。(歴史的な観点は別ですが・・・)





この田渕久美子さんに関しては、


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E6%B8%95%E4%B9%85%E7%BE%8E%E5%AD%90




エピソード

  • 脚本家を目指したきっかけは、山田太一の脚本したドラマ「想い出づくり。」のテロップ「脚本 山田太一」の部分が自分の名前に見えた事から。
  • 自分の作品は基本的に見ない。本人曰く「勝手に台詞の言い回しが変えられていると腹が立つ。精神安定のためになるべく見ないようにしている」。
  • パソコンのファイル整理が苦手で、使っているパソコンの画面はアイコンだらけである。取材で来ていた安住紳一郎曰く「新しいスクリーンセーバーかと思った」。
家族
  • 私生活では離婚歴があり、1992年に結婚した最初の夫とは1999年のクリスマスイブに"仕事のために"離婚。その後3年間は同居。2006年に再婚した2番目の夫とは「篤姫」放送中の2008年10月に死別。前夫との間に設けた1男1女の母でもある。
  • 最初の夫との離婚の原因は、長女出産直後にあるドラマの打ち合わせの際にプロデューサーから「育児をしながら脚本が書けますか」と言われたためという。また離婚の際も夫に、籍を入れたまま別居か、離婚して同居かの2択を提示し、夫は後者を選択、田渕は寛大な夫に感謝したという。
  • 『篤姫』脚本執筆の際、田渕に歴史の事を教えるなど多大な協力をした2番目の夫は、篤姫が放送されて3ヵ月後に体の不調をきたすが、大丈夫と言い張り病院に行かなかった。その後、夫の体調は悪化し、篤姫終了後に末期の大腸癌と診断された。夫の手術の日は篤姫の打ち上げパーティーがあり、功労者である田渕はどうしても抜ける事が出来ず、パーティー終了後すぐに駆けつけた。術後は筆談でやりとりをするようになり、最後は「愛しているよ」の言葉を残し、夫は亡くなった。
  • 田渕の長男は、田渕が執筆中で忙しい時には家事を替わりにやる。また長女を可愛がっており、長女を呼び出してはいじくり回して解放するという。



田渕さん自身にも凄いドラマがあるようで、だからこそ脚本家、という面もあると思います。



昨日アップの、田渕さんの言葉に、




 過去に新たな視点で光を当てることで、現在を変え、未来を変える。過去を生きた人たちに感謝し、私たちはきちんと生きているのだろうかと問い直す。


 歴史を書かせていただくにあたっての、私のテーマは不動です。


 『江』を誰よりも楽しみにしているのは、この私なのかもしれません。









深い言葉です。




・・・ボチボチ継続









日付が前後していますが、以下のブログは昨日2月27日分です。




NHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」 脚本家の言葉


微妙な感じで見ている、

NHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」 です。

信長と江との、あのような会話があり得るのか?、とか家康との会話も、秀吉に対する対応も・・・娯楽時代劇として受け止めれば、実に楽しい番組ですが、歴史の真実を・・・となると複雑な気持ちになってしまいます。

とは言え、篤姫に続く作品、脚本家、田渕さんの言葉を見ていると伝わってくる感動があります。





http://www9.nhk.or.jp/go/about/index.html


脚本家の言葉 田渕 久美子

戦国、という言葉から、人はどんなことを想像するのでしょう。武士、領地の攻防、血なまぐさく凄(せい)惨な合戦、天下取り--今回、その戦国をドラマ化しようとする『江』のお話をいただいたとき、私の頭に浮かんだのは、そんなことばかりでした。前回執筆した『篤姫』の舞台、幕末には存在しない事柄でもありました。


 ただ、資料を読むうちに、江と、彼女を取り巻く人々は、どんどん魅力を増していきました。幕府の開闢(かいびゃく)に深く関わった江と、その幕府に幕を引いた篤姫。そこに因縁めいたものも感じました。でも、「戦国人」たちの感覚や息づかいはなかなか伝わってこない。

焦りを感じ始めたある日、訪れていた取材先で、ふと、気づきました。合戦も天下取りも、関わっていたのはもっぱら男だ。愛しい人が、明日にも戦で死ぬかもしれない、そんなひりひりと切迫した時代、女たちはただひとえに争いのない日々を思い、恒久的な泰平を願っていたのではないだろうか、と。

 子を産み、育て、家を守る役目の女性たちが、ひたすら平和を望むのは、戦国も幕末も、現代も変わりはないはずです。そして江こそまさに、多くの子供を産み育て、二代目徳川家を守りきった人だったのです。

 懸命に生きた女性を描けばいいのだ。それがわかると、資料に接する目が変わりました。男たちの陰で戦国を動かしていたのは、実は女たちだったのかもしれない──取材と発見を続けながら私は今、江という女性とつながる糸が、次第に太く、強くなっているのを肌で感じています。

 過去に新たな視点で光を当てることで、現在を変え、未来を変える。過去を生きた人たちに感謝し、私たちはきちんと生きているのだろうかと問い直す。

 歴史を書かせていただくにあたっての、私のテーマは不動です。

 『江』を誰よりも楽しみにしているのは、この私なのかもしれません。


プロフィール

島根県生まれ。NHKでは連続テレビ小説「さくら」(橋田賞受賞)、月曜ドラマシリーズ「妻の卒業式」、夜の連続ドラマ「女神の恋」「ダイヤモンドの恋」など話題作を多数執筆。前向きに生きる女性たちの姿を豊かな表現で描き、視聴者から深い共感を得ている。また、ドラマ以外にも映画・ミュージカル・落語・演劇・狂言など幅広い分野で精力的に執筆活動をしている。
 大河ドラマは「篤姫」(08年)に続いて2作目。激動の幕末にあって江戸城大奥を統率した天璋院篤姫の生涯を鮮やかに描写し、全国に「篤姫ブーム」を巻き起こしたことは記憶に新しい。



「篤姫」を見ていて、とても不思議に感じたことは、原作と何の違和感も感じ無かったことでした、宮崎あおいの演技力の凄さによるものだったのかも知れません・・・感動と記憶に残る番組でした。

今回も、叉別な意味で記憶に残りそうな氣がします。







「江~姫たちの戦国~」


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%9F%E3%80%9C%E5%A7%AB%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AE%E6%88%A6%E5%9B%BD%E3%80%9C



2009年6月17日に最初の制作発表がなされた。原作は2008年放送の『篤姫』の脚本を手掛けた田渕久美子。脚本も田渕が担当する。また、音楽は同じく『篤姫』以来となる吉俣良が担当する。2009年の大河ドラマ『天地人』同様に、戦国時代から江戸時代が舞台となる。

主人公は、のちに江戸幕府第2代将軍・徳川秀忠の正室となる江(ごう)。江は、過去の戦国時代から江戸時代初期を舞台とする映像作品にたびたび登場しているが、本作ではその生涯に焦点が当てられる。


姉である茶々・初と共に戦乱に翻弄されながらも、家族や周囲の人々との絆を育み、天下太平の世を願い続け、やがて将軍の正室となり大奥の礎を築いてゆく。

もはや大河ドラマの定番とも言える織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の三英傑全員が登場する内容ではあるものの、常に時代の中心で歴史を見つめてきた江の姿を通して、新たな戦国史・女性史としてのドラマが描かれる。


主役・江を演じるのは大河ドラマ初出演である上野樹里。大河ドラマ史上8人目、『篤姫』以来の女性主演となる。

また、長姉・茶々役は宮沢りえ、次姉・初役は水川あさみ、三姉妹の母の市役は鈴木保奈美(ナレーションも兼任)、江の3番目の夫となる徳川秀忠役は、大河ドラマ初出演の向井理が起用された。









・・・滋賀県人としては、ドラマの場面は何度も訪れている場所でもあり、興味深々な内容で・・・




・・・ボチボチ継続