携帯電話による衛星デジタル放送の受信障害 | アサヒサテライトページのブログ

携帯電話による衛星デジタル放送の受信障害


スカパー!や11度CS放送を視聴中に携帯電話で通話するとブロックノイズ等が出て受信障害が発生する事がある。

携帯電話の種類によって使用している周波数帯が異なるので障害が発生するのは次の2つのケースだ。

・1500MHz付近の電波を使用している携帯電話でスカパー!の11.2GHzのアンテナを使用している場合
・2000MHz付近の電波を使用している携帯電話でスカパー!かCS110の10.678GHzのアンテナを使用している場合


上記のケースでチューナのフロントパネルや
同軸ケーブルに携帯電話の電波が飛込んでしまうと受信障害が発生する事がある。F型コネクター以外のプラグを使用している場合はそこから飛込む事もある。

まずは携帯電話を通話状態にしていろいろ近づけてみれば混入箇所はある程度分かるはずだ。

対処方とすると次のような方法がある。

・チューナーを向きを変えたり設置場所を移動する。
・同軸ケーブルを3重シールドの同軸に交換してみる。
・アンテナに近い場所にラインブースターを挿入してみる。
・チューナーのケースをアース(接地)する。
 

もしどうしても止まらない場合は周波数帯の違う携帯電話に変えてみるとか、スカパー!の11.2MHzアンテナの場合は10.678GHzのアンテナに10.678GHzのアンテナの場合は11.2GHzのアンテナにしてみるという方法もある。


上記以外だとまれに携帯基地局が近くにあり受信障害が発生する場合があるがその場合はアンテナから直接混入している場合もある。そういう場合はアンテナの設置場所を変更してみるのが一般的な対処方法だろう。