雪 |   旭ホーム㈱の現場ブログ

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先週の日曜日から大雪になりました。


ちょうど当社は「リフォーム販売会」の開催中でしたが、大雪と吹雪の影響で


来場者は0でした。 ちょうどプログを書いている日でしたが、外に出なかった方は


大正解だったと思います。


日曜、月曜と長岡市内の道路は、市道、県道、特に国道8号線は一日中大渋滞でした。


新聞には連日、この渋滞のことで、市、県、国の危機管理が甘いとの指摘が報道されていました。


相互の情報提供のありかたが指摘されましたが、今後は連携を密にお願いします。


でも現場の除雪作業の方々の苦労も察します。このような時は、市民の協力も必要かと思います。


大雪になりそうな日は、外出を控えるよう、市民、企業に声をかけ協力を得るようにした方が良いと


思いますが?!


また九州では、急な低気温により、水道管凍結破裂により、断水を余儀なくされた地域がありました。


近年はこんなことは全くなく、全然予想していなかったそうです。


自然災害は、時に予想を超えることが起こるものです。自然に対しては人類なんて手が負えません。


なので各自が自然に向き合い、適切な状況判断をしていくことが必要ですかね。



ところで、雪が降るとみなさん雪下ろしのことが気になりだします。


雪おろしの目安ですが、新雪の場合は2m積もっても問題ないですが、


湿った雪になってくると、重さが新設の3~5倍になります。


ザラメ状の雪になると、設計時の2倍以上の重さになりますので、


一般的には、1m~1.5mの積雪に耐えるように設計されてはいます。


設計上は数値では300kg/m2  (タテ横高さが1mの場合)で計算されます。


ちなみに新雪は100kg/m2, ~ザラメ雪500kg/m2以上になります。


ということは、雪下ろしの目安は、積もった高さではなく、重さを考えなくてはいけません。


又、雪が積もった場合に、大きな地震がくると、建物が不安定になり危険側になります。


(建築基準法では、地震、強風、雪積は同時に来ないので、数値基準を軽減してもよいことになっています)

 

建物を計画する場合は、無理のないバランスのよいプランを考えることが、必要と思います。


ここに柱1本あるだけで、大きな梁がいらなくなり、安定した構造になる場合があります。


数値上では表せない丈夫な安定した建物を設計者と共に計画しましょう。